バズ・ライトイヤーのレビュー・感想・評価
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「攻めた」作りが裏目に出てしまったか?
「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーの物語は、単純なスペース・オペラなのかと思っていたが、予想以上に「攻めた」作りになっていて驚いた。そのチャレンジ精神は、大いに評価したい。 ただ、漂着した惑星に瞬く間に高度な文明社会を築いたり、そのくせ、何十年たってもハイパー航法装置のエネルギー源が作れなかったり、だったら、もうハイパー航法にこだわる必要はないのではと思えたり、そうこうしているうちに、ペット・ロボットがあっさり問題を解決してしまったりと、ストーリー的に、すんなりと入り込めないところが多かった。 そして、一番モヤモヤしてしまったのは、やはり、ザーグの正体だろう。「どんなに辛い過去でも受け入れなければならない」というメッセージを伝えるためには必要だったのかもしれないが、それでも、勧善懲悪のカタルシスを手放してまで、あのような設定にする意味はあったのだろうか? ところで、最初に出てきた、やたらと名前の長い士官候補生はどうなったのだろう?彼の成長と活躍を楽しみにしていたのに・・・
超光速の相対性アンチエイジング
期待どおり楽しめました。 ネコ型ロボットのソックスの一挙手一投足がとっても凝っていてホッコリ微笑ましくどんどん可愛くなってくる! IMAXで見るハイパー航行のミッション成功の映像に私は一瞬「無」になり無限の彼方を味わえました。
こういう背景があったのだなぁ…
バズの声が今までと違ったらしく、違和感があった! トイストーリーのバズとは別物と思ってみた方がいいです。 アンディが観た映画、とのことだったが 子供が夢中になる内容かどうかはなんとも微妙だった、気がする。 ロボットが戦ったり、わちゃわちゃしてるのは楽しかったですよ!
あっという間の90分
内容は特に印象に残ってないけど、ストーリー展開は飽きさせず、終わった時えっ?!もう90分経ってる!というくらい中だるみもなく観ることができた。 バズ・ライトイヤーの元ネタという設定だったようだけど、これはちょっと子どもには難しいんじゃないのかとも思ったけど、まぁそういう設定だから、そういうことだろう。 フォックスは良かった。しかしあの仲間たちはいまいち好きになれなかったかな。その人達の背景が分からないから、なんか仲間と呼ぶにはうーんという感じだった。 ザーグも生きてるし、2を作る気満々だね。 LGBTや黒人多用や犯罪更生者など無理に多様性をアピールしている感じもして、それがクリエイターの流行りなのか知らんけど、なんか左翼的な思想がちょこちょこ垣間見れられて、ちょっと萎えたかな🤏 しかし、予告で流れてたスターマンが全く出てこないのはなんか残念だった…
無限の彼方へ・・・
ピクサー・アニメーション 「トイ・ストーリー」シリーズの メインキャラである おもちゃの「バズ・ライトイヤー」が 主人公の作品。 優秀なスペース・レンジャーのバズが ミッション中に 自分の力を過信し 宇宙船を危険な惑星に 不時着させてしまう。 責任を感じ 多くの乗組員や、同志で 指揮官のアリーシャを 地球に帰還させる為 危険なテスト飛行を繰り返すバズだが 一度の飛行時間は4分間 その間、惑星では4年が経過しているが 飛行を繰り返す。 気が付けば、62年の長い年月が経ち その間、惑星で家族を作り 生きると決めたアリーシャとの 永遠の別れも経験するバズが 新たな仲間達と 行動を共にしながら絆を深め 成長してゆく物語。 映像も美しかったです。 アリーシャがプレゼントした ネコ型友達ロボットのソックスが にゃんとも可愛いのです(≧▽≦) 心の状態は、時間と共に変化するもの 一瞬・一瞬を大切に 生きてゆきたいですね。
自分の選択は、自分の進む無限の彼方へ
