「スヌープ・ドッグカッコいいな」デイ・シフト 杉本穂高さんの映画レビュー(感想・評価)
スヌープ・ドッグカッコいいな
『ジョン・ウィック』をヴァンパイア映画にしたような作品だった。監督はこれがデビュー作のJ. J ペリーだが、彼はプロデューサーを務めるチャド・スタエルスキ(ジョン・ウィックの監督)と長年仕事をしてきたスタント監督。アクションはスタイリッシュかつユーモアに溢れたもので、観ていて飽きない。
物語は、ジェイミー・フォックス演じる冴えない父親が実は凄腕のヴァンパイアハンターで、娘の学費を払うためにヴァンパイアたちを狩りに行くというもの。ヴァンパイアが街中に棲息している現代社会を舞台で、地下社会にハンター協会みたいな組織がある。ジェイミー・フォックスもいいが、黒人カウボーイ風のハンターを演じるスヌープ・ドッグがカッコいい。ガトリングガンを手持ちでぶっ放すシーンは爽快だった。でも一番おもしろいのは冒頭のおばあちゃんのヴァンパイアとの死闘かもしれない。
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