ハケンアニメ!のレビュー・感想・評価
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アニメ業界のお仕事映画
見えない目撃者も良かったけど今作も吉岡里帆が良い。陰キャラな主人公を好演してる。吉岡里帆ってテレビドラマだとイマイチいい役をもらえてない印象があったけど、映画ではいいのが続いてるね。
あと柄本佑のプロデューサーもよい。冷たい男と見せかけてのいいやつ。
アニメのSHIROBAKOとは別の意味で面白い
派遣アニメだとばかり思っていました。
派遣社員がアニメのお仕事をやる話だとばかり…
覇権アニメだったんですね。うちのアニメが放送枠の覇権を取るぞ!と言う。
そう言ったアニメを制作する過程の映画。
SHIROBAKOの実写版見たいな映画と言ってしまえばお終いですが、今回の主役は制作進行では無く監督ですね。ただ制作進行も大きなポイントではありましたが。舞台裏は大概修羅場でそれはそれで面白かったです。
アニメ好きなら多くを語らずともこれだけで分かってもられるかな?
どうしても気になるのが劇中アニメで天才監督と言われた伝説の作品ヨスガ。普通ヨスガと言えばエロいあっちを思い出してしまいますが生きる勇気を与えてくれる様な作品だった様で、是非見てみたいものですね。主人公の女性監督もこのアニメを見て公務員辞めてアニメの世界に入ったと言ってましたし。
あと天才監督の作品と女性監督の作品も、それぞれ12話見てみたい。そうしないと自分の中でどっちが勝ったのか勝敗がつかない。
是非アニメ化希望。
それにしても出てくるアニメの聖地が秩父なのは偶然?コノハナとかココサケとかチラッと出てくるのかと思ってしまった。
派遣アニメじゃない
思っていた以上によかった。評判が最悪なのでどんな映画かと思っていたが。
派遣アニメではなく覇権アニメなのね。
見る前までフリーのアニメーターの話かと思っていたが、視聴率の覇権を目指した対決ものでした。
いろんなエピソードを見せられるが、どれも良く描けているし、まとまっている。そこは辻村深月の原作、流石である。
ただ、クライマックス前で監督とスタッフがぞろぞろと、これからやるぜ!みたいな廊下を歩くシーンがあるのだが、そこだけダサくてカッコ悪かった。
あと、あれだけ、視聴者の声を字幕にして出していたのに最終回が終わった後の視聴者の声を出さなかったのは意図的だと思うが、ちゃんと出したほうが良かったと思う。
原作を読みたくなりました。多分原作も面白い。
刺され!(誰かの心に)
今年の新作映画で涙したのは初めてです😢
最高でした!邦画お仕事ムービーとして大傑作!
辻村深月の同名小説原作で、2つのアニメ製作会社を舞台にアニメの「覇権」の座をかけて対決する様を描いた本作。
原作の小説がもともと大好きで、自分が普段あまりやらない「観賞前の読み返し」を行いました。
原作では尾野真千子演じる有科&仲村倫也演じる王子パートが前半で多めに描かれて、その後に吉岡里帆演じる斉藤監督&柄本佑演じる行城プロデューサーのパートが後半に来ます。しかし、この映画はどちらかというと斉藤監督が主人公でそのライバルチームが有科&王子という感じでした。
なので冒頭に斉藤監督のエピソードが来たときは若干戸惑いましたが、その方が映画としてはかえって分かりやすいものになっていたので英断だったと思います。
何といっても劇中アニメーションの本気度が凄まじい!!
その絵コンテの段階やプリヴィズ段階の映像も出てきますが、それを全て「サイコパス」や「攻殻機動隊S.A.C」でお馴染みのProduction.I.Gが手掛けてるとのこと!
アニメーション製作の場面が映像を我々観客に見せながら展開されていくので過程が解りやすいし、「こんな風にいつも作られてるのか」と感心させられます。
キャラクターに声を当てる声優陣も実際の人気声優を起用し、アフレコが実際に行われてる場面も登場するので、梶裕貴さんや高橋李依さん、速水奨さんが実際に収録されてる場面も観れて本当に嬉しいです。
そして、主要人物であるスタッフを演じた役者陣も非常に良かった!
