スリングショット 劇場公開日:2022年2月4日
解説 レースゲームのチャンピオンが本物のカーレースに挑む姿を描いた台湾・香港合作によるカーアクション。カーレース・チームのライオンズは、かつてはASPL(アジア・スーパー・プロリーグ)の常勝チームだったが、今ではすっかり優勝から遠のき、スポンサーも離れて財政的にも苦しい状況にあった。そんな中、女性ドライバーのリーリーは、高校時代の同級生ジエコーがカーレースのゲーマーとして活躍していることを知る。ジエコーがレーサーになれば話題になると考えたリーリーは、チーム再生のため、ジエコーをライオンズにスカウトするが……。出演は「KANO 1931海の向こうの甲子園」のツァオ・ヨウニン、「スカイスクレイパー」のハンナ・クィンリバン。「頭文字D THE MOVIE」で主演を務めたジェイ・チョウが製作総指揮を手がけ、同作へのオマージュも多数散りばめられている。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。
2021年製作/105分/台湾・香港合作 原題:叱咤風雲 Ne Zha 配給:「スリングショット」上映委員会
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2022年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
モータースポーツファンにはオススメできないレース映画です(笑)ま、好みによりますが。大好きな「RUSH」と真逆、いや違う次元のレース物です。 うーむ、一昔前の某8チャンネルで放送していたスポーツ物のトレンディドラマ(死語ですよねw)を一気見した感じです。 うそーん!な出だしと力技の展開からはじまり、わかりやすい熱血、努力、試練、仲間、淡い恋心を散りばめた、the 爽やか涙作品です。それがお好みの方にはオススメいたします。わざわざ舞台をレースにしなくてもって感じ。 モータースポーツファンの僕には、都合よく展開するレースやチームのシーンを見るたびに失笑してしまい、途中から「ま、マンガだもんな」って開き直りました。そこを言ってはダメなんですが、わかってるんですが、、、、。 けど、本作観た方でレース好きが増えれば良いかな? やっぱり、未体験ゾーン企画はハズレの確率高いなぁ。
2022年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
スリングショットとは、スリップストリームを2台で交互にやり合って加速するチームプレイらしいんだけど、このスリングショットのシーンが熱い。やっぱりレース映画はいい。 友情、初恋、成長、挫折、あくどいライバル、大事故、リユニオンなど少年マンガの要素満載でベタな展開なんだけど、ツボをきっちり押さえているから完璧に感情移入してしまう。アドレナリンは出まくるし、泣けるし、熱くなる。 中盤の盛り上がりから、波乱含みの試練があって、キメキメのラストでフィニッシュ。喜怒哀楽が全開になる作品でございました。
ASPL(アジア・スーパー・プロリーグ)というGTカーレースに参加している、かつての常勝チームが崖っぷちに立つ話。 全盛期を過ぎて落ち目のファーストドライバーとレース中に競ってセカンドドライバーがケガをするは、スポンサーは離れるはでチーム自体が解散の危機に、ゲームのチャンピオンを迎えドライバーとして迎えることになるというストーリー。 レギュレーションどうなってんだ?ドライバーにしてもスポンサーにしても契約ってそういうものか?轟音がどうのとかいう問題じゃないだろ?に始まり、レース展開に至るまでもう無茶苦茶で最早マンガの世界。 まあ、それを言ったらキャプテン翼だって、巨人の星だってそうなんですけどねw ということで、そんなものは一応全て飲み込んで観ないとダメだけど、それ有りきでみたら、レースを題材にしたエンタメとしてそれなりには観られた…のかな?
当初観るつもりはあまりなかったのだが、場繋ぎで鑑賞してみたら、大当たり! 鑑賞のきっかけというのも、ほとんど見られていないだろうが、予告が意外に良く出来ていて面白そうだったから。 ただ、予告があまりによくできていた分、ほぼこんなシナリオで、新しい内容ないんじゃないの?と訝しんでいたところも、これもまさかの二転三転四転五転。逆に予告みていたから騙される展開で、想像通りに全然いかない内容がすごく面白かった。 カーレース系が好きなら、まずはまるだろうし、内容もしっかりと面白いです。 多分この映画の知名度低いでしょうから、4点か4.5点か迷いつつ、みんなに観てほしいから4.5。 主人公たちの勝ち方がテンドンすぎる気もしますが、熱くもなるし泣けるところもあるし、起承転結がバキバキに効いた怪作です。 なんかおそらく、続編も作られそうな本作、ぜひまた日本で上映してくれ!という感じで、既に楽しみ。 ぜひご鑑賞を!