劇場公開日 2022年8月26日

アキラとあきらのレビュー・感想・評価

全246件中、181~200件目を表示

5.0上白石萌歌

2022年8月29日
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スーツ姿でメガネを掛けた上白石萌歌は、まさに絶景そのものである。

銀行周りの話はいうほど難しくなかったです。

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syunn

3.5納得の仕上がり

2022年8月29日
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鑑賞方法:映画館

横浜流星うれてきたね。演技うまいからな。
そことタッグを組む竹内涼真は食われないだろうかと心配だったけど、役柄もあっていたのもあって、良かった。
二人の演技を観るだけでも面白いよ。

ストーリーは「お仕事小説はこうでなくては」って感じだったな。
竹内涼真は江口洋介と仕事でぶつかるんだけど、江口洋介の言ってることももっともなんだよね。銀行は慈善事業で金貸してる訳じゃないから、時にはシビアな決断も出る。

ストーリー本線の「50億円の連帯保証をどうするか?」もよくできてた。その解決策も鮮やか。ミステリ観てる感じ。

そして良くできてると思ったのが、問題の発生も、解決も、最後は感情に任せてるんだよね。
横浜流星の弟が連帯保証を決めてしまうのも感情だし、最後にユースケ・サンタマリアが落ちるのも、江口洋介が落ちるのも感情。
それを支えるロジックはしっかりしてるけど、最後の一手は、感情で決めさせてんの。

ビジネスだけど、結局は、人間がやることだから、絶対に感情が絡むんだよね。
そしてみんな本当は、感情のままに決めたいと思ってる。でもビジネスだと、それだけではやれない。それをやってくれるから、池井戸潤の作品は人気あるのかな。

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Scott

3.5映画のテーマは「運命」ではない 「バンカーとは?」でもない。

2022年8月29日
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鑑賞方法:映画館

原作もWOWOWドラマにも触れていなかったが、好きなドラマ「ハゲタカ」や「半沢直樹」ポイ匂いがしたので、鑑賞しました。

この映画のテーマは。。。
すべての人が それぞれの職務(仕事・役割)を遂行する過程で
"世の中の正しい歯車になれる"ように、各自が 心がける事 が大切 である。

上白石萌音さんは 比較的好きな女優さんだが、この映画では間違ったキャスティングをされてしまい
"品の良いお嬢様キャラ"を活かせずに、逆にこの映画を"思い切りぶち壊す方向"に働いてしまったのが、とても残念だった。
彼女は銀行員ではなく、融資される側の家族に配役してくれれば、何倍にも活きた働きをした筈だ。

主人公に「ベアリングに拘らせたい」ならば、父の工場はプレス工場ではなく、
ベアリングの玊を作成する下請工場にするか、キチンとしたベアリングが製造可能な会社にしてリアリティを出して、欲しかった。

新会社の役員構成等の顛末を明確に示してから、映画を終わらせてくれなかったので、最後はモヤモヤが残ってしまった。
尺の関係で、本編にマトメ入れられなかったのならば、エンドロール中にでも、簡潔に魅せてくれれば、良かったのに。

この映画を観たら、どうしても ドラマ「ハゲタカ(NHK)」を見直したくなった。

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YAS!

4.52022年劇場鑑賞195本目。 みんな大好き池井戸潤原作。 相変わ...

2022年8月29日
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2022年劇場鑑賞195本目。
みんな大好き池井戸潤原作。
相変わらずの安定した面白さでしたが、今回敵役はいるけど悪役がいないので
その分カタルシスは薄目でした。
竹内涼真はこの役ハマり役でしたね。

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ガゾーサ

4.0よくまとまった良作

2022年8月28日
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 三木孝浩監督月間3本目。新宿ピカデリーでは隣のスクリーンでタングと本作が並んでました。タングがもう一つでしたが3本中他の2本ではきっちり泣かされました。
 映像の美しさはそれほどでもなくテレビ的な画角があったりするものの、登場人物やメインとなる話を最小限に絞ったシンプルな筋の展開が心地よく感じられた。
 役者では竹内涼真も横浜流星も江口洋介も池井戸潤作品らしい見せ場があり、はまっていたと思った。しかし江口洋介の後ろ髪は収めたらアカンのかなあ。

