アダム&アダムのレビュー・感想・評価
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よくある話ですが面白い
よくあるタイムトラベル話です。
でも、ちょっと新しい演出があっていいですね。
普通は過去の自分には会ってはいけないルールですが、この作品は始めから過去の自分と会います。そこが物語の始まりなんですね。
珍しい設定とテンポのよい話で楽しめました。
しゃべりすぎ遺伝の恐ろしさよ
未来から過去のアダムへ
小アダムがいい感じ
タイムトラベルで過去のじぶんには会ってはいけない。──比較的よく知られているSFのルールだと思いますが、本作では会うどころか一緒に過去へ行ってたたかいます。邦題(アダム&アダム)は大人の大アダムと子供の小アダム──のふたりをあらわしていると思われます。
映画はタイムトラベルをつかって家族の愛を描いています。
ねらいどおりですが、ざっくりな印象をもちました。キーナーが演じたソリアンは知的労働者にしては短絡的な悪党でした。父や母に対する慕情をエモーショナルに描くには性急な気配もありました。
ただしそれらの瑕疵をおぎなってあまりあるのが小アダムを演じたWalker Scobellだったと思います。
くりくり目のブロンドの少年で、大資本を投じたハリウッド映画に魅力的な子役が出ているのは当たり前とはいえ、それにしてもよく見つけたなと思える感じのいい子供でした。
小アダムと大アダム(レイノルズ)が父や母について、意見交換するばめんがありました。子供のアダムは大人のアダムが父を憎んでいることに気づいていました。また大人のアダムは子供のアダムが母親の哀しみをわかっていないと思っていました。
が、この会話で子供のアダムのほうが父や母のきもちを理解していた──ということが解ります。
映画は、子供は親の気持ちがわかっている、むしろ大人よりも子供のほうが親の気持ちをよく理解している──ということを伝えていました。サラッと描かれていましたがそこは含蓄がありました。またWalker Scobellはそういった知性がとうぜんと思える賢い風貌をしていました。
小アダムの賢さがもっともよくあらわれていたのは、いじめっこにいじめられるばめんだったと思います。小アダムはぶんなぐられながら、その状況を客観視していました。12歳の子供がいじめられながらジョークをいえるでしょうか。
映画は掘り下げていませんが小アダムのキャラクターはとても魅力的でした。スピンオフがいけると思います。
全体としてアダム&アダムは、かれWalker Scobellに大人の役者たちが食われた感がありました。
NetFlixの広報サイト「Tudum」にWalker Scobellのオーディション動画があります。ブレイク間違いなしって感じのきらめきがありました。
期待し過ぎ。
デッドプール&ハルク&エレクトラ&ガモーラ
コメディ演技が最高
さくっと観れる娯楽作品
2022年 46本目
笑えて興奮して心温まる…フリーガイ・コンビがまたもやってくれた!マーベル全盛期から80年代SFはじめ親の世代へのラブレター/感謝の印
ライアン・レイノルズ主演 × ショーン・レヴィ監督 =『フリー・ガイ』コンビが贈る『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ミーツ『ターミネーター』な80年代SF映画における大きな分岐点再訪ピュアネスで最高のエンターテイメント!! あんな傑作を、コロナによる本人たちの意図しない度重なる公開延期で世の中(が暗く本来一番必要な時期)に届けられないことを当人たちが一番モヤモヤと辛い思いをしていた時期に作られたであろうもう一本の快作=名付けて"アダム・ガイズ"!
これはフィックスタイムからしばし離れての"機密事項"級な非日常。ここに皮肉めいた視点はなく代わりにありったけのハートがあって大切なことを教えてくれる!いつも通り魅力的なレイノルズが、MCUからそのまんまやって来たようなサルダナ×ラファロの力を借りながら時を超える冒険・親子の時間。素直に好きなやつ。
【classified】TIME TRAVEL EXSISTS.
YOU JUST DON'T KNOW YET.
時間旅行は実在する、君が知らないだけ。最高に愉快なタイムトラベルSFアクション映画で心温まる、(直近のレイノルズ作品ならば)『レッド・ノーティス』とは違うNetflix大作。まさしくこれを見たかったと、この時を待ってたという笑顔で膝を付きもっこりした部分を打て。"G"でも離すなよ。ライトセーバーじゃん!ヒーロー着地("ドン"ドヤ顔)。ヲタクの少年と全ての元凶タイムトラベルを消す?オタクも悪くないだろ?"Gimme Some Lovin' "はじめ最高なクラシック・ロック選曲含めてほとんどマーベル?!
vs『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とりわけ2のビフ状態キャサリン・キーナー!アダムやマヤという名前もいい。『アバター』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でSFもアクションもおまかせゾーイ・サルダナは思ったより出番少なかった。にしても父親役キャスティングが個人的にツボすぎて鳥肌…!ジェニファー・ガーナーとは『13 ラブ 30』(ちなみにゾーイ・サルダナとは『それでも、やっぱりパパが好き!』コンビ)でも共演していた、大好きな役者マーク・ラファロ。ハルク/ブルース・バナーのときように賢い。ティルダ・スウィントンにふっ飛ばされたりタイムトラベルを支えていた『アベンジャーズ/エンドゲーム』での経験も間違いなく活かされている、ある意味マルチバース(?)。最高の職場見学。
自分から自分へ、親から子へ。まだ自分を見つけられていない。完璧な分類方法なのに?パパの分類。キャッチボールの思い出。お前たちが私の未来だ。かけがえのない時間ホッコリうるうる。ずっと逃れようとしていた過去の自分と向き合い、その大切さにハッと気づかされる。迷子の君を僕が見つけた。鳥肌立っちゃったよ。いや、本当に(見た時間帯)朝から気持ち良すぎたって。この映画の完璧な終わり方に浸る時間ならたっぷりある。僕らは人生に行き詰まり迷う度にこの先も何度だってこうやって旅をするのだろう。
「悲しむより怒るほうが楽だ」
勝手に関連作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ターミネーター』『トゥモロー・ウォー』『キッド(2000年ブルース・ウィリス主演)』
朝活映画!
タイムトラベルで少年時代の自分に会い、冒険を共に。これだけでも面白...
ジュブナイル版タイムスリップ
子どものアダムと大人のアダムが対峙するという、端的に言えばジュブナイル版タイムトラベルものといったところ。両者が顔を合わす事で、子どもアダムは大人への階段を昇り、大人アダムは後悔している事に向き合い、それぞれ成長していくというプロットになっている。キャリアを重ねても陽気な兄ちゃん感が抜けないライアン・レイノルズとしては、大人アダムは正にハマり役。
タイムトラベルの概念や未来の飛行機やガジェットなどは、既存のSF映画とダブらせずに新しい物を見せようと試行錯誤したのが伺える。ただちょっとひねりすぎ感は否めず。
やはりライアン主演の『レッド・ノーティス』同様、ウェルメイドな作りに徹している点からも、片意地張らずに観るのがおススメ。
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