吉岡里帆や尾野真千子はいつも通り良かったのですが、特に素晴らしいのが王子監督を演じた仲村倫也と行城プロデューサーを演じた柄本佑です!
この二人は原作の人物をそのまま体現したかのように演技されていて、観てて本当にビックリしました。
内容としてはいわゆるお仕事ムービーですが、好きな事(やりたい事)をしたいと思いながらも、避けて通れない現実に苦労して、葛藤して...それでも「観たい人のために届いてほしい」というために頑張り、理想を貫きたいという彼らに感情移入しっぱなしでした!
自分はやはりアニメが好きです。
もちろん映画やドラマも好きですが、好きな作品がどのように、どんな思いで、どんなに苦労して作られているか知るのは容易ではありません。
ですが、「鬼滅の刃」しかり「呪術廻戦」しかり、映画だと先日観た「トップガン マーヴェリック」であったり、それぞれの作品のスタッフ・キャスト達が我々観客に対して最大限に満足させるために魂を捧げる覚悟で作ったことでしょう。
劇中では中盤や終盤にて、その色々な思いを込めて作ったアニメーションの放送を製作陣や視聴者が観るという場面がありますが、そのアニメのシーンと吉岡里帆や仲村倫也が観るシーンが交互に映される場面に色々な事を感じ取れて、涙せずにはいられませんでした。
そんな、作品の製作陣のドラマは「カメラを止めるな!」をも彷彿とさせるものを感じます。
だからこそ、アニメが好きな人、もの作りのドラマが観たい人には是非とも観てほしい傑作でした!
本当に、観て良かったです。
さされ、誰かの胸に
おみそれしました
原作は文句なく面白いんだよね。
それで舞台化されたから観に行ったら、これも面白かった。
映画化されるっていうから、絶対に観るって決めてたの。
吉岡里帆が有科香屋子役だと思い込んでたの。尾野真千子が演じた役ね。
原作は、四部構成だかで、各部で主人公が違うんだよね。でも共通して有科香屋子がいる感じで、ここを中心に描いていくのが楽なはずなの。
王子監督と一番絡んで対立するのも有科香屋子だしね。
そしたら、吉岡里帆は新人監督・斉藤瞳役だった。
「いや、王子と斎藤の二人で描くのはキツイだろ」と先行きに不安を感じたの。
不安といえば、オープニングもどうなんだろうという感じで。
七年前の斉藤瞳の面接から入るんだけど「なんだこれ?」と思ったな。
あと不安だったのは。原作も舞台も、そんなにアニメ作品を映さないんだよね。
だから、観客が自分の脳内に好きに「すごいアニメ」を再生させればいいの。
でも映画でやっちゃったら、ここは描かざるを得ない。
人気を博するアニメの片鱗を、呈示しないといけないの。
でも、不安は杞憂だったね。
ストーリーは停滞してたけど、王子と斉藤瞳の対談のシーンから盛り上がる。
それまでは主人公の片割れが不在だから、話が進まないのも当然だけど。
アニメも一部しか出してないけど、なんか納得のでき。
そして話が進んでいき、斉藤瞳が「やらなきゃ」ってなるところから、原作の熱さがそのまんま出てきた。
ラストは「かつての自分のような子供に作品を届けたい」っていう斎藤監督の望みが叶ったってことだけど、もう少しすんなり終われた気もする。
オープニングで不安を与えてしまう点とかもあったから、吉野監督の次回作は観てみて、癖なのかこの作品だけなのか確認してみたいと思ったよ。
小野花梨も良かったね。たぶん、王子・斎藤の対決を描くだけなら、なくても良いエピソードだと思うの。なんならキャスティングの関係で描かざるを得なかったんじゃないかっていう。
でも効いてた。そして、作品後半に向かうにつれてキレイになってくね。恋をしてるってことなんだけど。
声優役の高野麻里佳の「駄目な声優」演技もうまかった。
アニメを真剣に観ないから良く分からないんだけど、それでも「この声優のこの声の出し方はないわ」と思ったもん。当たり前だけどラストに向けてはキッチリ良くなる。
色々あるけど、元の作品の熱さが残るから、面白いよ。
劇中二作品も含めて作り上げる原作者・辻村深月がすごいな。
バイプレイヤーズ!
