「理由なきレッサーパンダ」私ときどきレッサーパンダ じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
理由なきレッサーパンダ
ピクサー作品が何本もディズニーの生贄されてしまって本当に残念だったけど、それでも映画館で観られた事は素直に嬉しい。
よくある思春期の反抗ドラマを中国文化と融和させて、エンターテイメントにまで昇華させたプロット。そして全ての要素が伏線となっていて練り込まれ無駄のない見事な脚本は日本のアニメでは到底不可能なレベル。
この作品はピクサーと言えど、ディズニー配給ゆえにポリコレと一部で言われているが、白人キャラがほとんどいないのはポリコレを通り越して有色人種主義すら感じてしまうのは、逆に清々しさすら感じてしまった。まあそういう意味ではコロナ禍で無かったとしても、大ヒットはしなかったかもしれない。
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