アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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主演の2人
池井戸潤の原作らしい金融ドラマだが、竹内涼真と横浜流星のさわやかさが上手いことブレンドされてとても青春ドラマのような味わいも見せてくれる作品。青春映画っぽさは、監督が三木孝浩だからというのもあるだろう。同じ「あきら」という名前を持つ同期のライバルである2人。1人は歴史ある大企業の御曹司でありながら、金で揉める血縁関係に嫌気がさして銀行に、もう一人は小さな工場の息子で貧しい生活をおくってきた。対照的な2人が、反目しあいながら銀行員にとって大切なことは何かを見つけていく。
主役の2人がとにかくいい。ストレートな正義感を持つ竹内涼真は、はまり役。こういうまともで影のないキャラクターを嫌味にならず演じられる彼のセンスは貴重だ。人情を否定する横浜流星の影ある芝居もすごく良かった。笑みの浮かべ方に歪みがあるのがいい。理想と現実の狭間で葛藤するお仕事ドラマとしても共感を呼べる作りになっているので、仕事に悩む社会人にもきっと良いヒントを与えてくれる作品だろう。
汗臭さを微塵も感じさせない、竹内涼真&横浜流星が体現する池井戸作品
池井戸潤氏の作品となると、どうしたってTBSの日曜劇場を想起してしまいがちです。
ですが、今作は青春映画や恋愛映画の名手・三木孝浩監督が手がけており、テレビドラマの路線とは一線を画しています。
大手銀行に入行した「アキラ」と「あきら」を演じた竹内涼真と横浜流星の等身大の魅力が
詰まった作品でありながら、汗臭さを微塵も感じさせない青春物語としても成立しています。
それぞれの矜持を貫きながら、ひとりの社会人として成長していく姿は清々しいのと同時に、
筆者世代からしてみると上司役の江口洋介の発言にもうなずけたりします。
強いて言うならば、新卒入社して着実に出世していく2人の成長物語を描いていながら、
まるで1ミリも女性の影がちらつかないことへの違和感がないといったら嘘になるかもしれませんね。
「経済系の映画」として見るか、「人間模様の映画」として見るかで感想が分かれそうな作品。
まず、本作は128分でまとめるのは困難な時間軸と経済事案だと感じました。
特に経済の話となると予備知識などが必要となり、ただでさえ通常の作品と比べると長めになってしまう面があります。
それもあってか本作では、それほど1つ1つの事象に入り込まずにエピソードをつなげていくという作りになっていました。
経済系の映画として見ると、最初の方の「日本有数のメガバンクに同期入社」における入社式のプレゼン対決の段階で、「この程度のネタで超一流メガバンクで語り継がれる伝説になれるの?」という違和感をもってしまうかもしれません。
ただ、このプレゼンの難易度を「伝説級」に上げてしまうと、一般の人が理解できなくなるという問題が生じてしまう厄介な面があります。
そのための落としどころの1つが本作なのでしょうが、最初に2人の存在を際立たせる演出としてはアリだと思います。ただ、その後も、上白石萌歌が演じる後輩が「あの伝説の…」という感じで引っ張るところは、やり過ぎな感がありました。
その他も、名言集のようなセリフにしたいという意欲は感じますが、そのぶん論理が飛んでいる強引なセリフが出るところは尺問題の絡みなのでしょうか。
また、エピソードをつなげていくような作りなので、登場人物に感情移入がしにくい面もあるかと思います。
横浜流星が竹内涼真に「お前は育ちが良いな」と、取ってつけたように言いますが、これが本作の最大の特徴なのかもしれません。「恋愛映画」のラストのような描き方をどう感じるのかによって本作の評価が分かれると思います。
ただ、竹内涼真、横浜流星、高橋海人、上白石萌歌らキャスト陣の演技は良く、経済系の話が苦手だという人に対し、少しでも経済のことを身近に感じてもらうのが本作の価値だとも考えるため、経済の話を分かりやすくするには、ある程度、本作のように「雰囲気で進める」のも正解の1つなのかもしれません。
ツッコミどころは
たくさんあるが、池井戸作品らしい爽快な結末で、スッキリ。
竹内涼真演じる実直な銀行員、冷徹だが闘志をうちに秘める横浜流星
半目しあう同期に見えて、実はお互いのいいところを、わかっているような、関係。
ラストで、ベアリングをハンカチでふく横浜流星
ベタではあるが、運命付けられたような2人の関係が、よかった
❇️物凄く良くまとまった熱くてハラハラする展開が最高でした。大好物作品‼️
アキラとあきら
🇯🇵静岡県?
