劇場公開日 2022年8月26日

「宿命に立ち向かう二人の姿がカッコ良かった。」アキラとあきら ひろっぴさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5宿命に立ち向かう二人の姿がカッコ良かった。

2022年8月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

『アキラとあきら』鑑賞。

*主演*
竹内涼真
横浜流星

*感想*
原作は知っていますが、読んだこともないです。また、ドラマ版は観たことはありません。でも、七つの会議、空飛ぶタイヤは観たことはあります。

銀行の話は少し難しかったけど、めちゃめちゃ面白かった。

小さな町工場が倒産して、過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司の階堂彬。
ライバル同士だった二人は同期入社し、初めは、反発し合いながらも、少しずつ認め合うのが熱かった!

個人的に瑛(竹内涼真)目線と、彬(横浜流星)の目線の描き方がとても良かった。過酷な幼少時代を過ごした瑛、大企業の御曹司として育てられた彬。瑛と彬を交互にストーリーが進行し、交差する所がまた良かった。

山崎瑛は、数々の困難に抗いながらも、恩人の言葉を思い出しながら、すぐに気持ちを切り替え銀行員として奮闘するところが良かったです。上司の不動(江口洋介)は、氷のように冷たいし、確実性じゃなければ、即却下する恐ろしい人物だったなー。

階堂彬側は、身内がイヤ~な奴ばっかで、腹立ちました。(^^; 幼少時代から親族同士の争いにうんざりしていた彬は、グループに継ぐのを辞めて、銀行員になります。
三兄弟の内のユースケ・サンタマリアと児嶋が嫌い!弟もプライドが高くて地味に嫌な奴でしたw
あと、彬が時折見せる口角上げた笑みが印象的でした。

ある経緯があって、グループの危機に直面した時、山崎瑛と階堂彬は、お互いの信念をぶつけ合いながらも、少しずつ認め合って乗り越えようと、宿命に立ち向かう二人の姿がカッコ良かった!

ラストも良かったですし、豪華俳優陣の中にお笑い芸人が出演してましたが、皆さんとても上手かったです!個人的にに塚っちゃんが良かった!声優の山ちゃんも良い味出してた。演技上手かった。

総じて、難しかったけど、めちゃめちゃ面白かったです。ラストが素晴らしかった!\(^^)/

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ひろっぴ