バズ・ライトイヤーと言えば、ウッディと共にアンディ少年のお気に入りのおもちゃ。 仮面ライダーやウルトラマンのおもちゃみたいなもの。 つまり、モデルがある。 『トイ・ストーリー』の作品世界の中で、子供たちに人気のTVアニメ。 それを、実際に映画化。 それが、今回の“バズ・ライトイヤー”である。 なので、『トイ・ストーリー』シリーズのおもちゃのバズとは全くの別物。 『トイ・ストーリー』と話が繋がってて、おもちゃのバズが宇宙で大活躍!…なんてのを期待したら、アレレレレ~!? おもちゃじゃなく、人間バズ! 性格も違う。 声も違う! だから『トイ・ストーリー』とは完全切り離して、ヒーローが活躍する宇宙冒険活劇として見るべし。 もっと子供向けかと思ったら、なかなか本格的なSFアクション・アドベンチャー。 未知の宇宙、未知の惑星。 “相対性理論”を織り込み、時も遥かに飛ぶ。 幾多のピンチ、困難…。 それらにぶち当たりながらも、我らの“スペース・レンジャー”は…? 自身のミスにより、未開の惑星に足止めを食らってしまったバズ。 仲間や大勢のクルーの為に、この星から脱出し、地球に帰還しようと手段を探す。 やっと突破口を見出だし、何度も何度も挑むが、文字通り時だけが過ぎてゆく…。 スペース・レンジャーの任務。…いや、自分自身の責務。 必ず、皆を助ける。が、失敗の連続…。 揺るぎない正義感の中に、苦悩も…。 時が流れていき、別れと出会い。 パートナーのアリーシャ。相手が何を言うか分かるほど、理解し合い、支え合い、信じ合っている。 恋愛関係はなく、欠けがえのないパートナーであり、盟友という関係がいい。 バズのお馴染みのあの台詞。これ実は、意気を高揚させるアリーシャとの“フィンガー・コンタクト”。『トイ・ストーリー』の時より奮い立たせるものを感じる。 バズがミッションに何度も挑んでいる間、アリーシャは惑星に仮設した基地で皆をまとめ、率いる。 自身の職務を果たすと共に、家族を持つ。愛するパートナー、子供、孫…。 “その時”が訪れるまで、自分の人生を全う。思わぬアクシデントに見舞われたが、この地で築いたものは幸せだった。 一方のバズは…。不可能なミッションに盲目的に挑み続ける。気付けば、大切な人たちを亡くし…。司令官も変わり、このミッションは中止。目的を失い、残ったのは孤独…。 中止直前、ミッション成功の希望。逃走し、飛んだ先で出会ったのは… アリーシャの孫、イジー。祖母にそっくりだが、正式なスペース・レンジャーではない。 彼女と行動を共にする、何かと失敗をやらかすモー、仮釈放中のダービー。問題だらけの面々。 そんな彼らとやむを得なく難ミッションに挑む事になる。 突如現れた巨大宇宙船を破壊する。 行く手を阻むロボット軍。それを率いるは…。 『トイ・ストーリー』とは全くの別物だが、知ってればこそのお楽しみもある。 バズと言えばのあのスーツ。おもちゃとして長年慣れ親しんでいたが、実は本当は超高性能スーツ! 宇宙服としての機能は勿論、ステルス機能やペンだって付いている! ヴィランはお馴染み、バズの宿敵、ザーグ。『トイ・ストーリー2』では『SW』的なびっくり驚きな設定だったが、今回もびっくり驚きな一捻り。今回のバズは“己との戦い”が描かれるが、それを象徴的に具現化。 “SFアクション映画”なので、アクションは迫力、冒険はハラハラ手に汗握る。映像や技術面含め、さすがのピクサー、高クオリティー。 物語もアクション、冒険、仲間、友情、絆…。 “バズ・ライトイヤー”というキャラクターにぴったりの王道劇。 面白かったが、やはり『トイ・ストーリー』ほどの凝った作り、アクションの見せ方、ユーモアや感動には及ばずかな。 オリジナルのウッディ声優の名優は、ティム・アレンからのクリス・エヴァンスへのキャスティング・チェンジに不満があるとか。 日本でもバズと言えば、所ジョージ。所さんのままの方が良かった…という声も多いだろう。 個人的に言わせて貰えば、そうだろうか…? 今回のバズは“おもちゃのバズ”ではなく、若く、熱い正義感の持ち主の“スペース・レンジャー”としてのバズ。 所さんのバズは好きだが、今回のバズには合わなかったろう。 鈴木亮平の声も思ってた以上に良かった。違和感も感じなかった。 