全く関係のない二人。
幼少時代父親の背中を育ちの違いで育つ。
優秀な大型新人銀行員としてで出会う。
ある大企業の倒産がかかった案件。
誰もが触りたくないほどの赤字物件。
優秀な銀行員二人が手を組み再建を目指す❗️
🌀『半沢直樹シリーズ』などの人気作家池井戸潤さんの熱きバンカー青春ストーリー。
❇️物凄く良くまとまった熱くてハラハラする展開が最高でした。大好物作品‼️
◉85C点。
★彡私は本当に池井戸潤さんの作品が好物でして、2024年に今年に、今更『半沢直樹』を一気見してから大好物なジャンルだという事が確信しました。
★彡今年の私の流行は池井戸潤さんの映画鑑賞とスルメと日本酒🍶が大好物です。
🟢感想。
1️⃣こんな良い人いるか❗️とも思えてしまう若き青年竹内涼真さんや、インテリボンボンだけど頭脳はな、横浜流星さんのダッグが良かった。
2️⃣性格悪そうな、ユースケさんや児嶋さんの役所や、堅物な感じの江口さんの演技も新鮮でした。👓
3️⃣幼少期の熱き伏線回収もバッチリでした。🤘
なんとも爽やかで気持ちいい物語
この作品は、弁護士作品でも見られるのと同じく、本来銀行員ができないし関わらないことを「物語として関わる」ことで面白いフィクションに仕上げている。
その根底にあるのが「晴れの日に傘を押し付け、雨が降れば取り上げようとする」という慣用句的な言い方をされる銀行に対する「一縷の望み」を描いていると感じた。
作品では銀行員とは一体何かということについて、各々の行員の考え方を美しくまた、もっともらしく描いている。
同時に、「乗り越えられない宿命なんてない」と、人生における様々な出来事は「偶然ではなく」「自分の人生は自分で決める」ことで道が開かれていく真理を説いている。
一見真逆の環境で育ったアキラとあきら。
しかしその根底にあるのは、自分に正直に生きること。自分に嘘をつかない生き方をすること。そんな風に読み取った。
ヤマザキアキラがピンチの時にカイトウアキラが素晴らしいアドバイスを与え、カイトウアキラがピンチの時にはヤマザキアキラが全力で応援する。
お互いライバルであるかのようで、真逆であるかのようだが、その起きた事象の中で何が一番大事なのかを二人とも理解している。
そこに損得勘定はないのがこの作品を爽やかで心地いものにしている。
二人の出会いが、その当時出会った記憶が、灯台の傍で思い出されひとつになる。
初めから決まっていた宿命。すべては偶然じゃなかった。
しかしそれは決して「結果がわかっているゲームほどつまらないものはない」のではなく、起きた出来事から自分自身の想いがどこにあるのかを見極め、全力で自分が正しいと思った意志に従う。
人として、これが本当の生き方だろう。
作品は美談だ。でもいま、そういうのが求められているんだなと感じた。
斜に構えて見れば少し前のドラマに感じてしまうが、銀行員としてあるべき姿をこの作品は伝えている。
黒澤明監督の「生きる」は、「役人仕事」と揶揄された役人にもできることがあると伝えていたが、この作品はまさにその銀行版だろう。
いま銀行員の中にヤマザキアキラのような人物はどれくらいいるのだろう?
