アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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厚みのある人間ドラマでした。
主役の2人より江口さんカッコ良すぎ!
いや〜やっぱり池井戸潤のストーリーは、面白い!
ま〜若干バンカー物は飽きてきてたけど!
2時間で、わかりやすくまとめ上げた監督も素晴らしい!
竹内、横浜だけでも豪華キャストやのに、脇を固めるキャストも豪華!
こんだけ豪華なキャストだと、海人の演技がちょっと見劣りしてしまうかな・・
何より江口さん演じる不動本部長は最高にカッコいい!
現在では完全なパワハラですが、それに応える芯の通った部下!もう最高!
私も数人部下を抱える身分になりましたが、ちょっと言っただけで、やれパワハラだのセクハラと言われ、ろくにコミニュケーションも取れない!
しかも、仕事にそこまで責任感を持って業務する人間も減ってきた!このままでいいのか、日本は!と思ってしまう。
こう言う若者が増えてくれれば良いのに・・
明日から、仕事を頑張ろうと思える映画でした。
いや〜不動本部長のような上司になりたい!
カッコ良すぎ〜
圧巻の演技とストーリー
涙と鼻水でマスクがビショビショになってしまった作品。 本年度ベスト級!
久し振りに涙腺に加え鼻水も崩壊(笑)
周囲に誰もいなかったので思いっきり泣けた。
泣かせる作品ではないと思うけど、何故かメッチャ泣けた(汗)
相変わらず前情報は遮断して鑑賞したのも正解だったかも。
町工場を営む家で育ったアキラ(竹内涼真さん)。
銀行マンになった理由に泣ける。
大企業を経営する父の下で育ったあきら(横浜流星さん)。
親の敷いた線路ではなく自分で人生を切り開く姿勢がカッの良い!
この二人が同じ銀行マンの同期となり、ある企業を窮地から救うストーリー。
と思いきや、ちょっと違う展開となりスクリーンに引き込まれる。
思ってたのと違う展開の作品は沢山あるけど、この展開は良かった!
同期の銀行マンのアキラ&あきら。
人間味あるアキラ。
冷静沈着でクールなあきら。
生まれ育った環境が性格をそうさせてしまった感じのキャラクター設定。
お互いの生まれ育った立場を上手く表現しながら進むストーリーに見事にハマった感じ。
二人の会話が熱い!
自分の信念を持った考えを語り合うシーンに胸熱!
脇を固めた役者さん達も良かった。
お笑いの塚地さん。
町工場の作業者からの転職先が良い!
ユースケ・サンタマリア&児嶋さん。
ダメダメな経営者っぷりが上手い。
江口洋介さん。
確実な融資しか承認しないけど最後までブレが無くてカッコ良い!
稟議書に押印する責任の重さがハンパ無い!
上白石萌歌さん。
髪型が最高(笑)
アキラ100%さん。
アキラ繋がりの出演??
笑顔が殆ど無いシリアスな展開の連続。
登場人物、其々が必至に生きている感じ。
アキラ&あきらの仕事中のシーンが熱い。
あんなに仕事に熱中した事。
自分には最近無いかも(笑)
序盤のベアリングのシーン。
バレバレの伏線なんだけど、台詞の無い伏線回収シーンに号泣。
銀行マンの新人研修。
レベルが高過ぎでした( ´∀`)
ちょいと地味ですかね
横浜流星、こんなにうまかったっけ。
終盤涙した
ストーリー、キャスティング、進行速度、すべてが良かった。
生い立ち、環境が違う二人の終盤
の結末は感動して涙、うるうるした。塚地さんは優しさが出てたし、小島さん、ユースケ・サンタマリアさんも良い演技でした。
江口さんもさすがの貫禄。怖い上司適役ですね。銀行の裏側、実際はもっとリアルなんでしょうね。取引金額の桁が多すぎて、劇中、ハラハラして観てました。
原作小説、ドラマとはまた違った良さがありました。
とても素晴らしい作品でした。この長い物語を2時間ちょっという短い時間の中にエッセンスを凝縮して映画化してくださったことに感謝です。
池井戸潤さんの原作小説はとても好きで、何度も読み返しています。WOWOWのドラマも原作とは違った良さがありましたが、映画も、原作、ドラマとはまた違った良さがあったと思います。原作やドラマに思い入れが強い方は、あまり比較し過ぎずに新たな気持ちで鑑賞されることをお勧めします。
以下、WOWOWのドラマとの違いについてコメントさせて頂きます。
・物語のキーとなる、北村、ガシャポン、彬の祖父、北村の父が出てこない。これは時間の関係上しょうがないのでしょう。
・一磨社長は、石丸幹二さんで同じ。これはハマリ役ということでよかったと思います。最期の「階堂家はお前が引っ張れ!」の台詞が聞きたかった。
・瑛の父と銀行員の工藤さんが経営計画を作り上げるシーンは見たかった。父が再就職先で一念発起し、「瑛、お前は大学へ行け」というあの場面です。
・羽根田部長の、「金は人の為に貸せ」の次が「金の為に金を貸したとき、バンカーはただの金貸しになる」のくだりが好きだったのですが、変わっていてがっかり。
・幼少期の彬が瑛にロザリオを拾ってあげるシーンと、ラストのボールベアリングを拾ってあげるシーンの交錯が素敵すぎて、涙が溢れてきました。
・井口夫妻からのエアメールが、赴任先でくすぶっていた瑛を奮い立たせたシーンが感動的でした。
・ドラマの彬は、人間味があって優秀な経営者という印象でしたが、映画の彬はとてもクールなキャラクターでしたね。これはどちらがよいというわけではなく、新鮮味があってよかったと思います。
・キャストに関しては、竹内涼真さんはハマリ役でしたが、横浜流星さんは、経営者としては貫禄なさ過ぎてイマイチ。ファンのみなさん、ごめんなさい。
・晋、崇、龍馬の経営者としてのダメさは、それぞれの俳優さんがいい味を出していて、池井戸作品の良さが表れていたと思います。
顔芸池井戸ドラマに食傷気味な貴方へ
青春アミーゴかと思いきや・・
とりあえず、最初からしっかり見ましょう。
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