だってこれは、新生バズなのだから! (おそらくU-NEXT配信になるだろうが、いずれクリス・エヴァンスのオリジナル声もチェックせねば) バズとザーグ以外は今回の新キャラ。 その人間新キャラも個性があって良かったが、でもやはりVIPは、超ハイスペックの猫型ロボット、ソックス。 アリーシャがバズに遺した“相棒”として、話し相手になったり、思わぬ武器が仕込まれていたり、ミッション成功のきっかけを見つけたり、ありとあらゆる場面で大活躍! 実は一番見せ場があり、頼もしい奴! “猫型ロボット”が素晴らしいのは、日米共通…? (かまいたち山内の声が意外や良かった!) 王道エンタメだが、根底に描かれていたのは、“選択”だったと思う。 自身の過ちにより、自分や仲間を危機に。自分の選択は間違っていたのか…? 責任を取ろうとする余り、大切なものを失う。自分がやっている事は正しいのか…? 人によっては、この未開の惑星で育んだ幸せ、人生。 そこで出会った新たな仲間。 それを間違えと言えるのか…? それを正すべきなのか…? 彼らの“全て”を無きものにしてでも。 間違え、失敗し、それでも築き上げられた“今”だってある。 何が正しかったか、間違っていたかなんて、分からない。 そこに意味や意義、尊いものを見つけられれば…。自分の選択は、自分の進む“無限の彼方へ”となる。 現時点の批評や興行から見ても、『トイ・ストーリー』ほどの成功は望めない。 しかし、本作のミッションはそれではないのだ。 かつてアンディ少年は“バズ・ライトイヤー”のキャラや世界観に夢中になった。大切なおもちゃの一つになった。 アンディ少年と同じく、今の子供たちをワクワクさせるスペース・レンジャーの宇宙冒険活劇として楽しめれば、このミッションは成功。 無限の彼方へ、さあ行くぞ!
こういう作品を求めてないんじゃない?
オイラのようにトイストーリーのバズ・ライトイヤーのスピンオフ作品と勝手に思い込んで見た人には低評価なんじゃないかな。 ましてやお子様向けではないようなわけで……。 ストーリーもハラハラドキドキする訳でもなく、善と悪の闘いでの爽快感のある展開でもないので、盛り上がらない。 もっともっとザーグとの闘いで盛り上がらないとアカンでしょ。 アンディが大好きになる理由がそこにあるストーリーじゃないと……。 そんな中でコミカルな行動をするロボット猫、ソックスがいい味を出しているのは事実。皆もそう言ってます。やはりシリアス路線ではなくそっちの方向にカジをとりそのようなテイストの映画にして欲しかった。 余談ですが、別に かまいまたちの山内氏、嫌いな訳ではありませんが、少し違和感あったかな
予告詐欺?若すぎるバズ
吹き替え版観に行きました。私にとってバズはダンディだけどちょっとズレている人物でしたが、今作のバズはウブで熱血漢な印象で「うずまきの髭ないし、思ってたのと違う」という印象でした。 なので私的には、「バズが活躍」ではなく、「バズ・ライトイヤーになる」というオリジンストーリーで、『トイ・ストーリー』のバズは今作の後のお話で仕上がるのかと推測しました。 アンディが今作のバズを見て感動したのかどうかはわかりませんが、「未知の惑星を開拓して、新しい故郷にする」というアメリカ特有のフロンティア精神にアンディは尊敬したかもしれない、と妄想してしまいました。そういえば、ウッディもカウボーイ=アメリカの象徴だったなぁ。 ポリコレ問題を抜きにして『バズ・ライトイヤー』が面白いかどうかというと、前半面白かったが後半イマイチという感想でした。4分間の宇宙航行が基地では4年経っていたという「浦島効果」は『インターステラー』を思い出しました。実験を重ねるごとにバズとその仲間の年齢のギャップがジワジワ大きくなる展開は背筋が凍った。 イマイチな理由は後半のポンコツ三人組がわざとらしいほどふざけているのが不服でした。ギャグのテンポが「ミニオン」で有名なイルミネーションのテイストに近い。ピクサーの洒落たジョークではなく、動作で笑いを取っているのがウンザリ。 ソックスは有能で可愛いし、IVANというAIも面白かった。人間よりも機械に笑いを取られた自分に喝!!