絶体絶命の東海郵船グループ。銀行をやめてその舵取りをすることに決めたカイトウアキラ。
問題のイーストオーシャンホテル。そして東海商会と東海郵船。親族間のしがらみ。
単独では無視されたイーストオーシャンの売却も、東海商会とのセット販売を考え付くがあまりにもリスキーなため断られる。
そうして出た妙案は、順風満帆な東海郵船に140億の融資をし、全株を東海郵船に集める。
三友銀行からの融資をすべて返済して、日本麦酒に東海商会を50億で買い取ってもらう。
その50億を返済。実質90億の融資は、東海郵船グループが返済可能な額となる。
作家はこの構図を先に発案し、この物語が紡ぎだされた。ドラマにするための頭取のかつての思い出と、研修に使われたゲーム。
二人の当時の出会いと、ヤマザキアキラの父の工場で働いていたドランクドラゴンが神父だったという設定。
一途さと違法の紙一重。
このような思いを行動にしなければ物語にはならないのかもしれないが、銀行のあるべき姿を説いている。
特に、資料と数字だけで右から左へと裁かれている零細企業。
作中最後にはいい意味で使われていた「確実性」
確実性などこの世界のどこにも存在しないと思うが、自分の生きざまを貫く「アキラとあきら」に、日本人の底力を感じた。
良い作品だと思う。
なんだか無理があるような
評価がとても高い、そして好きな池井戸作品なので気になってみました、んーなんだろう2人の関係が無理やりな感じというか、端折りすぎてて全然掴めません
おそらく原作はもっと長くて濃密な話なんだろうというのは推測できます
ドラマ自体は池井戸作品だけあってある程度のクオリティがありますがお家関係のくだりが強くてあまり面白くないなーというのが本音、2人のあきらが主役なのかと思いきやほぼ活躍してるのは竹内涼真の方、感情移入もできるしそれはわかるけどなあ
連ドラもあったようでそちらのが見応えはありそうだが2時間でみたいんですよねえ汗
そんなわがままな人間にはちょうどいいのかもしれないね
☆☆☆☆ 原作読了済み。 この長編をここまで圧縮するとは! しかも...
☆☆☆☆
原作読了済み。
この長編をここまで圧縮するとは!
しかも全然違和感は無いし、映画化独自の展開も実にスムーズ。寧ろ、原作自体が持っている。読んでいる時に、所々で感じた中途半端さが解消されている。
タイトルに有る2人の《AKIRA》
自宅の工場が銀行から三行半を突き付けられる《AKIRA=瑛》と、御曹司の長男として生まれた苦悩に悩まされる《AKIRA=彬》の2人。
原作を読むと分かるのだけど。前半の1/3はほぼ【山崎瑛】の物語。
この2人は伝説の研修会で〝 再会 〟を果たすのだが、原作は以降のほとんどが【階堂彬】の話が中心となり進んで行く。
それだけに、映画化に於いて2人の《AKIRA》の話として、バディ物としての面を全面的に押し出しているのは成功だったと思う。
映画化では《竹内AKIRA》の前半部分を大幅にカット。
この2人のAKIRAが〝 伝説的再会 〟を果たすのは、700ページある原作の300ページ近くだったのに、映像化ではまだ数分しか経過していないのだから舌を巻いた。
但し、原作の前半部分をすっぽりとカットしていただけに。後半で東海郵船グループを救う救世主の1人となる、《竹内AKIRA》の高校時代の友人であるガシャポンは登場しない。
その救世主の居ない部分を。原作ではそれほど存在感が無かった《江口=不動》のクセの強い存在が担っていたのには、ちょっと驚きました。
他にも、原作だと後半に突如として登場する《上白石=水島》も。(原作にはない)あの登場場面が有るだけに、全然違和感がない。
更には、《竹内AKIRA》に影響を与える《塚地=保原》の存在。
原作では、保原が【幸運のロザリオ】を【瑛】に贈り、肌身離さず身に付けている。
そんな【幸運のロザリオ】を。父親が開発したベアリングへと変更し。それが〝 運命の出会い 〟を経過しての、エンディングを締める脚色となっている辺りも鮮やかでした。
もしも原作通りの終わり方だったならば、多くの観客には中途半端な終わり方だと感じたのでは?と思っています。
