アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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がむしゃらに仕事をした方はハマると思う!
最初は主題歌のbacknumberの「ベルベッドの詩」にどはまりし、 歌詞に魅了され、 この歌はきっと映画によせて作ったんだろうなと思い鑑賞。 大号泣しました。 「晴れの日には傘をわたし、雨の日には傘をとりあげると思われているかもしれない。でも土砂降りのなかを一緒に走りたいと思う銀行員もいるんだ」 というシーン。 理想を掲げて走ってもうまくいかない現実との葛藤。 江口さん演じる不動さんも意地悪そうでとーーーっても実は大事なことを小さな想いの集合体のことをちゃんとわかっている人で感動。 そして最後、階堂家の兄弟と甥の和解のシーン。 特にユースケさん演じる兄が泣くところは、アマプラで何度も見ては、泣きました。 「青臭いなんて青臭い 綺麗事だって言われても いいんだ 夢見る空は青い方がいい」 ベルベットの詩より
確実性か?温情か?
小さな町工場で育ったあきらと御曹司として 育ったアキラが対照的に描かれていました。 町工場で働く従業員の男性にもらった ベアリングに夢を叶える希望が込められていました。少年時代に手にした模型の船が 乗りかかった船、舵を取る、沈みかけた船 仕事や家族と人生を切り拓いていく状況に 表現されていたように見えました。 ラストの生まれ育った故郷の自然が 宿命、困難な状況を乗り越えた清々しさがありました。2人のスーツ姿もスタイリッシュでした。配信にて観ました。
原作の見せ場を全て潰した作品
原作ファンで、同じWOWWOW制作でのドラマは原作に忠実に再現されて素晴らしい出来だったのに対して、いいところを全て端折られたやっつけ作品になってた。そもそもこの2人の関係はここまでギスギスしておらず、天才2人が一緒にタッグを組んで行くはず。池井戸潤の作品の醍醐味でもある「大逆転」が一歳なかった。見たあとフラストレーションしか残らなかった。まあこれは原作ファンであり、ドラマも見た人だからの意見だとは思う
やはりWOWOW films ドラマあっての映画
長年のWOWOWドラマのファンであり 「アキラとあきら」も何度も繰り返し視聴 池井戸作品だけでなく、証券、建設、銀行などなど 骨太な、地上波では描けないであろう内容を 映画のような映像で見せてくれる所が本当に好きだ 地上波なら12話で、余計なエピソードも入る ところを、5話程度で濃厚に作り込んでいる ドラマのアキラとあきらは、向井理と斎藤工を W主演とし、周囲の人間関係や家族との関わり 互いの繋がりを描き、心情も掘り下げている それを何度も見た上での、映画視聴 2時間余りで、どう繋げるのかと半信半疑で 主演2人を眺める映画になるのではと訝っていたが 階堂彬をビジネスライクなキャラとして 山崎瑛を真逆のキャラとして、対立の位置を 作る事で映画としての成立を目指したのだろう が、彬の非情さは面に出さず、彬が誠実さで コツコツと積み上げるキャリアを全面に押し出す 事で爽やかに仕上がっていた けれど、ドラマを見ていたから面白かったと 言える部分は大きい キャストいいっすね ドラマのキャストと比べながら見てた けど、やっぱドラマの勝ち(笑) 向井理の、優しいのにビジネスに対して 決意を持って社長として方針をシフトする辺りは 身震いする 内容が凝縮されてる分、映画の方が泣けたけど 是非ともドラマも見て頂きたい
仕事は"人"なのだなと
今まで観た池井戸作品の中で一番好きだと断言できる。 難題に突き進む瑛と冷静沈着な彬。新人研修でみせるやりとりはスリリング。緊迫する空気、戦略の凄さ、諦めない強さ、思いやる心。それぞれ大きな壁にぶち当たろうとも巻き起こす奇跡の逆転劇、終盤に向けて様々な人物が絡んでの結末がスカッと爽快で面白い!やはり仕事は「人」なのだな、と。 内容は勿論ですが、豪華俳優陣の演技に圧倒されっぱなしの120分。飽きがこない展開が続き、とにかく最後の最後まで楽しめました。 最高の作品をありがとうございました。
お前は育ちがいいな
