プレデター ザ・プレイのレビュー・感想・評価
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『プレデター』から装飾品を取っ払ったら神作が出来た
この作品 なんか展開全然ないやん、とか序盤がチンチラし過ぎとかいう意見がチラホラあるみたいやけど、それは違う(かなと思った)
『プレデター』という素材から無駄を省いた、というより必要最低限なものを映像化したという印象
プレデターの文明を写すわけでもなく(AVP2)、人間との共闘を描くわけでもなく(AVP)、そしてプレデター2みたいなプレデターのキャラクター性(子供は殺さないとか)を前面に押し出すと言う訳でもない
ただ"なんか宇宙から来たプレデターって名前の宇宙生物が無慈悲に襲ってくるってだけ"
それが凄くいい! まさに"原点回帰""シンプル・イズ・ベスト"というのがめっちゃしっくり来る
台詞もいくつか有名なものをそのまま使ったりしていて、観ている時めっちゃ胸が熱くなったw
そして映画としての展開というか話の進め方も良かったと思う
題名の『PREY』(獲物)
自然界で主人公側も普段から狩りをしてる、要はプレデターと同じことしてるってこと
狩りをしに来たプレデターも相手がその気になれば獲物になる、人間もプレデターも狩る側であり獲物でもある、っていう視点がかなり面白いと思った(それは劇中の台詞でも表現されてた)
PREYはホントにしっくり来る題名だと思う
Prey(獲物)の対義語はPredator(捕食者)
今作はプレデターが(前から突っ込まれてたけど)狩りをするヤツ(=Hunter)じゃなくて、本来の意味の捕食者としての立場感が強く感じたかな
※やってることは狩りだけど、獲物視点の作品だからそう見えるって方が正しいかも?
とにかく満足な作品でした!
劇場で観たかったな…
悪いけどシリーズのワーストだと思う
◆理由1
物語はさておき、美術の担当者が終わってる。
登場人物の服装、道具、テントや家具、配置された倒木や石、そのた諸々の美術がぜんぶ新品。
様々なものに着色して経年劣化を再現しているが、表面が傷んでいないので新品にしか見えない。
例えるなら、歴史博物館などで見られる当時の生活を再現した等身大ジオラマと同じで、そこにある備品は古く見えるけども、「着色で加工されている」と一目でわかるのと同じだ。
落ちている木や岩も、ほとんど汚れておらずやたらに綺麗。
飼い犬が拾ってくる木の枝でさえ、土汚れや落ち葉のくずすら付いていない。
地面はやたらに平らに均されていて、綺麗だ。
◆理由2
CGとライティングが終わってる。
おそらく本作は、屋外ロケはほとんどしておらず、近距離範囲外のものはすべてCGだと思う。
ちゃんと屋外で撮影すると、「これは屋外で撮ったな」と直感でわかる。
なぜかというと、光源(太陽)は一つであっても、屋外には反射光やフォグによって複雑な陰影が出るからだ。
本作は、一目で「スタジオ内で撮ったな」とわかるような1方向のみのライティングで、周囲のCGはそのライティングに合わせて作られたため、結果、完全に「"昔ながらの"スタジオ撮り」にしか見えない。
また、CGの質も終わっていて、野生動物なんかは誰が見てもすぐにCGとわかるクオリティ。
とくに、アニメーションは一昔前のものに見える。
◆理由3
監督が無能。
絵の構図(人物との距離・角度)が数パターンしかない。正直、モノクロ映画の時代と同じレベル。
そのため、シーンが変わっても目新しさを感じず、淡々と描写されているように感じる。
戦闘シーンも同じで、ずっと同じ絵が続くので迫力に欠ける。
◆理由4
ミュージックビデオか、野生動物のドキュメンタリー映像のような、意識高い系の綺麗なシーンがやたら多い。
私の持論だが、映画のコンセプトとは無関係な意識高い系のキレイなシーンが挿入されてる映画はだいたいクソだと思ってる。
なぜならば、努力や情熱は映画を面白くするためのシーンに割くべきなのに、無関係なキレイなシーンに労力を割くような、映画の本質が見えていない人が監督ということになるからだ。
本作も例にもれず、クソだった。
◆理由5
プレデターが終わってる。
おそらく、インディアンに伝わるウェンディゴになぞらえたつもりなんだろうけど、プレデターの見た目が終わってる。
それと、プレデターのファンが求めてるのは、超先進技術を駆使するプレデターなのであって、人に毛が生えた程度の強さしか持たない雑魚プレデターを見たいファンはいないと思う。