うーん。
冗談でしょ?
こんなスローテンポな作品で今の観客は大丈夫なのか…?
倍速で映画を観るのが当たり前になる日がすぐそこまで来ているらしいですよ。製作者の皆さんは意識しないと置いてかれますよ。
たいした話じゃないし、ゴールは見えてるこの物語でどう面白く魅せるか。それは芝居なり、編集のテンポなり、音楽の使い方いろいろ方法はあると思います。「騙し絵の牙」見習ってください。
こんなテンポの悪い映画は倍速でちょうどいいと本気で思いました。
もっと酷いなと思ったのは撮影。
ある程度予算ついてる映画なのに、ノイズでザラザラ、絞り過ぎてエッジが貧相な事になってるカットもチラホラ。
逆光での絵作りも悲惨だったなぁ。
こんな締まりの無いカットばかり見せられたらそりゃダレるよ。
今の観客は凄い綺麗な映像を見慣れてるし、自分で撮れる。こんなヘボい撮影してたら呆れられますよ。
もっと頑張ってほしいです。クレジットみたら撮影部10人くらい居ました。大丈夫ですかー?
こんな映画が楽しい楽しいって言われてる現状に「冗談でしょ?」って感じです。
庵野さん作品の要素いっぱいあったなー。ガンバスター見てて良かった。...
中国語での評価(lazyだから日本語に翻訳したくない)
霸权动画的故事,很王道很励志,有些情节可以说“啊就是这个感觉就是该这样发展”。但是对于文艺作品来说,重要的不是在于剧情是否似曾相识(当然也很重要),更重要的是如何去描写这样一个过程,很显然霸权动画做得非常棒。通过同一事物的前后对比来表现主人公的成长和变化自然也不必说。虽然没有看过白箱,但作为相同题材我觉得霸权动画至少不会逊色。原本只是冲着吉冈里帆和高野麻里佳去的,中途开始渐渐被电影本身所吸引。主演们的演技很在线(而且柄本佑真的厉害了我的哥),还能看到其他的声优客串,偶尔也会夹杂些比较出圈的动漫梗能让人会心一笑。一些动画演出非常棒,而且东映还竟然真的做了剧中动画它真的我哭死。总之评分至少可以9分起评,个人评价9.5分。
アニメ視聴率競争
原作は未見です。
初監督作品として挑む作品なんだけど…。
この作品のプロットから主人公が携わったものなら、もう少し周りとの関係が密になっててもよいんじゃないかと。
またテレビアニメを作り始める部分を端折り放送間近の状態からスタートし、その部分を何も語らないってありなのか?って思った。
その上、制作で7年勤めた会社で人間関係がほぼないのってどうなの?そういった語られるであろうことを端折り主人公が右往左往する姿と作品を仕上げることに取り組む姿のみでは物語に入り込めない。
根本として覇権という言葉なんて視聴率のみでは測れないものだと思ってますし、覇権という言葉がこの映画のタイトルとしてあってない様にも思えた。
エクレアの勝利!
初っ端から選択を迫られる新人監督とプロデューサーの熱を帯びたシーン...
吉岡里帆さんが100倍好きになりました。
久々にいい映画に出会いました。
#40 アニメの存在価値
アニメ監督が絵コンテ作りから始めて映像に仕上げて行く過程が描かれていて、ほんの少しだがわかった気がする。
主人公がハケンを獲れるかどうかが重要な映画かと思っていたがそうではなく、自分達もライバルもどっちも情熱とプライドを持って仕事しているという業界の熱か伝わる創りになってて良い。
この世に魔法は存在しないけど、心に魔法をかけてくれる物は沢山存在する。
その魔法がかけられるよう、これからも日本のアニメ業界の活躍をお祈りしています。
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