「希望が持てました!」夢みる小学校 hakkoさんの映画レビュー(感想・評価)
希望が持てました!
きのくにに子どもを入れたかったという友人が、昨年試写会から観て最初っから泣きっぱなしだったというので、とても期待してみました!(オオタ監督の作品は大好きなので)
私自身は子育てしておらず、学童保育で働いて子どもと接しているのですが、やっと勉強から解放されて、下校してきた子どもたちの楽しい放課後の時間がいきなり宿題…。
ここは学校の延長!?と最初は思いましたが、
それを保護者が望んでいるというのです。なんだかな~とこのような悩ましいことを日々抱えながら保育しています。
そこでこの映画の映像を通して、
学校自体でのびのびしている子どもの姿や目をキラキラさせているその表情にとてもウルウルしてしまいました…。
オオタ監督の映像や音楽が子どもたちの美しい姿をさらに感動的に伝えてくれていますね。
きのくに以外の伊那小学校や桜丘中学の校長先生のお話もとてもいいですね。
釘のところなんか、思わずぷっと笑ってしまいました。
西郷先生もファンキーな校長先生ですね。私自身が暗黒な中学生時代を過ごしたので、桜丘中学校がめっちゃうらやましいです。
周りの友人が最近、子どもたちが小学校や中学校に入学するための入学説明会に行って、校則やカリキュラムに絶望した…と口々に言うので、この映画を観て、ぜひ希望をもってもらいたいと思いました。
学童の一保育者よりも保護者の声の方が強いはずです。
先生にもみてもらいたいなぁ!
希望を持っていきましょう!
そんなエールをもらえた作品でした!
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