字幕にしても吹き替えにしても声優変えるのはおかしい
2022年劇場鑑賞153本目。 まず吹替しか上映していないのでマイナス0.5。そしてトイ・ストーリーのバズの声と違うのでマイナス0.5。 オリジナルからしてティム・アレンからクリス・エヴァンスに変わっているので、日本版もそれに合わせて所ジョージから鈴木亮平に変えたのかもしれません。 変更理由が「この映画のバズは映画の中のバズで、おもちゃのバズではないからです」何言ってるの?オフィシャルで出したしゃべるおもちゃが映画と全く違う声でしゃべっていいとでも?それともトイ・ストーリーのバズは海賊版で、ディズニーが公式に海賊版を認めたということですか? 日本版はせめて間違った解釈に乗っからないで、自分の頭で考えて道理が通らなかったら所ジョージでいけばよかったんですよ。 ストーリーは思っていたより重く、良かったですが、満点つけるほどでもないかな、という感じなので4.5−1.0で3.5!
「猫ちゃん好き」
今年69本目。 マクレーン監督が好きな映画が「スター・ウォーズ」。猫型のロボット・ソックスが正にR2-D2。 監督は「アニメーションを1本作るのに数年かかり、終わるともう浦島太郎。"時間"を表現したかった」と記事で語っています。 プロデューサーが女性で監督が男性、「ハケンアニメ」の王子監督と同じ構図でいいなあ。1人じゃない、みんなでやる、指針になりました。
無限の彼方へ
トイストーリーでお馴染みのバズ•ライトイヤーのルーツが明かされる本作。 最高だった!子供の頃にトイストーリー大好きだったキャラクターが自分の考えてたミッションに挑む姿がかっこよくてタイムスリップした気分だった! 映像は宇宙の壮大さと圧倒的な美しさで彩られていて目が話せなかった。 トイストーリーでバズが何故身を捨ててまでも仲間を守っていたのかが本作で明らかになり、泣きそうになった。本作のバズは自分の力で全てを成し遂げようとする独りよがりな一面があり、それが祟って様々な困難に陥ってしまう。そんなバズが数々の失敗を重ねて成長を遂げる作品となっていて純粋に応援したくなる映画だった。 バズの仲間たちも魅力的で全員が補い合いながら目標に向かう姿はこれぞディズニーだった! トイストーリーでも登場した悪の帝王ザーグのシーンは全く予想出来ず、ストーリー面でも楽しめた! 無限の彼方へ
敵の選択の方が正しいと思ってしまった。。。
子供に分かりやすくするために、 単純な『勧善懲悪』というストーリーにして 敵の見た目を悪く描いたのでしょうけど、 正直、敵の方が正しいと思ってしまった。 敵は自分の犯した失敗について真摯に向き合い、 すべてを解決しようとしていました。 一方で主人公のバズ・ライトイヤーは自分の犯した失敗について 「失敗したことはしょうがない。」といった感じで しかも自分が神になったかのように相棒の黒人女性の人生を勝手に決めてしまいました。 はたして主人公のバズ・ライトイヤーの選択は正しかったのか? 他に選択肢はなかったのか。。。 そもそも敵がなぜ現れたのかもよく分かりませんでした。 また、主人公のバズ・ライトイヤーに付いていった新人の仲間も あまりにドジで腹が立ってきました。 多分笑うところなのでしょうけど、 多くの人の人生がかかっているので笑えませんでした。 でもバズ・ライトイヤーの乗る飛行機の飛行シーンはかっこよかったです。 納得いかないもったいない作品でした。
本当の意味でトイ・ストーリーに入り込める!
アンディが観ていたストーリーはこれだったのか!! と、トイ・ストーリーの世界に別の角度から入り込める作品です! バズの人間性やこの過酷な任務を遂行していたら、トイ・ストーリーの初登場シーンでああなるよね!! と、改めて感じられます。 いろいろな仲間の個性的な性格や、欠点など誰もが少し当てはまるところがある気がして、成長度合いに感動!! ただ、大人にらとても面白い映画でしたが、 4歳の息子には、少し内容が難しかったようです。 時間経過やいつものキャラクターが出ないところに、 はて!? となっていた様子、あと暗い場面も多くうち以外にも怖がってしまっているお子さんがいました!
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