それ以外でも、多くの原作を上回る部分が有りましたが。とは言え、この物語には決定的に欠けているところが有ります。
その最たる面が、、、この物語には【巨悪】が存在しない…とゆうところ。
池井戸潤原作だと。社会に対して隠蔽体質で悪の限りを尽くす【巨悪】を倒し、一気にカタルシスに浸らせてくれるのを、どうしても期待してしまう。
それだけに、あまりにもこの物語だと。対立する人物が、所詮は偉大な父親を継承した長男に対して《妬み・嫉み》を募らせている小狡い次男の《ユースケ/晋》と。次男に追従する、プライドだけが高い単純おバカな三男《児島/崇》の精々2人だけなところ。
勧善懲悪なドラマ作りに於いて、プライドのぶつかり合いは確かに観ていても面白い。
特にテレビドラマ桟敷では、それこそ酒の肴にこれほど相応しい作りはない。
でも、それもまた諸刃の剣で有って。どれも全て面白いとは言い難く、内容によっては中身の薄さにも通じて来る。
実際に半沢直樹シリーズは、登場人物達のアクの強さも有ってお茶の間での人気を博した。
だがそれは、少なくとも初回の放送から人気が爆発した訳ではなかったと記憶している。ある意味では、笑いの対象として観ていた人も多かったのではなかろうか。
だからなのか?半沢直樹シリーズで(もはや)恒例とも言える〝 アレ 〟を、原作にはないのにかかわらず、わざわざ挿入させていたのでしょうか?
その点で言うと、映画は2時間で〝 結果をださなければならない 〟
いや、敢えて言うと序盤の20分〜30分辺りで観客の心を掴めないと、後々苦しくなって来るのかも知れない。
テレビ的な手法は、スクリーンではなかなか通用しないメディアなのでは?とも思う。
これは私個人の考えでもあるのですが、テレビで面白いのはより軽くて薄いモノ…だと。
まあ、単なる思い込みではありますが、、、
ちょっと脱線してしまいましたが。そんなテレビ的な内容に相応しい人間ドラマなこの作品。
なんだかんだと言いつつ。中盤のスーパーマーケットの失敗(映画化ではカットされている)から「今度こそ!」とばかりに、一大リゾート開発へと突き進んで窮地に陥る同族企業の悲哀で有り。それら全てが渦を巻きつつ、後半でホテル売却に伴う様々な利権やしがらみ等。複雑に入り組んだ人物相関図を、ここまでシンプルに整理しているのには、単純に「凄いなあ」と感じます。
青春恋愛映画の旗手である三木監督が描く人物相関映画…とゆう事で、鑑賞前には「果たしてどうなんだろうなあ〜」…と、少しばかり疑心暗鬼では有ったのですが。ここまで纏めた、この脚色は見事でした。
脚本を書いたのが、初めて知る脚本家だったのですが、今後にも期待したいと思わせてくれました。
原作になかった部分で、私に刺さった箇所が有りました。
終盤にて《竹内AKIRA》に対して《江口不動》が放つ言葉の1つ1つが、〝 誠実に仕事をし、社会に貢献している全ての人達への賛歌 〟と言える。それらの言葉こそが、この物語に於ける最大にして最高な〝 本質 〟を表していたのだろう…と。
2022年 8月26日 TOHOシネマズ上野/スクリーン3
汗臭すぎない青春ドラマ
池井戸潤さんの同名小説と基にした、竹内涼真さんと横浜流星さんのダブル主演映画です。
幼少期の経験から異なる信念を持ち、メガバンクに同期入社した山崎アキラ(竹内涼真)と階堂あきら(横浜流星)の2人を中心に描かれたヒューマンドラマになっています。
映画は、よくある人情ドラマの導入のような感じで映像が始まり、物語は進んでいきます。
池井戸作品かつメガバンクが舞台のため、もちろん経済系の話も出てきますが、映画の尺の問題からか、難しそうな経済の話に関してはさらっと流されており、融資の話やメインどころである”階堂の会社の話”に関しては、経営等に普段から携わることがない人にとっては「何となく大変そう」程度にしか伝わらないように感じたのと、話の展開にやや違和感。。
その分、山崎と階堂の”自分の理想と現実との間で葛藤する姿”や、主人公2人の間だけでなく、階堂とその家族や、山崎と上司等における”お互いを仲間として認め合っていく流れ”にフォーカスを当ててストーリー全体をまとめており、汗臭すぎない青春映画のようで最後まで面白く観ることができました!!
