渇水のレビュー・感想・評価
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お天道様の気分次第
やるせなさMAX
目が死んでる
原作モノ映画の方向性の難しさ
公開時見ようと思っていて見逃した作品ですが、早速配信されていましたので鑑賞しました。
原作は未読ですが、他のレビューで原作とは結末がまるで違うとの書き込みがあり、本作はあくまでも映画作品としての感想となりますが、個人的にもちょっと変わった作品という印象があり、見るべきポイントが多過ぎて焦点が定まり難い作品の様に思えました。
この映画版は希望を残したラストになっていました。
でも、この物語の設定を考えると甘さが残ります。物語って時に残酷で厳しい結末で終わるからこそ問題が明確化され、ずっしりと重くそしてずっと心に残ることもあります。
この点については見る者の好き嫌いもあるでしょうし、本作が作品的にダメだとも思っていませんが、個人的にこの結末(作品の方向性)では恐らく一ヵ月後には殆ど忘れて記憶の彼方に追いやられていることと思います。
ショボいテロに感動
ずっと見たいと思っていた作品
思っていたよりも行政の業務と未払いの理由、社会問題提起のポイントなどにしっくり来なかった。
水道代を支払わない生活というのはどういうものなのか。
電気 水道 ガス 電話 市民税 国民健康保険
そういったものは 払うべきものとして当初の給与から先に支払って残りで暮らす人。
(これはどういうわけだかもらう金額にあまり関係がないように思う)
定職が長く続かずに収入が小刻みに途絶えてしまう事が原因でそれらを支払う仕組みが根本から崩れてしまい 挙句にその日暮らしの給与の中からは 月払いの公共料金に回す事ができづらくなる。
そういった支払わない側の理由があまり描かれず、ネグレクトで残された姉妹のみのストーリーに重みが置かれて行き、
だからと言って 彼女たちの貧困は全然リアルじゃなくて
貧乏な割にオシャレな自転車で 妹の麦わら帽子もオシャレで 電気はとっくに切れてるだろうにクーラーのない暑さを全く感じない。
出だしの 空プールでエアー泳ぎする映像も ただの監督の自己満足かと思える退屈さ。
生田斗真も磯村勇人もすごくいいし
二人の姉妹特にお姉ちゃんは今後立派な女優さんになられる事でしょう。
滝藤賢一はストーリー上無駄遣い。
傘屋などは、ないわけじゃないのに払わない感は出てるな、と思ったが、
雨が降らない土地の渇水と水道料金の不払いの話が、私にはチグハグに感じられた。
雨が降れば水道代の滞納がチャラになるわけでもないし
不特定多数の誰かが水道代を滞納してるから節水しろとか雨がふらないとかな訳でもないので
雨降りました。
ちょっと解決。
みたいな雰囲気出されても 少しだけ首を捻ってしまった。
この二人は夏休みじゃなくて学校行ける日なら給食食べて学校の水飲むんだよね。
つまりこれはこの ひと夏の乾いた夏のお話というわけで全般的な滞納とは軸が違うように思うのだ。
脚本が 甘い。
そういう風に思えた。
いち公務員のささいな抵抗
水道局の仕事
30年前の設定を現代社会に持ってくるから…
子役の2人が凄すぎ!
人とのつながりを考えさせられる
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