アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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圧巻の演技とストーリー
まず主役の2人、信念を持って突き進む様がすごく魅力的。最初の試験の時からぐっと惹きつけられた。また、周りの俳優もすごくいい。塚地や江口洋介も好きだったが、意外な所ではアンジャッシュの児嶋さんの悪役っぷりが見事だった。ストーリー展開も含めて、最後まで目が離せない作品だった。
涙と鼻水でマスクがビショビショになってしまった作品。 本年度ベスト級!
久し振りに涙腺に加え鼻水も崩壊(笑)
周囲に誰もいなかったので思いっきり泣けた。
泣かせる作品ではないと思うけど、何故かメッチャ泣けた(汗)
相変わらず前情報は遮断して鑑賞したのも正解だったかも。
町工場を営む家で育ったアキラ(竹内涼真さん)。
銀行マンになった理由に泣ける。
大企業を経営する父の下で育ったあきら(横浜流星さん)。
親の敷いた線路ではなく自分で人生を切り開く姿勢がカッの良い!
この二人が同じ銀行マンの同期となり、ある企業を窮地から救うストーリー。
と思いきや、ちょっと違う展開となりスクリーンに引き込まれる。
思ってたのと違う展開の作品は沢山あるけど、この展開は良かった!
同期の銀行マンのアキラ&あきら。
人間味あるアキラ。
冷静沈着でクールなあきら。
生まれ育った環境が性格をそうさせてしまった感じのキャラクター設定。
お互いの生まれ育った立場を上手く表現しながら進むストーリーに見事にハマった感じ。
二人の会話が熱い!
自分の信念を持った考えを語り合うシーンに胸熱!
脇を固めた役者さん達も良かった。
お笑いの塚地さん。
町工場の作業者からの転職先が良い!
ユースケ・サンタマリア&児嶋さん。
ダメダメな経営者っぷりが上手い。
江口洋介さん。
確実な融資しか承認しないけど最後までブレが無くてカッコ良い!
稟議書に押印する責任の重さがハンパ無い!
上白石萌歌さん。
髪型が最高(笑)
アキラ100%さん。
アキラ繋がりの出演??
笑顔が殆ど無いシリアスな展開の連続。
登場人物、其々が必至に生きている感じ。
アキラ&あきらの仕事中のシーンが熱い。
あんなに仕事に熱中した事。
自分には最近無いかも(笑)
序盤のベアリングのシーン。
バレバレの伏線なんだけど、台詞の無い伏線回収シーンに号泣。
銀行マンの新人研修。
レベルが高過ぎでした( ´∀`)
ちょいと地味ですかね
映画及びテレビドラマを含めた他の池井戸作品と比べて、少し地味。キョーレツな憎まれ役も出てこないし、絶体絶命的な窮地に陥ることもスカッとする大逆転もない。
申し訳ないが、これはテレビドラマ向きでは?
ドラマ版のそちらを見てみますわ。
横浜流星、こんなにうまかったっけ。
池井戸作品、水戸黄門ばりに最後はスカッとするとわかっていても、楽しめる。すごいね。
見るまでは、横浜君は見劣りするかもとおもっていたのですが、予想以上の好演。
最後の方のユースケの変貌に、心打たれました。
よい映画をみました。
爽やかな池井戸作
お約束のアレもあるけど、三木監督故か主演の二人故か、モチーフや粗筋の割にすごく爽やかな作品な印象。
たまにインサートされる塚地さんに少し笑ってしまうが、竹内さんの目がとても魅力的で良かった。
終盤涙した
ストーリー、キャスティング、進行速度、すべてが良かった。
生い立ち、環境が違う二人の終盤
の結末は感動して涙、うるうるした。塚地さんは優しさが出てたし、小島さん、ユースケ・サンタマリアさんも良い演技でした。
江口さんもさすがの貫禄。怖い上司適役ですね。銀行の裏側、実際はもっとリアルなんでしょうね。取引金額の桁が多すぎて、劇中、ハラハラして観てました。
原作小説、ドラマとはまた違った良さがありました。
とても素晴らしい作品でした。この長い物語を2時間ちょっという短い時間の中にエッセンスを凝縮して映画化してくださったことに感謝です。
池井戸潤さんの原作小説はとても好きで、何度も読み返しています。WOWOWのドラマも原作とは違った良さがありましたが、映画も、原作、ドラマとはまた違った良さがあったと思います。原作やドラマに思い入れが強い方は、あまり比較し過ぎずに新たな気持ちで鑑賞されることをお勧めします。
以下、WOWOWのドラマとの違いについてコメントさせて頂きます。
・物語のキーとなる、北村、ガシャポン、彬の祖父、北村の父が出てこない。これは時間の関係上しょうがないのでしょう。
・一磨社長は、石丸幹二さんで同じ。これはハマリ役ということでよかったと思います。最期の「階堂家はお前が引っ張れ!」の台詞が聞きたかった。
・瑛の父と銀行員の工藤さんが経営計画を作り上げるシーンは見たかった。父が再就職先で一念発起し、「瑛、お前は大学へ行け」というあの場面です。
・羽根田部長の、「金は人の為に貸せ」の次が「金の為に金を貸したとき、バンカーはただの金貸しになる」のくだりが好きだったのですが、変わっていてがっかり。
・幼少期の彬が瑛にロザリオを拾ってあげるシーンと、ラストのボールベアリングを拾ってあげるシーンの交錯が素敵すぎて、涙が溢れてきました。
・井口夫妻からのエアメールが、赴任先でくすぶっていた瑛を奮い立たせたシーンが感動的でした。
・ドラマの彬は、人間味があって優秀な経営者という印象でしたが、映画の彬はとてもクールなキャラクターでしたね。これはどちらがよいというわけではなく、新鮮味があってよかったと思います。
