「役者陣は良いが」グレイマン ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
役者陣は良いが
ルッソ兄弟によるタイトなアクション。高いレベルで出来上がっているし、中盤の市街戦などは「無茶すんな〜」というのも含めて素晴らしいが、映画としては特筆すべきものはない。
ただ、役者陣が総じて良くて、キャプテン・アメリカの呪縛から逃れたクリエヴァは(「ナイブスアウト」でもそうだったけど)嬉々としてクソ野郎を演じているし、アナ・デ・アルマスのアクションも板についている。(ただ彼女にはもっと笑っていて欲しいので、ノータイムトゥダイがいかに素晴らしかったかよく分かる。)
そして、姪っ子が「どっかで見たんだけど…」と思ったら「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のあの子だったたのはビックリ!いや、良かった!
ただね、ストーリー的にはあの『元凶』に最後までお咎めが無いのは納得いかない。全くいかない…
あと、ネトフリ配信作品ながら、これはやはり初見は劇場であるべき。見所はアクションだし、暗い場面も多くて、テレビだと何やってんのか分からないと思うので。
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