母性のレビュー・感想・評価
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説得力不足で統一感皆無
2022年劇場鑑賞95本目 佳作 50点
原作者がNのためにの人で、予告もなんだか毎年夏公開するポケモンの劇場版(?)みたいで大コケと良い意味で期待を裏切られたの紙一重の瀬戸際みたいだな〜と、そんな思いを膨らませて劇場に足を運びましたが、全然だめでしたね〜
まず鑑賞した皆さんが思ったのは予告との悪い意味でのギャップに裏切られましたね
よくある配給会社が予告を制作する上でのその作品の本質と告知するべきベクトルを履き違えてしまったパターンですね、2021年だと騙し絵の牙とかもそうでしたが集客の為とはいえ監督や制作、演者などの苦悩を広報が押し出すべき点とは違う角度で告知してしまうのは、ある種作品への身内からの冒涜ですよね
まあ本当に作品力ある作品の予告ってもっとしっとりしているし、過剰な持ち上げがなくて品がある。そういう意味では今作は品もないし作品力もない。
今作についていくつか印象に残っていることを述べると、戸田恵梨香視点の母性への解釈とと永野芽郁視点の感情の回想がどちらも長いし説明してますよ感がすごくて楽しめない
家燃えるシーンも演出雑、ご都合主義ゆえ他に方法あるし母救えたね
永野芽郁はとりわけ好きな若手女優なので今作もいい配役いい演技だったと思います
虚しいねえ。
主役二人の演技はいい。
母性を考えると同時に
女優さんはスゴい!
幸せ
見る人によっては深く感情移入すると思う
自分は母との関係は円満で喧嘩らしい喧嘩はしたことがなかった。母は人間ができた人だったのだと思う。日常の愚痴や父親の悪口やそういったものを一切聞いたことがない。
これが普通なんだと思って大人になったら、そうではなかったと気づいた。
友人の親はやさしい親だった、子供ながらにいいな~と思っていた。友人の道は親が決めており、友人はそれに従っていた。友人との約束も「親がこういうからこうだと思う」といわれ破られてしまうことも多かった。大人になってから気づいたけど友人の親は友人を支配下に置き、友人の道を決め常に上空から監視していたように思う。友人は大学も親のそばを離れることが許されないと言っていたし、結婚しても家が近くで成人してもまだそばで監視は続いているようだった。友人が結婚した時、友人の親は孫の話をしており、本来友人が決めるべきことも、子を持ちたいかどうかも、親の助言によって決められるのだと感じたし、友人の人生の選択肢はやはり親が管理していると感じた。友人は気づいているのだろうか。
ということを映画を見て思い出した。
笑顔の裏に隠された感情、がいろんな人にあった。永野芽衣さんは、母に愛されたくてラストも母に依存しているように感じた。依存を断ち切らないと、本当の自由は来ないと思う。
高畑淳子いい人なのに悪人の演技すごいなと思った。演技だけでこんな老けれる?と思うほどすごかった。下手にきれいに見せようとしないから作品に集中することができた。
愛与うる限り
こんな母親って、ねえ
自分の子供を愛せない、自分が母親に愛されていたい女。娘がおばあちゃんと手を繋ぐことが許せず、自分が真ん中になる。火事の時は娘を助けることが頭になく、母親を必死に助けたい。ちょっとあり得ない。
ルミ子の夫にも共感できない。確かに新婚から奥さんがいつまでも母親にべったりでは嫌にもなるだろうけど、火事で実家に住まわせてもらうようになったなら、もう少し奥さんのことを庇ってあげないと。ルミ子はルミ子なりに家事から畑仕事と頑張っているのだから、もう少し守ってあげてもいいよね。その上、奥さんの友達でもある幼馴染と浮気とは、、、しかも奥さんの実家に住んでいる家で浮気するなんて、酷い話だ。
清佳は真面目で曲がったことは許せない。どんな人にでもビシッと言わなければ気が済まない。ちょっと変わってはいるけれど、あんな家庭環境でそだったにしてはちゃんと育ったよな。
