劇場公開日 2022年8月26日

アキラとあきらのレビュー・感想・評価

全293件中、161~180件目を表示

4.0これは日本版「プラダを着た悪魔」である。

2022年9月2日
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鑑賞方法:映画館

お仕事小説ならぬお仕事映画として、生き方も信念も違うのに交わる、2人の銀行員の生き様を描く。そんな「社会を垣間見る」面と、「青春群像劇」の2つの顔が楽しめる。

社会に出て現実に直面すると、否応にも大切にしていた理想を手放してしまいそうになるけれど、アキラ(瑛)はそれを手放さない。単なる綺麗ごとではなくて、それが彼が銀行員になった理由だから。我が身を持って人生を左右されたから。納得できる強い原体験があるからこそ、言動の根源となる「信念」に違和感がなく世界観に入り込めた。
目先の甘い蜜より、人のためになることが巡り巡って自分の人生に返ってくる。真理と分かっていてもなかなか出来ることではないけれど、そう生きてみる勇気をくれる作品だと思う。

尺都合で一つ一つのエピソードを深掘りできず奥行きの物足りなさはあるかもしれないけど、個人的にはテンポの良さが気持ち良かったし、要点は抑えててどの場面も印象的だった。観客を休ませないからこそ物語に没入できる構成だったと思う。少々べただけど、後半の伏線回収はそんなことどうでもいいと思えるくらいスカッとして純粋にエンタメとして楽しかった。

竹内涼真の泥臭い青年の演技が上手い上手すぎる...リアリティーショーかしらと思った。エンドロールの時間よかったなぁ…こんなに感動すると思わなかったのでびっくりしてしまった。

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ゆちこ

4.0スリリング

2022年9月2日
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鑑賞方法:映画館

誰かが死んだ、誰かを殺したりしないですが、とてもスリリングです。こういうのいいです。

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おっけ

4.0平行する2人の主人公のストーリー

2022年9月2日
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泣ける

興奮

知的

二人の主人公のそれぞれのストーリーが平行しながら進んでいきます。最初の新人研修ではライバルの二人がラストの危機を二人で乗り越える、見ごたえのある映画でした。多分だけどドラマ2クールくらいの長編ものにしても充分シナリオが作れそうなスケールの大きな作品ですがよく2時間ちょっとの映画枠に上手く収めたな、と思いました。
なんとくキャラクター的には階堂の方が悪役的な感じなのですが上手く平行ストーリーを進めて悪役にしない所が絶妙でしたね。天晴れです。他の脇を演じる役者さんの演技も良かったです。

(余談)
私は映画を見る時最後のキャストエンドロールで「一番最後に名前が出てくる役者は誰かなクイズ」を勝手に自分の心の中でやっているのですが(笑)、私の予想は奥田瑛二さんでしたが、まさかの江口洋介さんがラストでした!でも考えて見ればとても難しいキーとなる配役でしたね。恐れいりました!!

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世界の尾張名古屋

4.0オモシロイ

2022年9月2日
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シンプルにオモシロイ
ストーリーもいいし、出演してる
方々も豪華で楽しい。見て損の無い
良い映画です。是非是非

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Leojiji

5.0宿命と救済の物語

2022年9月2日
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泣ける

知的

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shito

4.0痺れる名言が満載!いやー、おもしろかった

2022年9月2日
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実は最初は観るつもりではなかったのですが、フォローしている方のレビューが秀逸だったので鑑賞しました。

とても、おもしろかった。観て良かったです。

恐らく主人公二人のような経験は早々あるものではないでしょう。普通はもっと平和な人生だと思います。ある意味我々は幸せなのでしょう。

ただ、それでもできる事はあるでしょう。思いを新たにしました。そう思わせる力がこの映画にはありました。

今年は面白い作品多くて良かった。2022年後半も楽しみます。

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buros777

4.0池井戸ドラマとしては淡白…かな

2022年9月2日
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(以下、若干のネタバレになるかも…)

良くも悪くも「よくできたお仕事ドラマ」なワケだが、やはり池井戸潤作品に求めてしまうのは、あのクセの強い演出とクセの強い役者たちの顔相撲では?

今回もあの「誇張された演出」は健在なのだが、それを演ずる役者陣に「アク」がないので、随分とスッキリした印象のまま、結局きれいなラストを迎える。

やはり、これまでの池井戸作品の映画化やドラマ化でメインキャストを演じた役者たちの「アクの強さ」って大事なんだな、と気付かされる。

今回は特に「倒すべき悪」が明確に存在する訳でもなく、いわば「この逆境を乗り越える手立てを思い付くこと」がゴールになっているばかりか、この件の最終的な決定権は身内の偉いさんが持っているという、出てくる金額は大きいが作品のスケールは随分と小ぢんまりまとまった感じは否めない。