私自身、人の心を動かすのは”論理的な正解”よりも”情”なんだなと、改めて気付かされる映画でもありました!
”自分のやりたい事”と”上司や自分の置かれている立場”の狭間で悩んでいるような、特に新卒~社会人3年目の方にオススメしたい作品です(^^)
あれっ?ほくろが…そればかりが気になった2時間でした。大事なのは確、実、性。
確かね、この作品レビュー書いていたように記憶してるんですが。履歴に入ってないんですね。
きっとアレだ。
大阪は新世界の魔窟こと新世界国際劇場で“女装で”観てきたΣ(’◉⌓◉’)エツ!『カンフー・モンスター』のレビューが二度にも渡って削除されてるのを逆恨みして「もうこんなとこでレビュー書けるか٩(๑`^´๑)۶プンスカ!!」って拗ねちゃって、いくつかレビュー消した記憶あるので、その時かー(笑)
(卑猥な)女装ネタ絡めたんがあかんかったんやろか?パンツ見られたとか、どーとかΣ(’◉⌓◉’)エツ!
作品のお話ですよね。
あれっ、確か幼少期の彬の右頬には特徴的なほくろが2個あったんとちゃうのん?
ええとこのボンボンやし、コンプレックスやったさかい、手術で取ってもろたんやろか?
って、そればかりをずーっと考えていました。ほんとに。
彬も瑛も、幼少期から成人に切り替わる顔だちには、さほど違和感を抱かなかったのですが。
ほくろが悪いんやで…ほくろが。
これで終わらせちゃだめですよね。
お話にも触れておきますね。←それ書くんがレビューやろ!
土砂降り雨の中、瑛の父・杉本哲太の「このベアリング見てやってください!これがあったら!これがあったら!」みたいなシーンがあるんかな?って思ってたんですね。この阿呆は。
あとね、池井戸潤原作の映像化作品といえば、やっぱり太陽がぐぐぃーっと昇ったりずぅーんと沈んだりする早送りのカットが絶対に出て来るイメージがあるのね。だからいつ来るか、それをずーっと待ってたんですよ。
来るか?来るか?やっぱり来たかー(笑) 太陽ぐぐぃーっと昇るんかー(笑)
だから!お話の感想書こうよ!
閑話休題です。
叔父①・児島一哉の表情にずーっとムカついていたの。叔父②・ユースケさんは、素が剽軽なお顔立ちなので、そうでもなかったんですが。
弟・髙橋海人演ずる龍馬の無能っぷりが本当に滑稽だったの。てか、コトー先生でのチャラ男・判斗じゃないですか!
「金持ち喧嘩せず」って言うのにさ、遺産相続のゴタゴタって鉄板のストーリー展開ですやん。
おゝ醜い醜い。親、財産なんか持ってなくてよかった。お金なんていらないよ
うそだよ!お金欲しいよ!༼;´༎ຶ ༎ຶ ༽めっちゃ欲しいよ!
ごめんなさい。お話の感想でしたよね。←三回目
お話のクライマックスが開始10分にも満たない時点で来ちゃったんですね。私的には。
融資戦略研修でのグループディスカッションの攻防がそう映ったの。私の目には。
最後の方で融資部長・奥田英二が言うには、このお話ってそれから10年後のことだったんですね。
10年経ってるかぁ、二人のあの顔だち。
全てお見通しの奥田英二、久しぶりにお顔拝見した感じ。
『円盤戦争バンキッド』以来かなぁ。←それは言いすぎ!
奥田さん、黒歴史掘り起こしてごめんなさい。そこは『男たちの大和』での艦長役って言うたれよ!
上白石萌歌のスーツ姿には萌え~ってなったの♡“もえか”じゃなくて“もか”とお読みするのですね。
『カッペイ』の時の童顔からは想像もできない、キリリとした目力のある演技にビックリでした。
ソファに座ったカットで、タイトミニスカートからおパンツ見えそうで(*´Д`)ハァハァしたの。←こーゆーこと書くから削除されるんやで!←全然休題してないし!
この作品ってドラマもあったんですね。アマプラで課金してまで観ようとは思わなかったんですが。
あと、土下座。どこで来るんかなー、どこで土下座来るんかなーって待ってたら、まさかのキャラが、そこで土下座かよ!
土下座に始まり土下座で終わる。いかにも池井戸劇場でした。
ってか、数々の原作にも土下座描写あるの?ひょっとして土下座フェチ?←失礼やぞ!
このお話のメッセージって「運命・宿命」とか「情けは人の為ならず」とか「金は天下の回りもの」と違って「金持ち喧嘩好き」やったんやろか?
それから、やっぱりヘタなエンディングテーマソングっていらんよ。
普通にサウンドトラックでも流そうよ。シリアスな作品やのに余韻ブチ壊しやん。←どの口が言うてるねん!
(back numberファンのみなさん、ごめんなさい)
アキラ100%の人、ご出演だったんだ!お盆持った全裸の人なんて見かけなかったから、気が付かなかったよ!
てか、アキラやからキャスティング決めたんかな?安直すぎるにもほどがあるやん!
こんなにシリアスなお話やのに、結局はこーゆー感想で締めるって、何やねんな…自分。
ちゃんと確実なレビュー書こうよ。そう、私に足りないのは確、実、性。
ほんまにちゃんとしてよ、自分…
閑話休題と矢印(←)を多用するレビューってもれなく駄文の極みなのな、自分…
二回目レビューなので、やっつけ仕事みたいに書いてしまって済みません。
反省して次回は、大好き作品のレビューを真面目に書こうと思います。
何観ようかなぁ。←なんかイヤな予感しかしないでしょ。
細かいことまで分からんが面白い
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銀行に同期入社の竹内と横浜。他の同期に比べても傑出してた。
ドライな横浜と違って竹内は人情に篤い。しかしそれが裏目って左遷。
それでもその姿勢は崩さず実績を残し、また戻って来た。
横浜は大会社の御曹司で、弟が経営を引き継ぐこととなった。
叔父が2人いて共に系列会社の社長で、リゾートホテル事業を開始。
で弟はこの2人の粉飾しまくりの口車に乗り、ホテルの連帯保証人になる。
このホテルが大ハズレで、共倒れになりそうになる。
こうして横浜は退社して弟に代わり社長になり、竹内がサポート。
竹内はホテルの借金ごと会社全てを売るという発想を得る。
販売網という武器を持っており、それを欲しいビール会社が買うことに。
それに伴う融資の稟議も降り、めでたしめでたし。
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あんまり銀行の融資とか詳しくないからよう分からんけど、
2人の主人公のそれぞれに熱い思いが伝わっては来たな。
叔父2人も自分のことしか考えてないひねくれ者ではあるが、
横浜が心のこもった説得で売却の話の同意を得ることに成功し、
彼らは彼らなりに悩み苦しんでたんだなあって感じ。
会社の社長ともあろうものが夢見て大赤字の事業なんてせんと思うし、
別会社に売却なんてそう簡単にいくものなんかな?とも思うけど、
まあ映画やしそのへんはツッコまないのがお約束。
想像以上にリアルで健全な職業観について考えさせられる映画
池井戸作品ということで気になっていた作品で、たまたまた映画館で友人と観ることに。
竹内涼真と横浜流星の2人が熱い青春ドラマのような世界を繰り広げてくれて、見応えがありました。