狼に噛まれ、沼で溺死するようなザコはプレデターじゃない。
プレデターってのは”捕食者(強者)”って意味があるんだから。
上記5点を合わせて、前作「ザ・プレデター」以下のデキだと思った。
「ザ・プレデター」もゴミだったが、完全に内容を忘れたころならばもう一度見てもいいと思う。
だが、本作は死ぬまでの間にもう一度観ることはないだろうし、1週間と経たずに内容を忘れてると思う。
戦士としての覚醒物語
狩るかか狩られるか
配信作品だからと侮る事なかれ。
最近の近代戦プレデターがつまらな過ぎたがこれは面白い
セリフに頼らず音楽とカメラワークで壮大さや心理描写を映すのが好み
簡潔な内容を展開の上手さでカバーし、ナルとプレデターがお互いハンターの試練を受けているというのが面白い
お互いが追いかけっこするだけでなく、別の脅威によって新たな盛り上がりもあり飽きない。未知の武器で大量に狩っていく気持ちよさもしっかりある
1719年という時代の原始的な狩人が超文明のプレデターにどうやって勝つのか
高尚で対等な狩りを行うプレデターの魅力もあり、
1作目のオマージュを仕込ませる、監督の力量が素晴らしい これからが楽しみ
原点回帰という訳か
ディズニープラスで封切られた「プレデター」最新作、その名も「PREY」。獲物を意味する言葉だが、過去スピンオフと合わせて計6作品製作された人気シリーズである。B級路線をある程度踏襲しつつ、壮大なテーマの物語だったが、そのストーリーは紆余曲折。「プレデターズ」(10)「ザ・プレデター」(18)はそれぞれ新たな試みに挑むものの、興行的には成功したとは言えない。配給元のFOXがディズニーに完全買収された後に製作された初の最新作ということもあってか、原点に帰る形で蘇った様だ。 ストーリーは「プレデター」そのもの。もはや説明不要だろう。最近はユニバース化する作品が多く、また、複雑な物語になる傾向も強く、それが過去作のシリーズ最新作でも反映されるとやや悲しくなってくる事もしばしばだが、純粋に「プレデター」を楽しむ事が出来た事には大いに満足している。
今までと違う点とすれば、1700年代諸島のグレートプレーンズが舞台だと言う事と、原始的な暮らしをする部族の若い女性が主人公となる事だろう。このシリーズと言えば、筋肉男達の汗水垂れる肉弾戦と銃撃戦が目玉の、むさ苦しさ満点の映画だった。シュワちゃん主演の第1弾のイメージはそのまま継承されていたのである。しかし、女性が主人公の本作は、監督の嗜好と相まってとても綺麗。画面から伝わる汗臭さや泥臭さが無い綺麗な本シリーズは今まででは想像もつかなかった。本作では、豊かな自然と原始的な暮らしをする人々の伝統、そこに飛び散る鮮血というそれぞれのアクセントが上手く合わさっている。「10クローバーフィールド・レーン」のダン・トラクデンバーグは人間以外の物を恐ろしく、勇ましく、格好よく描くのご得意なのだろうか。木の枯れた霧の立ちこめる大地でプレデターの背後を撮るショットはかなり痺れた。
本作のプレデターには大きなデザイン変更はないが、武器が原始的なのはツボだ。お馴染みのフュージョン・カノン等はその原型の物が登場する。しっかりと自分で傷を直すシーンもあり、狩人としての気品や気高さを確認できる。序盤から熊にボコられたりしながら怪我を負うシーンもあり、ファンとしてはいつも心配になってしまう。どうせ倒されるんだが笑。ここから両者共に文明が進んで行ったと思うと第1作をまた見返したくなって来る。正直、シリーズ物は第1作が最も良いと感じるのはもはや宿命だろうが、本作は第1作に次ぐ良作だろう。このまま地固まる様に進んでいって貰いたいものだ。
えっ。まさかの良作。
ディズニー+で配信されたので鑑賞。
ここ数作のプレデター関連の駄作具合には、リングシリーズを彷彿とさせる物を感じていました。
自ら作り出したカリスマ的キャラクターを自ら潰すと言う点では類似してる。
エイリアンシリーズもそれに近いが割と持ち堪えてます。
なので個人的に大好きなプレデターというキャラクターもさる事ながら量産されるただのB級スプラッタームービーに成り下がった最近の作品群にはもうやめてくれと願うばかり。
今作も自ずとそのハードルは最底辺まで下がっていました。
それを差し引いてもまさかの良作。
素晴らしい出来だった。
もちろん100点ではない。
75点くらいでしょうか。
ただオリジナル1.2に次ぐ良作だと僕は思います。
何が良かったか?
