劇場公開日 2022年8月26日

「池井戸潤の原作なら 誰が演じてもそこそこのいい作品ができると思うのだが竹内涼真の演技は良かった。これは彼の代表作になると思う。」アキラとあきら ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0池井戸潤の原作なら 誰が演じてもそこそこのいい作品ができると思うのだが竹内涼真の演技は良かった。これは彼の代表作になると思う。

2023年4月19日
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鑑賞方法:VOD

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動画配信で映画「アキラとあきら」を見た。

劇場公開日:2022年8月26日

2022年製作/128分/G/日本
配給:東宝

竹内涼真
横浜流星
髙橋海人
上白石萌歌
児嶋一哉
満島真之介
塚地武雅
宇野祥平
奥田瑛二
石丸幹二
ユースケ・サンタマリア
江口洋介
戸田菜穂
野間口徹
杉本哲太
酒井美紀
山寺宏一
津田寛治
徳重聡

動画配信のサイトでは人気がある作品だとは知っていた。
横浜流星という役者を知らないので敬遠していた。

が、原作が池井戸潤と判ったので見ることにした。

竹内涼真の父(杉本哲太)の経営する町工場が倒産した。
銀行の融資が得られなかったせいもある。
竹内涼真は後に銀行マンとなった。

横浜流星は巨大企業の経営者の父(石丸幹二 )を持つ。
家族間のしがらみを避けたいと父の会社には入らないで銀行マンとなった。

その巨大企業の経営が傾いていた。
原因としては経営手腕の乏しさ、
親族間の嫉妬や妬みや恨みもあった。

横浜流星は銀行マンを辞め、
父の残した会社を立て直そうと決意する。

竹内涼真は同期の横浜流星の会社をなんとか支えようと奮闘する。

しかしそこには多くのハードルが待ち受けていた。

塚地武雅の

「人生はいろいろある。
たくさんの困難が待ち受けている。」

というセリフが終盤でジーンと来る。

池井戸潤の原作なら
誰が演じてもそこそこのいい作品ができると思うのだが、

竹内涼真の演技は良かった。

これは彼の代表作になると思う。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック