アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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横浜流星、こんなにうまかったっけ。
池井戸作品、水戸黄門ばりに最後はスカッとするとわかっていても、楽しめる。すごいね。
見るまでは、横浜君は見劣りするかもとおもっていたのですが、予想以上の好演。
最後の方のユースケの変貌に、心打たれました。
よい映画をみました。
爽やかな池井戸作
お約束のアレもあるけど、三木監督故か主演の二人故か、モチーフや粗筋の割にすごく爽やかな作品な印象。
たまにインサートされる塚地さんに少し笑ってしまうが、竹内さんの目がとても魅力的で良かった。
顔芸池井戸ドラマに食傷気味な貴方へ
三木孝浩夏の大三角形。
「今夜、〜」「TANG」ときてコレ。何でもエモーショナルに調理してしまう手腕で、池井戸潤原作の王道銀行員モノを胸キュンドラマに仕立て上げちゃいましたっ笑
胸キュンは言い過ぎかもだけど、と思ったけどやっぱり胸キュンドラマ。だもんで、経済経営ゴリゴリの緊迫感や、大企業や創業者一族のぬらぬらとした空気感を求めると肩透かしを喰らうかも。
個人的にはこの位で大正解な気がしました。アキラで一杯、あきらで一杯、二人合わせてもう一杯と、夏のエモーショナル祭りを男だらけの世界でやってしまうんですから、三木孝浩監督には脱帽でございます。眉間に皺は寄せずにお楽しみあれ(万歳)
青春アミーゴかと思いきや・・
最初はタイトルから青春アミーゴ的なチンピラ映画か、もしくは二人で一つと言えば📺バロム・ワン的なSFかと思いきや・・・なんと全く違う物語。登場人物、みんなメッチャかっこよすぎ・・もう完全に感情移入しまくりで、竹内涼真君が出て来た時はびっくりで途中からは梨泰院クラスか六本木クラスかみたいなノリで・・・めっちゃ楽しめる。今年のベスト5に入るかもしれない勢いと完成度。
まだ見て無い方はすぐ映画館へ!!
感動の雨にずぶぬれなること間違いなしです(笑)
とりあえず、最初からしっかり見ましょう。
忙しくて「CMは要らない。映画本編が始まる時間に行けばいいや」というひとは、今作は遅刻せずちゃんと最初から見るようにしましょう。
でないと、大事な感動をひとつ、見失います。
池井戸潤作品なので、ハズレないです。もはや水戸黄門並みの安定爽快路線ではないでしょうか。
原作もドラマも未読です。
映画化に際してあちこち端折ったと思うのですが、140分に押し込むには人物もエピソードがそれでも多く、どのキャラも踏み込み不足なのはやむを得ないと思います。
実際の銀行員がみたら、きっと「そんなバカな」という展開なのでしょうが、リアルさを追及する物語ではないので、気にせず楽しんで欲しいです。
良くまとまってますが物足りない
飛び抜けて優秀な二人との事ですが、それがあまり伝わってこない・・・・
情熱は感じるが、優秀さがあまり感じられないのが残念
もう少し凝った解決手段にして欲しかった
お話的には思い通りに進んでいって不安要素無しで楽しめます
WOWOWのドラマ同様良く出来ていた
WOWOWのドラマの出来が良かったので、今回の映画版も大変に楽しみにしていたのですが、この場合「空飛ぶタイヤ」で経験済みなのですが、幾らWOWOWのドラマがよく出来ていても映画になると時間的制約もあるので、どうしてもダイジェスト版のような形になり、いいんだけど、感動も少し薄れてしまうかもなと思っていたのですが、本作品は、私から見えると非常によく出来ていたと思います。
勿論、WOWOWの方は、8話だったかな、お話が有ったので、それと比べてしまうと多少劣る事もありましたが、しかし、WOWOWのドラマ版に負けない程いい感じで出来上がっていました。
お話のテンポも大変によく、逆にドラマの内容をカットした部分もいい感じカットされていたかな・・・
強いて言うのなら、弟との確執部分は、もう少し時間を掛けないとこちらに伝わってこなかったのでは無ないかと思った位でした。
映画の方のキャストもひとりひとりが大変に素晴らしく、見応えが十分に伝わってきました。
色々、現在、人間関係などに悩んでいる人にとっては、本作品を見るのもいいんじゃないかな・・・
色々と台詞に、自身にも、刺さるモノがあり、これから起業しようと言う人にもお勧めできる内容でした。
