アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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感動しながらエンドロールで…プッ
分かっていても楽しめた
メチャクチャ面白かった😃⤴️⤴️
期待通りの池井戸潤作品
池井戸潤のバンカー作品というだけで、はい、展開読めますね。それでも、今回はお若い二人がそれぞれ適役で、ドロドロし過ぎなくて楽しめました。あまり真の悪役が出てこなかったのが良かったのかも。これが日曜日夜のドラマならこの人とこの人は信用出来ない役のはず、でも普通にいい人だったり。土下座は必ず出てくるのね・・・というのはまあ良しとして、本当にこんなに実直で熱く行動力のあるバンカーばかりなら、日本経済はもっと良くなってるだろうな、なんて思ったりして。やっぱり銀行は大変だ。
ドラマに負けてます。
涼真と流星
正直者が馬鹿を見ない、夢がある映画
竹内くんと流星くんを見に行ったし、実際そうだった。ドラマと違ってて...
竹内くんと流星くんを見に行ったし、実際そうだった。ドラマと違ってて、冷血上司はドラマでは魔が差したと冗談を言うのが見せ場なので、江口さんに期待してたらストーリーが違ってつまらなかった。
斎藤工より竹内くんの方がよくて、もうこういう役をやらせると右に出るものはないと思った。良かった。でも、どれやっても竹内くんだ、イマハ六本木クラスも。
流星くんより向井くんの方が育ちの良さやノーブルな感じがいいのだけど、おじたちを説き伏せるシーンとかは力があった。空手やってたから瞬発力あるのかも。
土下座とか兄弟のいがみ合いとか池井戸さんはこういう世界が好きなんだなあと思う。女の世界ではよく出てくる、想像的いがみ合い、男の方がより始末におえない。銀行がマウントの世界なのか。
あとは、ジェンダー観が古い。
流星くんの眼差しが本当に美しい。
目の保養映画でした。
128分では描ききれない
原作のボリュームから考えてもやはり128分にまとめるのは厳しいと感じさせる内容だった。
特に横浜流星演じる階堂彬の描写が薄く、優秀さを感じさせるところが皆無だった。
また幼い頃のエピソードなど人格形成への描写が少なく説得力に欠けていたため、「原作とかけ離れた人格」の受け入れを難しくしている。
逆に竹内涼真演じる山崎瑛はこの短い時間である程度描かれていると感じた。
ただし、これは原作に沿った人格であったため、ある程度頭の中で補足しながら見ることができたという背景もあると思う。
最後のスキームがどちらのアキラのアイデアかという部分は原作どおり。テレビドラマではこの部分が変更されており、山崎瑛(つまりはバンカー)の存在意義が薄れてしまっていたので、本作で原作どおりに描かれていたのは個人的に嬉しかった。
個人的に横浜流星を正統派イケメンだと思ったことはないけどいちいち表...
アキラとあきらを見て感じたこと
1 池井戸お得意の銀行モノにして、境遇を異にする二人の銀行員の運命的な関係を描く。
2 この映画は、二人の銀行員・竹内涼真と横浜流星の関係性を縦軸に、横浜流星一族の内輪もめを起因とする会社の危機の行く末を横軸としている。主人公に立ちはだかる巨悪との対立構造や時間的制約の中での無理難題の解決といった筋立てのキモがないため、全体的に小粒ですかっとしない。
3 竹内は、過去の自分の体験から雨降りの時は傘を差し出す銀行員を目指すのに対し、横浜は情に流されてはいけないと言う。竹内の人物造形は、エピソードを積み重ねており説得力がある。中でも左遷される原因となった顧客の対応は血が通っていた。これに対し、横浜側の人物造形は、総じて薄っぺらい。裕福な一族の中で、横浜の冷徹な性格や仕事振り、弟とのぎくしゃくした関係、親と対立する伯父たちの関係が形成されたエピソードはほとんど語られていない。また、横浜一族の同族によるグループ会社は名門とあるが、流星と父以外は人物像からして衝動的で経営者の器ではなく、リアリティに掛ける。経済的危機にしても会社内の人物が描ききれていないため切迫感がない。シナリオが弱い。
4 竹内は、邪気のない目を持つひたむきな銀行員を好演し感情移入できた。横浜は、ダブル主演ではあるが、竹内の落としたものを拾うだけの引き立て役となった。細く眉を整えた銀行員はいないだろう。奥田と江口の銀行員は、かくあるべしとのセリフもあり存在感を示した。最後に、竹内が銀行員を目指す切っ掛けとなった名もなき銀行員のその後の姿を見せてほしいとは思った。
池井戸作品の真骨頂
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