「熱意の邁進」ハケンアニメ! しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
熱意の邁進
第14回TAMA映画賞最優秀作品賞受賞作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル)。
原作は未読。
近所の映画館での上映がもたもたしている内に早々に終わってしまったので、今回待望の鑑賞でした。いやぁ、面白い!
「誰かに刺され!」を合言葉に邁進した人々の熱量に圧倒されました。ものづくりとは斯くあるべきだな、と…。熱意と想いが無ければ、何も成し遂げることは出来ない。
多彩な登場人物たちの織り成すドラマがとにかく良い。アニメ好きで無くとも、仕事に情熱を持って臨んでいる人や、夢や目標に向かって全力で取り組んでいる人には大いなる共感を呼ぶだろうし、彼ら彼女らの熱さには自分の中にある何かを奮い立たせてくれる力を感じたので、私自身勇気を貰いました。
私は、工事の現場監督の仕事をしています。人を動かす際には、自分の中に確固たる想いがあり、尚且つそれを伝えられないと何も前に進まないし、誰も従ってくれないと云うことを実感して来たので、主人公が最終回の変更をぶち上げた時、その想いに応えようと皆が動いてくれた瞬間にめちゃくちゃ感動させられました。仕事は、人の想いで成り立っている。
※修正(2024/03/04)
kazzさん、
コメントありがとうございます。
とても大変なお仕事だったのだと想像致します。私も職人さんたちをまとめるのに骨が折れますが、幸運なことにいい人たちばかりで、いつも助けられています。
しゅうへいさんは現場監督さんでしたか❗
私は長くある部門の長でしたが、動物園みたいに個性豊かな連中をまとめきれませんでした。
アニメの現場こそ、個性派の集まりだと思うので、それをまとめてプロジェクトを成し遂げるのは相当大変な仕事だと思います。
工事現場もそうでしょうね。それぞれのプロが携わるんですからね。
コメントありがとうございます。本当に仰る通りで、私は分野的には機械系になるのですが状況は同じようなもので、今度の仕事もある工場で1ヶ月仕事した後別の場所に行かされるので大変ですが、最近はやりがいを感じることが出来ているので、マシな方かもしれません。
私は建設業ではありませんが、以前関連する部門にいただけですが、工事の現場監督「物量的に大変」ですね。個々の職人も作業が大変ですが、現場監督は全てを統合して工期予定に間に合わせなければならない。日曜以外は休みもままならない。日曜すら時には・・とにかく「完成しなければならない」、完成したらしたで、また知らない土地の現場・・ご苦労お察し申し上げます。アニメも趣味で観るのは楽チンですが、仕事となると「納期まで絶対に完成」ですから大変ですね。夢を追う主人公と、現実主義のスタッフ、双方とも正論だと思いました。😊失礼します。