・キャストに関しては、竹内涼真さんはハマリ役でしたが、横浜流星さんは、経営者としては貫禄なさ過ぎてイマイチ。ファンのみなさん、ごめんなさい。
・晋、崇、龍馬の経営者としてのダメさは、それぞれの俳優さんがいい味を出していて、池井戸作品の良さが表れていたと思います。
顔芸池井戸ドラマに食傷気味な貴方へ
三木孝浩夏の大三角形。
「今夜、〜」「TANG」ときてコレ。何でもエモーショナルに調理してしまう手腕で、池井戸潤原作の王道銀行員モノを胸キュンドラマに仕立て上げちゃいましたっ笑
胸キュンは言い過ぎかもだけど、と思ったけどやっぱり胸キュンドラマ。だもんで、経済経営ゴリゴリの緊迫感や、大企業や創業者一族のぬらぬらとした空気感を求めると肩透かしを喰らうかも。
個人的にはこの位で大正解な気がしました。アキラで一杯、あきらで一杯、二人合わせてもう一杯と、夏のエモーショナル祭りを男だらけの世界でやってしまうんですから、三木孝浩監督には脱帽でございます。眉間に皺は寄せずにお楽しみあれ(万歳)
青春アミーゴかと思いきや・・
最初はタイトルから青春アミーゴ的なチンピラ映画か、もしくは二人で一つと言えば📺バロム・ワン的なSFかと思いきや・・・なんと全く違う物語。登場人物、みんなメッチャかっこよすぎ・・もう完全に感情移入しまくりで、竹内涼真君が出て来た時はびっくりで途中からは梨泰院クラスか六本木クラスかみたいなノリで・・・めっちゃ楽しめる。今年のベスト5に入るかもしれない勢いと完成度。
まだ見て無い方はすぐ映画館へ!!
感動の雨にずぶぬれなること間違いなしです(笑)
とりあえず、最初からしっかり見ましょう。
忙しくて「CMは要らない。映画本編が始まる時間に行けばいいや」というひとは、今作は遅刻せずちゃんと最初から見るようにしましょう。
でないと、大事な感動をひとつ、見失います。
池井戸潤作品なので、ハズレないです。もはや水戸黄門並みの安定爽快路線ではないでしょうか。
原作もドラマも未読です。
映画化に際してあちこち端折ったと思うのですが、140分に押し込むには人物もエピソードがそれでも多く、どのキャラも踏み込み不足なのはやむを得ないと思います。
実際の銀行員がみたら、きっと「そんなバカな」という展開なのでしょうが、リアルさを追及する物語ではないので、気にせず楽しんで欲しいです。
良くまとまってますが物足りない
飛び抜けて優秀な二人との事ですが、それがあまり伝わってこない・・・・
情熱は感じるが、優秀さがあまり感じられないのが残念
もう少し凝った解決手段にして欲しかった
お話的には思い通りに進んでいって不安要素無しで楽しめます
WOWOWのドラマ同様良く出来ていた
WOWOWのドラマの出来が良かったので、今回の映画版も大変に楽しみにしていたのですが、この場合「空飛ぶタイヤ」で経験済みなのですが、幾らWOWOWのドラマがよく出来ていても映画になると時間的制約もあるので、どうしてもダイジェスト版のような形になり、いいんだけど、感動も少し薄れてしまうかもなと思っていたのですが、本作品は、私から見えると非常によく出来ていたと思います。
勿論、WOWOWの方は、8話だったかな、お話が有ったので、それと比べてしまうと多少劣る事もありましたが、しかし、WOWOWのドラマ版に負けない程いい感じで出来上がっていました。
お話のテンポも大変によく、逆にドラマの内容をカットした部分もいい感じカットされていたかな・・・
強いて言うのなら、弟との確執部分は、もう少し時間を掛けないとこちらに伝わってこなかったのでは無ないかと思った位でした。
映画の方のキャストもひとりひとりが大変に素晴らしく、見応えが十分に伝わってきました。
色々、現在、人間関係などに悩んでいる人にとっては、本作品を見るのもいいんじゃないかな・・・
色々と台詞に、自身にも、刺さるモノがあり、これから起業しようと言う人にもお勧めできる内容でした。
これは日本版「プラダを着た悪魔」である。
お仕事小説ならぬお仕事映画として、生き方も信念も違うのに交わる、2人の銀行員の生き様を描く。そんな「社会を垣間見る」面と、「青春群像劇」の2つの顔が楽しめる。
社会に出て現実に直面すると、否応にも大切にしていた理想を手放してしまいそうになるけれど、アキラ(瑛)はそれを手放さない。単なる綺麗ごとではなくて、それが彼が銀行員になった理由だから。我が身を持って人生を左右されたから。納得できる強い原体験があるからこそ、言動の根源となる「信念」に違和感がなく世界観に入り込めた。
目先の甘い蜜より、人のためになることが巡り巡って自分の人生に返ってくる。真理と分かっていてもなかなか出来ることではないけれど、そう生きてみる勇気をくれる作品だと思う。
尺都合で一つ一つのエピソードを深掘りできず奥行きの物足りなさはあるかもしれないけど、個人的にはテンポの良さが気持ち良かったし、要点は抑えててどの場面も印象的だった。観客を休ませないからこそ物語に没入できる構成だったと思う。少々べただけど、後半の伏線回収はそんなことどうでもいいと思えるくらいスカッとして純粋にエンタメとして楽しかった。
竹内涼真の泥臭い青年の演技が上手い上手すぎる...リアリティーショーかしらと思った。エンドロールの時間よかったなぁ…こんなに感動すると思わなかったのでびっくりしてしまった。
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