追記
他の方のレビューで思い出しましたが、我らが山ちゃん、きちんと役の年齢に合わせた低めの声で演技されていてたいへん良かったです。

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またぞう

4.5最近

2022年8月28日
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宿命の二人と言う設定の作品が多いですね。その方がドラマティックなのかもしれませんが。この作品面白かったです。優秀な二人がタッグを組んである企業の立て直しに挑むのだけど、前途多難。それを少しづつ克服して最後には…。時間を忘れて見入ってしまいました。

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ごっとん

4.0商売は人

2022年8月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

by宮部新
池井戸潤作品は映画しか見たことがないが、充分楽しめたので、コスパは良いかな、と。イケメンで眼福で熱くて爽やかで。エンドロールの♪正直者はバカを見るけど人生は素晴らしい が染みました…
山崎瑛さんは、宮部新さんに融資してくれるかな?

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印刷局員

3.0池井戸作品の宿命か

2022年8月28日
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鑑賞方法:映画館

 池井戸さんの小説は面白く、かなりの作品を読みました。物語に引き込まれていっきによめてしまいます。それがTVドラマになり、下町ロケット、陸王など楽しめました。ところが映画になると・・・。空飛ぶタイヤ、小説ではとても面白かった、好きな作品でしたが、映画になったら『あら?』そして今回のこの作品も、その感じが。かなりのボリュームを2時間に収めなくてはならないから、致し方ないのかもしれませんね。池井戸作品は小説が一番面白い。身も蓋もないけど。

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旅行者

4.0おもしろかったです。

2022年8月28日
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興奮

原作が上下巻ある小説なので、展開が早く感じますが、役者さんが演技が良いですね。しっかり楽しめました。
細かい部分は、小説で楽しもうと思います。

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liberte

3.5半沢直樹よりリアリティあったかも🎶

2022年8月28日
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楽しい

興奮

知的

お金は人に貸すもの。
自分も銀行員時代、理想と現実のギャップを感じていましたが、忘れずにベースに持っていた考え方です。アキラとあきら、半沢直樹よりリアリティあったかもです😃

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タモン

4.0アキラ300%

2022年8月28日
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楽しい

知的

幸せ

もう、たまらなく嬉しいです。大好きなんですよ、池井戸潤。「空飛ぶタイヤ」、「七つの会議」、そして映画化3本目となる本作は「アキラとあきら」。ドラマ化もされていたようですが、全く知りませんでした。キャストは総入れ替えでの2度目の実写化。しかも、メガホンをとるのはなんと三木孝浩監督。主演は大好きな横浜流星と竹内涼真。期待出来ない要素がないっ!!!

かなりハードルが高かったのに、やはり面白い。
そして、やっぱ凄いや、三木監督。人物の描き方が素晴らしい。池井戸潤の作品って、人物が多くてあまり映画向きじゃない。ドラマの方が面白いと思える。現に「七つの会議」では人物の描き足りなさが目立ち、ストーリーとしては非常に面白いものの、勿体無いなと思ったのを覚えている。でも、本作は過去2作品とは比べ物にならないくらい人物像の作り込みが素晴らしかった。これは、紛れもなく三木監督の才能。やっぱりいいなぁ、この監督は。大好きっ。

横浜流星、竹内涼真を初めとした豪華キャスト。髙橋海人、江口洋介、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、児嶋一哉、宇野祥平、塚地武雅、上白石萌歌、奥田瑛二。池井戸潤作品の好きなところでもあります。大俳優のアンサンブル。見応えあって楽しい。先程も言ったように、ひとりひとりのキャラが立っていて本当に面白い。横浜流星カッコイイなぁ、竹内涼真男前だなぁ、髙橋海人演技上手いなぁ、、、江口洋介怖ぇ、ユースケ・サンタマリア雰囲気良き、塚地武雅の貫禄凄いなぁ。語り始めたら止まらない。誰か一人好きな俳優がいたら、絶対に見てください。後悔しませんから。

本作は「2人のアキラの再生」を描く人間ドラマ。色んな場面で三木色が出ており、暖かい気持ちで終わりを迎えれる、言わば池井戸潤ぽくない作品。テンポもよく、ストーリー展開もお見事。今までの池井戸作品が苦手だと思っていた人には、意外にも面白いと思えるかも。ただ、池井戸潤ファン、経済映画好きの私には少し物足りなく感じた。後半の畳み掛け方、爽快感、興奮度。なんか上がらず、ちょっと残念。これはこれでいいんだけど、ラストにはやっぱり不満を覚えてしまった。もっとガツン!と来て欲しかったなぁ。

他にも演出が若干くどかったり、物足りないと思ってしまったが、選曲センスや配役が最高に良く、銀行の話なのに竹内涼真パワーなのか、すごく身近に感じて居心地がいい。エンドロールのbacknumberもハマっていたし、映画としてはかなりの成功なのでは?ヒットしそうな作品の予感。この調子でいっぱい経済映画作ってくれ!!

