「最後の演出だけ惜しかったけど面白かった!」アキラとあきら リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の演出だけ惜しかったけど面白かった!
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アクションとか映像的な派手さは全く無いので見る人の好みは別れると思いますが、半沢直樹とか好きだったので、ひたすら財務諸表みたいなのとかを見て分析しまくる話、面白かったです!!
これどうやってこの状況の会社を立て直すんだ??うわーそういう方法を使うのかー!!っていう驚きはありました。
でも映画として考えた時に、もっと爽快感が出るような演出になれたら良かったのにな〜って、そこが惜しかったです。まぁ難しいんですけどね、提案書を説明するしかないんで、画面としては派手にしようがないし。。
江口さんはナイスなカタブツ上司が見事でした!
この人の承認を得られるようなプレゼン、マジで出来るんだろうか?!って思わせてくれたし、
塚地武雅さんも、ナイスな町工場の社員さんを上手に演じてました!いやー彼の言葉、彼の教えが後々まで心に響いてキーポイントになってくる。主人公の行動を左右するかなり重要な役どころで、これは塚地さんしかいない感じで、良かったです。
ユースケ・サンタマリアさんと児嶋さんは、映画の尺の関係でひたすら捻くれちゃった叔父さん2人の面しか見れませんでしたが、なかなか味のある演技でした!
予告編で何度も聴いた主題歌、エンドロールの人名だけに被せるだけなのは勿体ないので、せっかくなら最後の2人のショットあたりから映像に被せてくれたら、主題歌のサビの良さがもっと出るのにな〜とは思いました。
惜しかったのは多少の演出だけで、内容は渋くて、数字と経営と融資の是非をひたすら考え分析する面白い話でした!!
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