期待された優秀な銀行マンの2人が、「何を大事にしたいのか」によって人生が大きく変わっていく様子が面白くて、「自分はどちらの道を選ぶのか」など考えながら見るとより面白いと思った。
男同士の友情。プロとしての仕事。上司は嫌な人ではなく、自身が障害となって仕事のクオリティを上げてくれる人。非常に感動する映画でした。
殴り合わない少年マンガ
原作は読んでいないので映画に限った話になるが、池井戸潤原作の作品が面白い理由は「熱さ」にある。
腹黒さや金銭などを扱って、大人の世界を舞台にしているものの、信念のために戦う者たちの物語は少年マンガと同じなのだ。
信念の向こうにある誰かを救いたい気持ち、自己犠牲、そして、ファンタジー世界とは違うリアル世界の必殺技。
少年マンガとの違いがあるとすれば、戦う相手が誰なのか定かではないことくらいだろうか。
はしゃぐ十歳の子どもの心と、都合よく登場する必殺技や気合いだけでなんとかすることに冷める大人の心の両方を、同時に満たしてくれるのが池井戸作品なのだ。
わざとらしいくらい大袈裟なキャラクターも、挫折も苦悩も、道しるべも、運命的ななにかも、全て少年マンガの要件を満たす。
小難しそうに見えて全然そんなことはない、ただ「熱さ」を追求しただけなのが魅力だ。
はしゃぐ十歳の心なんてないよ、とか言っちゃう、つまらない大人じゃなくて良かった。
救済
乗り越えらない宿命はない。
偶然は何一つない。
ビジネスエリートたちの熱いストーリーと
ビジネスの先にある、理想、人間愛、使命感
どこか、キリスト教の精神を垣間見る感じでした。
どんな仕事であろうと、
【仕事とは】単にこなしていく『作業』ではなく、
本質は『愛』なんだと。
対面の仕事でなくとも、人があっての仕事である。
そこに人がいるということは、血が通っている。
また仕事をするのもロボットではなく人である。
だから、『愛』なんだと。
それを教えてくれた映画でした。
W主演の二人、役者陣もGOODでした👍
エンドロール見たら、監督が三木孝浩さんだったので、そりゃそうか!と。(^^)
原作者✖️監督✖️役者陣 オール最高!
そりゃ良い作品になるわ!
映画最高!
ドラマ並みのボリューム
内容的には人間模様や生い立ち、ビジネスの難しさなど、様々な要素が入り組んでましたが、よくまとまっており、スッキリと頭の中に入り込んできます。
完結してるし、面白い。
俳優陣の演技もよし、ストーリーもよしの紛れもない良作。
飽きずに見られました
原作、ドラマも観ていたので2時間ちょっとでどうなのかなと思っていましたが、よくまとまっていて最後も感動的でした。主演のお二人の演技もそれぞれ役にはまっていたし、銀行の上司の江口さんはじめ〝らしさ”も出ていて楽しめました。身内の銀行員曰く、池井戸作品は「シャイロック」はじめリアリティには事欠かないらしいです。リアルはもっとドロドロしていて大変らしいですが、エンタメは爽やかな終わりがいいよね。
ただ、ドラマの龍馬役の賀来賢人さんと比べると酷なのかも知れないけど、ジャニーズのごり押しだったのか、高橋海人くん、結構重要な役なのに、ドクターコトーのときと同じような演技で浮いていて、御曹司らしさもなく、ちょっと残念。今後はこういうキャスティングなくなるといいな。
俺たちの江口洋介
池井戸潤好きなら用意に入りこめる間口の広さ。個人的にはもっと銀行の専門的な単語がバンバン飛び交うほうが好き。キャラ設定の段階で先が透けてしまう弱点はあるものの銀行員の日常がリアリティが高く、没入感マックス。問題に対してなかなか解決の糸口がつかめない様子も歯がゆくて良い。
江口洋介が次のステージに進んだようにみえる演技完成度になっておりいる。映画における役者の重要さを痛感した。とにかく各役者がそれぞれの期待値を越えてきており、脚本と、そしてその絶望感が映画として屋台骨を支える結果となってうまく融合して完成度が高い
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