「空飛ぶタイヤ」「半沢直樹」「七つの会議」のような奥深さは少なかったが、いいセリフ・いいシーンが沢山あって愛おしい作品だった。上記3作品は好みが別れるため人にオススメしにくいが、本作は結構万人受けしそうなのでオススメしやすい。面白く、楽しく、考えさせられるいい映画です。この夏にぜひ。

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サプライズ

4.5見る視点によって感想が極端に違うような作品…。

2022年8月28日
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今年257本目(合計533本目/今月(2022年8月度)33本目)。

原作小説はあるようですが、小説のあとにWOWOW版があり、それはネットフリックスで見ることができますが、どうも全部見てしまうと結局映画版はその「縮小バージョン」であるようなので、主人公の生い立ちなどがわかりうる1話だけを見てから向かいました。

その1話だけ見た感想、また、ここで事前に仕入れていた知識では、「そこそこ」法律系知識が要求され、しかも「会社法」>>「民法」といったところかな?と思えるのですが、実際のところは逆の感じです。

他の方も書かれている通り、小説版ないしWOWOW版を2時間に圧縮しているため、妙なセリフや途中のカットがわかりにくい点はまぁ確かにあります(ストーリーの接続が妙にうつってしまうなど)。ただそれより結局のところ、「単純な経済ネタ映画」として観るのか、「多少にも法律系の話題を扱う映画」として観るのかが人によってバラバラになりがちで、後者の類型で見ると結構な知識が要求されてしまいます。

(映画としての)ストーリーは他の方が書かれている通りで、名前(読み方)が違う2人が数奇な運命で同じメガバンクに就職した後、いろいろあったところ、とある会社の危機に際して書類を見ていたら、とんでもないこと(下記参照)が書いてあり、それをどう解消していくのか…という趣旨になります(ほかにも語り口はあると思いますが、もっぱら私は法律的な観点で見にいったので)。

ストーリーとしてはそれほど珍妙ではないのですが、小説版にせよWOWOW版にせよかなりの長さがあるものを2時間で収めたためにあっちこっち「飛び」がすごく、ある程度法律ワード(法律ワードというより、突き詰めると商法会社法と民法の話)が飛び交い、しかもそれもわかりにくい部分で説明も少ないので、うーんどうだろう…、評価は分かれるかな…とは思ったものの、今週(26日の週)は、作品が少なく、事実上本作品か「異動辞令~」の一騎打ち(そして、3番手にシーフォアミーが、入る形?)になるのでは…と思います。

娯楽映画として観るのは人それぞれだと思いますが、そこらの映画とはくらべものにならないくらいに求められる知識が高く、その部分で人を選んでしまうのかな…という気がします。ただ、だからってその部分まで(原作にない部分も含めて、一般大衆がみることが想定できる映画に対応して、追加して)作成すると4時間コースになりかねず、これもこれで仕方がないのかなぁ…という気がします。

採点にあたっては下記を考慮しています。

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(減点0.3) 上述通り、「一定程度の法律系知識」が要求される映画なので、それ前提で見るのか(視聴者側も最低限の知識を持っていることを前提にするのか)、あるいは単純な「娯楽映画」として観るのかがやはり人によってバラバラで、前者として観る立場(私はこの立場)では、「これは結構厳しいなぁ」というレベルです(映画版ゆえに圧縮しまくった関係で、説明が少ないか、固有名詞は出るもののその説明が不十分等)。

ただ、小説版にせよWOWOW版にせよ、あることないこと付け加えられないのはこれも確かであり、引いてもこのくらいではないか…と思います。
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 (▼参考/連帯債務と連帯保証、単純保証と連帯保証などのお話)

 ・ このストーリーにはこういったお話が出ます(なので、最初に「会社法>>民法」と書きましたが、会社法的なお話はほとんど出ません)。
 連帯債務も連帯保証も似た部分と違う部分があり、映画内で参照されているのは後者です。この2つは似た部分もあり条文(民法)上も準用(読み替え規定)があるものも多いですが、違う部分も多いです。