言われるのは、普通、逆では? 山崎(アキラ)に言うのは階堂(あきら) 大会社の御曹・階堂彬(横浜流星) 小さな町工場の息子・山崎瑛(竹内涼真) 産業中央銀行に同期(2000年)入社の2人は宿命の糸で結ばれていた。 とても爽やかな感動を残す池井戸潤原作の青春映画でした。 企業小説が原作でも敢えて、青春映画と呼びたいです。 それほど爽やかな、2人のアキラとあきら。 ラストの気持ちよさ。 感動して心豊かになれる映画は良いです。 山崎が理想を貫く姿が清々しいです。 山崎が銀行員の道に進んだ理由、 それは《救済》と山崎は言う。 資金繰りに困り倒産する会社を、救う手段を探す。 融資した資金が有効に使われて、その資金が再建に生かされる。 再建への道筋をつける事までをも、銀行が担う・・・ 山崎の理想はブレない。 それは幼い日に父親の経営する小さい工場が倒産した。 懇願する父親を冷たく切り捨てた銀行員。 それを見ていた。 しかし2度目の会社が経営難に陥ったときの銀行員・工藤 (満島真之介)は、違った。 困った会社を助けるのが銀行の仕事・・・そう優しく語った。 その時、山崎は工藤のような銀行員になろうと、進路を決めたのだ。 一方の階堂は大会社の長男として生まれ、 父親の会社(東海郵船)の跡継ぎを蹴って、銀行員となった男。 叔父2人(児島一哉とユースケ・サンタマリア)と父親の確執を 幼い日からみせられて内心うんざりしていた。 (名門家庭には名門の悩みがあり、骨肉の争いとか、よく聞くし) しかし父親(石丸幹ニ)が亡くなり、 叔父たちの策略にハマった弟(高橋海斗)は、叔父のリゾートホテルの 巨額な融資の保証にハンを押す。 結果、「東海郵船」本体の経営も危うくなるのだった。 確かに、 会社を活かすも殺すも、 《銀行次第》 山崎の東海郵船およびグループ会社再建への計画書を 如何にして不動(江口洋介)に認めさせるか? 不動の座右の名「確立性」は立証されるか? ここが映画一番の山場でした。 池井戸潤の特徴である 勧善懲悪のストーリー展開で、 最後にはスカッとして感動する、 (その通りでした) 竹内涼真が理想を押し通すカッコいい青年で、 横浜流星も、エリート一族の東大卒・・・なんて、 今までになかった役ですが、頭脳明晰、即決即断みたいな、 出来る男になんの違和感もない好演。 (また演技の幅が広がりました) (ただし、土下座さえすれば、人の心が動くのかな?) (土下座・・・半沢直樹みたいだな・・・) でもラストで、アキラとあきらの宿命の絆が、明らかになり、 大感動のフィナーレに大満足でした。
ビジネス系の人には是非
昭和的な雰囲気もありますが、前線でビジネスをしている人たちなら、似たような状況が少なからずあるかと思いました。その辺りの共感とヒューマンドラマの掛け合わせが、大幅にリアリティを逸脱する事なく、まとめられていて良かったです。個人的には昨年観た映画の中で、一番好きでした。
出世よりも自分が目指す方向へ
今ちょうどビジネス会計を勉強しているところだったので財務分析に興味があり、まずはハマりました。 アキラもあきらも仕事に向き合う姿勢が素晴らしい。 アキラの出世よりも弱者の心に寄り添いたい自分のまっすぐな信念が今の自分の立場に重なってしまい励みになりました。 最初と最後のベアリングでスッキリしてやっぱり映画最高! backnumberのベルベットの詩の歌詞がズバリ自分の立場にリンクしてしまい背中を押してもらいました。 観てよかったー。明日からまた仕事頑張ります。
これから社会に出る身として
これまで過ごしてきた境遇はそれぞれ違うけど、それぞれなりに仕事に向き合い、誰かのためにするものだと、綺麗事かもしれないけど、こういう思いって心のどこかに持って置いたほうがいいなと思えた映画だった。 それが社会人生活を充実させてくれる、これからの人生お金を稼ぐだけの時間にはしては人生勿体無いなと思えた。 見て良かった。
リョウマとりょうま
名前が同じ二人の銀行員がピンチな会社を救おうとする話。 基本苗字で呼ぶのであまり意味がない。 シンプル化されているのだろうが、会社の仕組みなどがやや複雑か。 良い点 ・プライドが弱点 ・確実性 悪い点 ・意図的に自分で拾わない人 ・主役と激かぶりのリョウマという役名 ・本人は悪くないのだろうが、芸人色が漂う。 ・同族兄弟がオネエペア感が漂う。 ・社員女のキャラを前面に出したのがあまり意味がない。 ・やたら赤絨毯の敷かれた階段を通りたがる。 ・やたら遭遇したがる。 その他点 ・不用品セットはメル〇リで ・後にさかなのこの店長になる
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