劇場公開日 2022年8月26日

「素晴らしい!…が、ちょっと時間が足りなかったかもしれない…。」アキラとあきら caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5素晴らしい!…が、ちょっと時間が足りなかったかもしれない…。

2022年8月27日
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鑑賞方法:映画館

序盤が惜しい!3時間コースでもいいので、瑛と彬の子供時代を時間をかけて、ゆっくりと描き、ある程度のプロローグをつくってほしかった。
この内容からすると、全十話のドラマにすると、かなり見ごたえがあるものがつくれるかもしれない。
中盤から終盤にかけては迫真に迫り、観るものをスクリーンの中に引き込んでいく。
三木孝浩という監督はやはり素晴らしいと思う。ラブストーリーはなくとも、人間の心を鮮やかに描き出す。
キャストも素晴らしい。杉本哲太、塚地武雅、戸田菜穂、上白石萌歌など細かな配役も効いている。エンドロールで酒井美紀の名前があった。劇中ではわからなかったが瑛のお母さん役だ。
時間は足りなかったが、128分という尺の中では最大限に面白かった。そして感動した。
back numberのエンディングテーマ「ベルベットの詩」が素晴らしい~♪
ぜひ、劇中でお確かめください!

#139

caduceus