まずプレデターと言うキャラクター設定が既に視聴者の頭にインプットされている為余計な設定説明を省けている事。
本作のプレデターのマスクはニューデザインだが複数の種類があると言うのは多作でもわかっている為なんの違和感もない。
時代設定。
主役を少数民族に絞った事。
自ずと少数キャラになり無駄なキャラ説明も不要である事。
殺し方、死に方が多作とは違い物理的に理に適っており芸術的ですらあった。
もちろんプレデターと言う異星人のとんでもない力を有してだが。。
本作は全編通してコメディ要素を少しも入れず死に対する下品でブラックな笑いの誘いもない為、徹底したサバイバルスリラーとして出来ている。
今までの安っぽさは無くなっていた。
カメラワークも異様に凝っている。
ここも多作とは違う。
臨場感とスピーディかつソリッドで美しい映像。
ストーリーも単純かつ無駄を全て削ぎ落としたかのような対プレデターのみの潔い話。
オリジナルをリスペクトしている多々あるシーンも嫌味なくかつ新しくリフレッシュされている事。
もちろん悪かった所やツッコミどころもある。
まず、プレデターの装備。
1700年代であったが多作のプレデターより明らかに武器の性能が遅れているのだが、これは別に良い。300年も前だしプレデターの装備もそれなりに遅れているのだろう?と思ったがよく考えたら番外編のAvPで流れた太古の映像では今回より進んだ武器だった。
そして殆どが物理攻撃なのだが光学迷彩のクオリティだけは凄まじい。
であればやっぱりレーザーキャノンも装備してほしかった所。
今回は誘導矢だったのだが『あるラストの設定』の為なのか、はたまたプレデターのキャラクター上狩る人間に合わせて装備も変えているのかな?
次に強すぎる主人公補正。
これはそのまま。
補正が過ぎる。プレデターによる怪我が皆無とはシュワちゃんも驚きです。
さすがにラストバトルはうーーん。と頭を傾げたくなるシーンが多い。
その他細かい部分を言えばそれなりに目に付いた所がありますが、作品全体の雰囲気や話の流れ上、ストーリーを破綻させるようなものは無く、気にならない程度でまとめられたかな?と言う印象。
『プレデター』と言うシリーズ化されネガティブなイメージのせいで全く期待せずの鑑賞だったが、話が進むに連れ本作の出来は気のせいでは無く確たる物だと普通に楽しんで観れた。
良作だと思います。
プレデター映画としては『正解』の作品。
おススメです。
プレデター前面に押し出さずとも純粋かつ存分に楽しめる"試練の狩り"!
「認めないなら認めさせるだけ」という《存在の証明》。ずっと敵と見なされないナルが最後には認めさせる一種《女性性の夜明け》とも取れるし、白人たちがこぞって勝てなかったプレデターに勝つことによって歴史改変によるネイティブアメリカンの反逆リベンジとも取れる気がした。コマンチ族の女性主人公ナル演じる主演アンバー・ミッドサンダーがとにかく頑張っているし格好良くて、最後までプレデターと並んで、いや、下手するとそれ以上に作品を引っ張ってくれていた。終盤までホラー映画のファイナルガール的でもあり、バトルシーンでも肝心なところでは犬と人間の特別な相棒パートナーシップ蜜月関係をよく表していて、薬草とかだけじゃなくここでもそういう時代設定がよく生きてるなと感心した。配役含めネイティブアメリカン、コマンチ族へのリスペクト。
"If you bleed, you can kill it."
野蛮で獰猛でとにかく面白いから見て!今までの続編/後継・派生作品たちが、語弊を恐れずに言ってしまえば、ある点において一作目のプレデターと並ぶ巨人シュワちゃん的(80s顕著な)"脳筋(=筋肉バカ)映画"的側面を多分にフィーチャー前面に押し出していたのに対して、本作の重厚感ったらない明らかに今までと毛色の異なる作風佇まい。今までのそうした作品の波長・雰囲気あるいは世界観のほうが好きだというファンも一定数いるだろう。もちろん歴代の続編作品(『プレデターズ』除く?笑)も全然嫌いじゃないのだけど、この辺りで今一度しっかりと原点に立ち返り、プレデターを改めて恐怖の対象/人智を超えた謎めいた鬼強バケモノ戦士として威厳を持たせて描く。これはジョークにされない、できるわけもない、けど今まで以上に単体作品として取っつきやすいという両立。
なぜ狩りを?一作目オリジナル以降最高のプレデター映画というばかりか、実際ちゃんと一作目と同じ要素もオマージュ的に盛り込まれている気がして、しっかりと学んでいるのだなと思った。泥や火など珍品『プレデターズ』含め。今までごまんと見てきて知ってるはずなのに、なぜだか今までと違った風にドキドキゾワゾワする…(勿論ちゃんと出てくる前の前半から!)緊張感走る。ポップカルチャーにも君臨するアイコンとしてのそれではなく、得体の知れない未知なる存在としてしっかりと畏怖の念を抱かざるを得ないような強大ななにかとして血生臭くて、ネタになることなく神話のように厳か。足跡の主を探して、未知との遭遇ファーストコンタクト。最後には筋肉(?)捨てゼリフも忘れないニクい作りに思わずニヤリ。
元々、本来はプレデター新作だということは伏せたままリリースされるはずだった本作は、非常に隅々まで知性を感じさせる作品なのに、それを形作っているのは非常に野生的でとにかく至極のシンプリシティだった。本シリーズ/フランチャイズの新たなる可能性を見た気がした。序盤から直感が告げる、これは紛れもなく本物だと。本物のスリルと興奮。アドレナリン出まくり武者震いで、肝心のアクションシーンのクオリティも高く大興奮大満足。とにかく見ごたえ十分!!
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