「フツーの木曜日」グレイマン 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
フツーの木曜日
物語も序盤、バンコクを舞台に映像のLookからしてニコラス・ウィンディング・レフン監督作『オンリー・ゴッド』の続編でも観ているかのような感覚と全体的にリン・ラムジー監督作、ホアキン・フェニックス主演『ビューティフル・デイ』から陰鬱で暗い雰囲気のある要素を排除してアクション娯楽大作にしてしまった感じもする!?
本格的なアクション映画に初進出?のライアン・ゴズリングは違和感も無く人間味溢れるキャラクターに好感が持てるし、キャプテン・アメリカとの対決の場面はナイフを使った細かい演出など迫力もあり楽しめた。
ヒロインにはなりきれないアナ・デ・アルマスは『ブレードランナー 2049』同様にライアン・ゴズリングに寄り添う形で、ビリー・ボブ・ソーントンはこの手のジャンルではお決まりの役柄を目指せサミュエル・L・ジャクソンって感じか、もう少し敵側にキャラが強い面々を登場させても良かったのでワ!?
本作を機にアクション俳優に様変わりするのだけは大反対な、ライアン・ゴズリングはレイノルズでは無い、似ても似つかない、出演作品からしても雲泥の差、でも最近の『バービー』での場面写真には不安しかない。。。
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