 そして、保証の中でも単純保証と連帯保証ではまた話が違ってきます。単純保証であれば、貸した金がかえってこない場合に、「まず主債務者に言え」と言えます(催告の抗弁権、452条)。それでもダメな場合、「主債務者から取り立てる財産があるなら、まずそれから手をつけろ(着手せよ)」とも言えます(検索の抗弁権、453条)。ところがこれは単純保証の場合で、連帯保証の場合はこの2つの権利を持ちません(454条)。つまり、「いきなり連帯保証人のところに金返せ」ということになります。

 ※ 催告・検索の抗弁権には特殊な例外があります。

 ところで、連帯保証人の場合、複数の保証人がいます(そうでないと「連帯」にならない)。このとき、例えば4人で1000万円の連帯保証契約がむすばれているとして、「いきなり飛び越えて金返せ」と言われても「4人いるんだから、自分は250万円しか払わない」とは言えません(「「分別の利益」がない」、といいます)。つまり、全額返せと言われたら全額返さなければならないのであり、全額返した場合の残りの主債務者と連帯保証人との関係は「そのあとで」調整する内容になります(債権者は原則関係してきません)。

 なお、映画内ではこれと組み合わせて「根保証」という概念も出てくるので結構厳しいです(なお、2020年から民法改正でこのあたりの条文が変わっているので、映画のストーリー内でこの「根保証」の論点の理解を本気で考えるとはまります)。

ただし、「根保証」それ自体は、実は「それほど」特殊なものではなく、実は身近に存在します。就職・転職された経験がある方は、就職転職にあたって「何か迷惑をかけた場合、連帯して保証します」というものを書かされたことがある方は多いと思いますが、これは実は「根保証」の一種です(「身元保証に関する法律」(1933年)がその最たる例)。

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yukispica

5.0善人による復讐は、弱者への救済。ってな話。 とてもテンポが良く、逆...

2022年8月28日
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泣ける

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興奮

善人による復讐は、弱者への救済。ってな話。
とてもテンポが良く、逆転に至るまでのキャラ配置も含めた展開が素晴らしい。
ラスト近くのユースケに手の平返されるアンジャッシュ児嶋が可哀想で笑える。泣けるシーンなんだけど。

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高城剣

4.5主演二人が対照的だけど、とても熱くて良い

2022年8月28日
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とにかくスッキリする逆転劇。嫌なキャラも必死に戦っていること、ちゃんと見せ場があるから良い。
児島以外みんな良いキャラに見える笑
それに最初とラストが繋がるから観ていて気持ち良い。
仕事に対するモチベーションが上がる、仕事前日に観ることをオススメする作品。

演者がみんなキャラと合ってると思った。
竹内涼真演じる人を救うバンカー。
やっぱり熱いキャラが合っている。過去の辛い経験と目標となる人物との出会いがしっかりと描かれているから、その熱意に説得力が出て、暑苦しくならないのが良い。
一方、横浜流星演じる老舗会社の御曹司。
流浪の月で過剰な愛情による激しさと脆さを見事に演じて凄えと思ってたが、今作も冷静沈着だけど内には熱い思いを秘めている姿は良かった。
それと弟を演じた高橋海斗も良い。兄に対してコンプレックスを抱え、反発する姿が良い。ジャニーズという肩書きに頼らずしっかりと存在感を示せている。

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いたかわ

4.0なんか古臭いけど泣けた。

2022年8月28日
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泣ける

楽しい

幸せ

 小説を自分が書くようになり、自分が物語をつくるなら?そんな視点で映画をみてる。もちろん僕にはこんな話は書けない。しかし、久々映画館に行ったな。

 最近、映画好きの女性と映画の話をしていた。彼女とはシュミがかなり異なるな。関係はない。アキラとあきら、感想をのべる。

 タイトル、失礼極まりないかもしれないが、なんか古臭い。現代劇なのになんでだろう。
 銀行員のはなしが池井戸さんの物語だが、バンカーに、こんな誇りってあるんだろうか?金貸しだもんな。そこのリアリティがいまいち感じるから古臭い感じがするんかもなあ。市場経済は利益第一主義だ。こんな素晴らしい銀行員はおらんな。金八よりおらんかもしれん。

 はれの日に傘を押し付け、 雨の日に傘を取り上げるとは、劇中の言葉だが、全くそのとおりでしょうね。マイナス金利の謎な現代社会、それだけで銀行丸儲けだ。また、手数料で110円〜220円がコンビニでとられる。月に10回、お金をこまめにおろしたら2200円毎月、さっぴかれる。年間では、二万五千円くらになる。ひどい社会。

 さて、本題にもどろう。
 竹内くん、横浜流星くん、良かった!