でも、銀行融資にまつわるマネーゲームや零細企業の資金繰りの厳しさなど、私が今、たまたま仕事で銀行融資に関わっていることもあり、個人的にも興味深いお話でした。

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キレンジャー

4.0ストーリーにハマります

2022年9月1日
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抜群の俳優たちはとても気持ちいい演技力を魅せてくれます。

業界の知らずとも気がつけば「うんうん」となっている自分がいます。

後半の叔父たちと弟をもう少し踏み込んでみたいと思った。

人生を自分らしく生きる
信念をもつ生き方を学んだ気がする。

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ねこぼっち

3.5全ては宿命

2022年9月1日
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半沢直樹原作ということで見てきましたが、半沢ほどの悪人が出てこないので、そこまで盛り上がらず、2時間ちょっとでうまくまとめたなという感じ。

同族経営はうまくいかないって、GUCCIの映画でもやってましたね。

2流の経営者の1流の案件と1流の経営者の2流の案件

バンカーならどちらを採用するか?

答え合わせは劇場で!w

でも正直、スケール的には映画よりスペシャルドラマで十分かも(^^)

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ぐっち

4.5池井戸作品に、ハズレなし!

2022年9月1日
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『アキラとあきら』

池井戸作品お得意の銀行と企業との息づまる攻防戦を描いたバンカー物語。原作は、文庫本発売当時に既読。池井戸作品は、様々な作品が映画化やドラマ化されてきましたが、外れはないですね。水戸黄門的な、追い詰められ、追い詰められた末に、大逆転で、最後に有終の美を飾るストーリー展開は、日本人気質に合っているのでしょう。

今回の主役は、零細企業の父親が、銀行の融資を得られずに破産をし、子供の頃から過酷な生活を送りながらもバンカーを目指した山崎瑛と大企業の東海用船の御曹司で、身内のしがらみから抜け出そうとバンカーになった階堂彬の『アキラとあきら』。2人が幼き時からの運命の糸に導かれ、バンカーとして再会し、紆余曲折を経る中で、タッグを組み、東海郵船の会社運営危機の再建に挑むストーリー。

人を信じ、人を救い、そこに融資を施すことが、バンカーとしての熱い理想を掲げる山崎。一方で、情に流されず、常に現状を把握した上で、冷静に判断する階堂。相容れない2人が、真っ向からライバル意識を表に出して対立する。山崎を演じる竹内涼真は、そんな熱い男がピッタリの配役。また、端麗な顔立ちの中に、冷たさが漂う眼光の階堂役の横浜流星も、はまり役と言える。

銀行という組織は、これまで『半沢シリーズ』でも紹介されてきたように、厳密な縦社会組織と言えよう。そんな中で、異端児とも言える山崎の振舞は、多分、本来はあり得ないだろうし、一度、左遷をされた人間が、また本部に戻ることは、ほぼ無いことなのだろう。いずれにしても、何億という大金を、ハンコ一つで右から左へと動かせるバンカーというのは、怖さも感じる。

その銀行の象徴が、頭取役の奥田英二や本部長役の江口洋介だろう。この海千山千の2人で、途中までは好感は持てなかったが、最後は銀行員の本質に踏み込んだ、温まる判断をくだした所に、感動の涙を誘い、人間味も溢れた。

そしてもう一方で、彬の伯父に当たる役のユースケ・サンタマリアと児嶋一哉の2人が、だらしない経営者を演じ、ストーリーのアクセントとなっている。池井戸作品には無くてはならない、土下座シーンも含め、池井戸作品らしい映画に仕上がっていた。

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bunmei21

4.0ビジネスにも夢を

2022年9月1日
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爽やかな映画です。銀行員の活躍が心地よいです。
仕事や人生について真剣に考えてみたくなります。

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rakugoya1

3.5the 池井戸潤!リーマンは熱くなる事間違いなし

2022年9月1日
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最近、映画館へ行けてなかったので、余暇に観てきました。

いやー、やっぱり池井戸潤原作は面白い。俳優陣は、とても楽しく演じる事が出来たのでないでしょうか。(人間味を醸す演技といいますか)

個人的は、ユースケサンタマリアのあるシーンで泣いてしまいました。結局、親類を一番愛していたのは次男なんだなと私は理解しました。
他にも、カマキリ上司の江口洋介(こんな怪演出来るのだと驚きました!)、存在感のある満島真之介、急に美少女感な上白石萌歌などなど、演技を感ずるだけで満足できると思います。
昨今の竹内涼真を重用が理解不能でしたが、出立ちが日本人離れしていて迫力があるからなんだなーと本作で感じました。

んーーー、個人的に微妙なところは主役級3人(瑛、彬、龍馬)にあまり感情移入できないところでしょうか、、。アキラ・あきらの性格は逆が正解のような気がするし、龍馬は全く現実味がないです。

ともあれ、映画では制約も多い中、良作です。いつかの日、第三弾を日曜ドラマで見たいです。
竹内涼真、横浜流星ファンは映画館で観るべし!

