「MCUよりもボーンシリーズに近いヒリヒリするようなリアルな質感が魅力、スクリーンで観ないと勿体ないスパイアクションスリラー」グレイマン よねさんの映画レビュー(感想・評価)
MCUよりもボーンシリーズに近いヒリヒリするようなリアルな質感が魅力、スクリーンで観ないと勿体ないスパイアクションスリラー
ルッソ兄弟の監督作品なのでMCUの諸作品のような軽快なテイストを勝手に想像していましたが、ポール・グリーングラス監督作品のような荒唐無稽なのにリアルな質感があるスパイアクションスリラー。いつも通り終始ポーカーフェイスのライアン・ゴズリングと剃刀のような狂気を顕にするクリス・エヴァンスの対決は鮮烈で、そこに絡んでくるアナ・デ・アルマスの凜とした勇姿にも見惚れてしまいます。見どころはプラハ市街で撮影されたアクションシークエンス。結構な尺のあるシーンですがロケ撮影とCGを巧みに組み合わせて構築されているので息をつく暇もないほどのテンションが漲っています。とにかくド派手な見せ場がテンコ盛りなので、配信で観ると物足りなく感じると思います。
コメントする