これは日本版「プラダを着た悪魔」である。
お仕事小説ならぬお仕事映画として、生き方も信念も違うのに交わる、2人の銀行員の生き様を描く。そんな「社会を垣間見る」面と、「青春群像劇」の2つの顔が楽しめる。
社会に出て現実に直面すると、否応にも大切にしていた理想を手放してしまいそうになるけれど、アキラ(瑛)はそれを手放さない。単なる綺麗ごとではなくて、それが彼が銀行員になった理由だから。我が身を持って人生を左右されたから。納得できる強い原体験があるからこそ、言動の根源となる「信念」に違和感がなく世界観に入り込めた。
目先の甘い蜜より、人のためになることが巡り巡って自分の人生に返ってくる。真理と分かっていてもなかなか出来ることではないけれど、そう生きてみる勇気をくれる作品だと思う。
尺都合で一つ一つのエピソードを深掘りできず奥行きの物足りなさはあるかもしれないけど、個人的にはテンポの良さが気持ち良かったし、要点は抑えててどの場面も印象的だった。観客を休ませないからこそ物語に没入できる構成だったと思う。少々べただけど、後半の伏線回収はそんなことどうでもいいと思えるくらいスカッとして純粋にエンタメとして楽しかった。
竹内涼真の泥臭い青年の演技が上手い上手すぎる...リアリティーショーかしらと思った。エンドロールの時間よかったなぁ…こんなに感動すると思わなかったのでびっくりしてしまった。
平行する2人の主人公のストーリー
二人の主人公のそれぞれのストーリーが平行しながら進んでいきます。最初の新人研修ではライバルの二人がラストの危機を二人で乗り越える、見ごたえのある映画でした。多分だけどドラマ2クールくらいの長編ものにしても充分シナリオが作れそうなスケールの大きな作品ですがよく2時間ちょっとの映画枠に上手く収めたな、と思いました。
なんとくキャラクター的には階堂の方が悪役的な感じなのですが上手く平行ストーリーを進めて悪役にしない所が絶妙でしたね。天晴れです。他の脇を演じる役者さんの演技も良かったです。
(余談)
私は映画を見る時最後のキャストエンドロールで「一番最後に名前が出てくる役者は誰かなクイズ」を勝手に自分の心の中でやっているのですが(笑)、私の予想は奥田瑛二さんでしたが、まさかの江口洋介さんがラストでした!でも考えて見ればとても難しいキーとなる配役でしたね。恐れいりました!!
痺れる名言が満載!いやー、おもしろかった
実は最初は観るつもりではなかったのですが、フォローしている方のレビューが秀逸だったので鑑賞しました。
とても、おもしろかった。観て良かったです。
恐らく主人公二人のような経験は早々あるものではないでしょう。普通はもっと平和な人生だと思います。ある意味我々は幸せなのでしょう。
ただ、それでもできる事はあるでしょう。思いを新たにしました。そう思わせる力がこの映画にはありました。
今年は面白い作品多くて良かった。2022年後半も楽しみます。
池井戸ドラマとしては淡白…かな
(以下、若干のネタバレになるかも…)
良くも悪くも「よくできたお仕事ドラマ」なワケだが、やはり池井戸潤作品に求めてしまうのは、あのクセの強い演出とクセの強い役者たちの顔相撲では?
今回もあの「誇張された演出」は健在なのだが、それを演ずる役者陣に「アク」がないので、随分とスッキリした印象のまま、結局きれいなラストを迎える。
やはり、これまでの池井戸作品の映画化やドラマ化でメインキャストを演じた役者たちの「アクの強さ」って大事なんだな、と気付かされる。
今回は特に「倒すべき悪」が明確に存在する訳でもなく、いわば「この逆境を乗り越える手立てを思い付くこと」がゴールになっているばかりか、この件の最終的な決定権は身内の偉いさんが持っているという、出てくる金額は大きいが作品のスケールは随分と小ぢんまりまとまった感じは否めない。
でも、銀行融資にまつわるマネーゲームや零細企業の資金繰りの厳しさなど、私が今、たまたま仕事で銀行融資に関わっていることもあり、個人的にも興味深いお話でした。
ストーリーにハマります
抜群の俳優たちはとても気持ちいい演技力を魅せてくれます。
業界の知らずとも気がつけば「うんうん」となっている自分がいます。
後半の叔父たちと弟をもう少し踏み込んでみたいと思った。
人生を自分らしく生きる
信念をもつ生き方を学んだ気がする。
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