「俺たちの江口洋介」アキラとあきら ほいすさんの映画レビュー(感想・評価)
俺たちの江口洋介
池井戸潤好きなら用意に入りこめる間口の広さ。個人的にはもっと銀行の専門的な単語がバンバン飛び交うほうが好き。キャラ設定の段階で先が透けてしまう弱点はあるものの銀行員の日常がリアリティが高く、没入感マックス。問題に対してなかなか解決の糸口がつかめない様子も歯がゆくて良い。
江口洋介が次のステージに進んだようにみえる演技完成度になっておりいる。映画における役者の重要さを痛感した。とにかく各役者がそれぞれの期待値を越えてきており、脚本と、そしてその絶望感が映画として屋台骨を支える結果となってうまく融合して完成度が高い
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