 テーマは、運命になるんかな。そして仲間とか人情とか。僕も運命に翻弄された人生を送っています、三回の挫折が自分を変えた。

 さて、竹内くんには、出世欲望がゼロだ。ないわけではないが、葛藤もそれほどは見えない。葛藤を描くことに注視したほうが、リアリティがあって、おもしろくて人間的かな。例えば比較するなら、半沢直樹では、同期が自分の生活のために半沢を裏切るけどその方が人間らしいし、そこを乗り越えて許した半沢直樹が人間らしかった。

 竹内君みたいに債権回収を人情からやらなかったり、偉いひとのプロジェクトを蹴ったら普通は、左遷どころですまん。パワハラとイジメにあってメンタルやられて潰される。現代社会は厳しい。

 しかし、愚直に懸命に生きる様をみて、感化されるのも人間だ。そこに社会の希望がある。
 竹内くんは、確実性を求める江口に懸命にこたえ、さらに仲間に誠心誠意尽くした。そして頭取も動かした。
 社会に、いま、「正論」はあるのか?理想なんかとっくに無くした日本人。1現実、2正論、3理想、僕はあらゆるものは、この三段階をだと、なんとなく最近、哲学的に考えていた。

 正論すら、通らない社会になった。コンプライアンスなんて、名前ばかりが独り歩きして、中身が伴わない社会だ。

 そんな中で、正論を通して、理想をとおした主人公。
 「バンカー」ってなんなんだ?働くとはなんなんだ?
  働くとは人のために役立つことである。労働とは人のためのものである(私の考え)
 そうでなければ、人間は労働に誇りなんかもてんのだ!

 あらためて、自分の考えかたや、運命など考えさせられたよい映画でした。

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木村れい(旧れいすけ)🥺

4.0わかっていても泣けた

2022年8月28日
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小さな町工場が出てくると池井戸さんって感じ。
キャストも違和感なく売れっ子二人で申し分なしです。
半沢直樹がヒットしたように、池井戸作品は疲れているサラリーマンの心に響きます。

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ぱーまん

4.5超スッと入ってくる

2022年8月28日
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知的

夏休みでみんなワンピースをみにいってるのか、公開3日目日曜の夕方にもかかわらず、空席が目立つ。

池井戸潤の作品は毎作品楽しみに観ており、今作も期待してました。
いい意味で想像と違いました。いつものとてもドロドロした裏切りや企業の闇という感じとは違い、とてもスッと入ってくる。

主演をはじめ、全ての俳優が自然に演じている。2人はもちろん、上白石萌歌はいつものおっとりとした雰囲気と違う役割でも合いすね。

演出、音楽もわかりやすいものですが、違和感なくマッチしてたと思います。

人情に訴えるストーリーも心揺さぶられました。
久々に正統派な映画、とても良い時間でした。

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ひでぼー

3.5ぼちぼち

2022年8月28日
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池井戸潤原作好きならみても良いと思います。
展開は面白いのですが、ストーリーは割と予想しやすくもう少し練られてたらより高評価。

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Kozo Oshika

4.0赤い糸

2022年8月28日
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泣ける

単純

幸せ

池井戸作品に外れなし。
毎度パターンは同じだが、胸熱シーン満載。
今回も楽しませてもらった。

ストーリーについてはよくあるパターンで良く言えば安定感がある。
悪く言えば毎度の展開の中で俳優陣が豪華かつ個性的でとても素晴らしかった。
テレビドラマのような過剰な演出もなく、個人的にはとても好感が持てた。
主演の2人は文句なしに男が見てもかっこよく、
特に横浜流星は冷静で知的なオーラをまとっていた。
だが、最後に彼らを遙かに凌駕して持って行ってしまったのは江口良介だった。
剣心の時といい年を経るごとに存在感が増している。
ファーストインプレッションが最悪だっただけに後半の言動は心に刺さった。

男同士だが運命の糸で結ばれた2人、ちょっと暑苦しいが堪能した。

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みみず

4.5池井戸作品の安定感

2022年8月28日
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知的

定番のBKものでストーリーも面白いので楽しめる作品でした。2人のあきらの持ち味をうまく演じた2人に拍手喝采です。
是非映画館で🎦

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タイガー力石