「不死身の戦士」ドント・ストップ MARさんの映画レビュー(感想・評価)
不死身の戦士
テロが起きた学校にて、傷ついた若者を搬送したが、彼こそがテロリスト本人で爆弾を体に巻いたまま救急車に乗せてしまった物語。
早速、偉大なりとか言って身勝手に無差別殺人を行うテロ達。映画で何度も観た光景だが、何度見ても腹立たしい。
救急車という空間でテロと対峙しなくてはならない緊張感は勿論のこと、息子がテロリストとなってしまった親の苦悩や、この状況でギリギリの判断をくださなければならない警視のプレッシャーもよく描かれていた印象。
親とのコミュニケーションって思ったより大事なのかもね。
逮捕前に…って、もう二度と息子と会えないことも覚悟した瞬間か。お父さんの横顔がとにかく切なかった。
スリル的な面はもうちょっと欲しかったけど、90分弱でサクッと観れる内容、改めてテロに対する怒りや哀しみも味わえる作品だった。
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