「ゲームの支配者」ギャング・オブ・アメリカ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲームの支配者
ユダヤ系ロシアンマフィアの大物マイヤー・ランスキーと、彼の伝記を書く為にインタビューをした男の話。
1981年マイアミで、ランスキーに呼ばれた作家が彼にインタビューをする体で、10歳の頃アメリカに来てからの約70年のことや、作家とランスキーのやり取り等をみせていく。
バグジーことベンジャミン・シーゲルと組んでノミ屋を開いて成り上がり、ラッキー・ルチアーノと絡んだり、ナチズムを唱えるヤツらにお仕置きしたり、マーダー・インクに関与したり…。
淡々としたといえる程大人しくはないエピソードが続くので、こういう話に興味があれば楽しめるとは思うけれど、映画としては大きな盛り上がりがある訳ではないし、マランツァーノの件をみるに結構盛っており、どこまでが事実かは判らないものの、こういう話をランキングが語ったということが凄いと思うし、非常に興味深いし面白かった。
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