「問題もあるけど楽しいアクション!」グレイマン さうすぽー。さんの映画レビュー(感想・評価)
問題もあるけど楽しいアクション!
問題もあるけど、まあまあ好きな方のアクション映画でした!
MCUの「キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ」のシリーズを手掛けたルッソ兄弟がNetflixで製作したスパイアクション作品。
魅力は何と言ってもド派手なアクション!
2億ドル(約250億円)を費やしただけに、海外のあらゆる所でのロケや銃撃戦も映えてました。
特に凄かったのは路面電車と車のチェイス。
「どんだけ物壊してんだよ!(笑)」と思わずにはいられないほどド派手で圧巻でした。
クリス・エヴァンスの悪役も最高です!
ルッソ兄弟の作品なので、観る前はキャプテン・アメリカを連想しがちでした。
しかし、そんな不安を見事に払拭されました!もはや劇中にはキャプテン・アメリカの面影はほとんどありません!(走り方だけはキャプテンだった)
「ナイブズ・アウト」以上にイカれた悪役を見事に演じていました。
ただ、肝心なストーリーは問題が少なからずあります。
ライアン・ゴズリング演じる主人公がCIAに狙われる理由はマット・デイモンの「ボーン」シリーズと比べると弱く、それなのに銃撃戦等はかなりの被害を与えてるのは正直CIA(&クリス・エヴァンス)はバカな気がします。
真相の弱さが、劇中のスケールの大きさとマッチしていないように思えます。
あと、ジュリア・バターズ演じる女の子を主人公が守る展開は「レオン」や「アジョシ」を連想しますが、それと比べると登場人物が多すぎるので、二人の絆が薄く感じます。
ただ、この映画の大半はアクションであり、それが素晴らしかったので一応好きなアクション映画でした。
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