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白長須鯨

5.0ベルベットの詩

2022年9月1日
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三木孝浩監督夏の3本目、前2本はハマらずでしたが、今作はとてもハマりました。

アキラとあきらが描く理想と現実に葛藤し続け、前半部分では両者がどのようなバンカーになるか、後半部分では会社の立ち直しが肝になっています。地から這い上がるアキラと、エリートならではの苦悩を強いられるあきらの両者の対比が物語の面白さを加速させてます。

役者陣がとにかく輝いていて、正義感と情熱を持ち合わせた竹内さん、冷静さを保ち続けるエリートな横浜さん、町工場の宇野さん、やや意地悪な叔父のユースケさんと児島さんと、あげたらキリがないくらい濃く素晴らしい演技を楽しめます。個人的には山ちゃんがいい低音ボイスでビール会社の社長を務めていたのがハマり役だったなと思いました。

かなり原作からの要素を削ったのは仕方なく、それでも2時間と少しに収めて、一つの物語として完結させていた事に好感を覚えました。あと登場人物の撮り方が抜群にカッコいいのも◎

鑑賞日 8/30
鑑賞時間 20:30〜22:50
座席 I-16

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ブレミン

3.5昭和枯れすすきの嘆き

2022年8月31日
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大きなくくりでいうと、男性二人のバディ物ですね。

しかしこの昭和感は半端ないですね!私も昭和どっぷりの人間ですが、原作通り撮っていけば、このカラーは当たり前と思いつつ、初めの方の入社式シーンの男性だけの構図にまず退きます…
いくらなんでもこれはやりすぎでしょ⁉️

そこから回想の少年時代に入り、後に宿命とのたまうアキラ二乗となるわけです。見せ場としてバンカーとしての誇りをどこに持つかという主題は意外と面白いので、楽しく観させてはもらいました。

宇野祥平さん相変わらずいいです。また大島さん?笑 ゲスップリ感服いたしました。主役2人は将来的には、芸能界しょってたつ逸材とおもいますよ。

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ソルト

4.5良作

2022年8月31日
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キャスト良し
ストーリー良し
チャラけた部分が無く常に真剣であることに共感を覚えた。
日本の映画

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chanta

4.0確実性

2022年8月31日
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江口洋介さんの上司役がよかったです。

「一番大切なのは確実性」、、確かに。
「以上」、、怖。
「いい稟議だった」、、、痺れました。

観終わった時、仕事にちょっと前向きになれる。いい作品だと思いました。

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そるたん

3.5爽快感少なめだが安定の面白さ

2022年8月31日
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鑑賞方法:映画館

池井戸潤の小説は、前半嫌な思いをした分最後はスカッとした決着で終わるというのが定番の流れ。原作は読了済みだが、2人の運命が交錯していく感じが面白いと小説だったイメージ。誰かに嫌がらせを受けたり嫌なことを言われたりするような内容ではなかった。
かなり長い小説だったので映画ではどんな感じになるのかと心配していたが、とてもきれいにまとまっていた印象。2人のあきらが絡むシーンが少し物足りないのはエピソードが少し削られているから。それは仕方ない。
池井戸潤の原作がそもそも面白い小説なので安心して観ていられる。やはり若干の問題はキャスティングか。東海グループのあきらのおじさんたちと上司の江口洋介が少し嫌な役回りだが、クセが弱めに感じてしまう。明確な悪役を設けていないってことなんだろう。
だからクライマックスでの爽快感も少なめに感じてしまう。池井戸潤原作といえばこの爽快感を求めてしまうのは完全に半沢直樹のせいだ。
問題とも感じるキャスティングだが、意外な人が意外な使われ方しててちょっと面白かった。山内圭哉はホントに少しだけの出演だから見逃すところだった。本当に妙なキャスティングだ。

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kenshuchu

5.0良い映画!!

2022年8月31日
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泣ける

悲しい

幸せ

胸にぐっときて、最後まで引き込まれました。
素晴らしい映画です。
皆さん、演技上手で、ストーリーも何もかも最高です。
銀行マンに竹内涼真のような男がいると、世の中、たくさんの社長さんが幸せになると思います。
心があたたかくなりました。

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toko

5.0感動しながらエンドロールで…プッ

2022年8月31日
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池井戸潤さんのファンとして鑑賞しましたが、俳優陣の演技にのめり込みました。

眉間1つで心情を表す横浜流星さん
スーツを着こなし目の奥で表現する竹内涼真さん
無表情の眼力で迫力を出す江口洋介さん
怒と悲のギャップが◎のユースケ・サンタマリアさん
一歩引く不出来な雰囲気を見事に表す児嶋一哉さん

没頭して観たいなら是非劇場へ
もっと深いとこまで読み取りたいなら原作を
ど迫力シーンゼロなのでそれを期待するならご自宅で

あー観て良かったなー
面白かったなー
演技良かったなー
と、エンドロール中で余韻に浸っていたら

アキラ100%の記名が

アキラとあきらとアキラじゃん(笑)!!
3人目のアキラの演技も良かったです(笑)

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mary