母親の目線と娘の目線で、同じ事柄でも全く捉え方が違う。それを交互に見せるのは面白い。実際はどっちだったんだろうか、とこちら側は想像するしかない。それにしても改めて考えると、母性って、父性ってなんなんでしょう。母性がある、ないの違いはどうして、なにが原因なんだろう。
原作も面白く、映画もとてもよく出来ているが、戸田恵梨香と永野芽郁の女優力が素晴らしい。
母と娘
みなさんの演技は最高ですが
湊かなえの物語への期待のハードルが高く
出演者の演技は良好で
監督の演出も冴えているのに
イマイチ感が出てしまうのはお気の毒。
幼少期のせいかちゃんを演じた女の子。
おそらく美人になるし表情で演技するとこなど
どれだけ凄い女優になるか末恐ろしい。
高畑淳子演じてて楽しかったでしょうね。
60点
3
ユナイテッドシネマ大津 20221203
気持ちがわるく…
なんだろう、この気持ち悪さ。
湊かなえさんの書かれる本は、気がつかないうちにおかしいな世界の中へのめり込まされていくあの雰囲気に魅力を感じる。
ところが、映画を観ていてその世界には全く入っていけなかった。異質なものが終始異質なままだった。
サヤカ(永野芽郁さん)の溌剌とした感じにも違和感を感じた。あの環境で健気さとも受け取れるのだけど、不自然さの方が大きかった。
そして、最後JUJUさん?のエンディングの曲で一気に冷めてしまった。恋愛の連続ドラマでも見てましたっけ?といった雰囲気の音楽に自分が求めていた湊作品との乖離を感じました。
役者さん達がどう解釈してこのセリフを言ってるのかな?と、観ながら全く違うことを考えてしまうほどに集中できなかった…
サヤカが父を理路整然と言い負かすシーンだけは、見ていてスカッとしたので、星1.5から2へ。
ま、いっか
ま、いっか
で済ますのも良いことだったりします。
それじゃこの物語が成立しないんですけども。
戸田恵梨香ほどのマザコンが現実にいるかどうか
自分の娘どうでもよくてお母さん大好きって
そりゃ無理がないかい?と思うけど
高畑淳子みたいな姑は本当にいると思う
あれだけのパワハラ性格になるに至るのにも
幼少期の家庭環境の歪みが何かしらあるんじゃないかと思うし(その描写は無いけど)
結局、家庭環境が人格形成に最も大きな影響を及ぼすことのひとつなんだろうなと
思わされた映画です
全員演技がうまいし永野芽郁ちゃんも可愛いので
観ていて飽きませんけど
ちょっと現実離れしすぎかなぁと
まあ私は男なので
「母」のことと「娘」のこと
詳しいことはよくわかりません
湊かなえの 人の心の描き方が苦手
映画としての出来は申し分ないと言ってよいと思った。
心底ウンザリするストーリーだった。
湊さんの話、ほんとにねちっこくて、深層心理に歪んだ感情を持っててそれを描かないではいられない感じ。
苦手です。
スプラッタ的なホラーとはまた別の 心抉られる話。
ルミ子は最初から夫を愛してないどころか好きでさえなかった。
母がその絵を褒めたから 求婚に応じたのだ。
ここで はたと思いつく。
大地真央お母さんがもうちょっと男を見る目があれば良かったんじゃないかな。
まあ そこはさて置いて。
子を産んでも母性が育まれない女が
いるかいないか。 という点で言えば、います。
驚くし 腹立たしいけど いる。
夫の母親がそうだった。
私は自分が子を産み母になって、どんどん夫の母が(ついに一度も会う事はなかった) 全く許せなくなっていったくらいだった。
だが、大方の女は 産んだら 母になる。母性は湧くと思う。
永野芽郁演じる娘が いちいちまともな反論をするから見ていられるくらい 頭のおかしな大人に囲まれてる。
ひとえにおばあちゃんが真っ当な愛情を与えて育ててくれたせいか。
中村ゆり さん ほんとに好きな女優さんなんだけど
もうちょっといい役(保険のCMくらいいい役)させてあげて欲しいものだ。
ラストは りっちゃんもあのクズ男とまあまあ幸せに暮らしてるっぽいし、高畑おばあちゃんも嫁を娘と思うほどなボケ方で 思われてる側のママも それはそれで自分が娘でいる事に満足して精神も安定しているようだし、
永野芽郁娘もあの男子と結婚してめでたく幸せに見えるような家庭にしていくのかな。
う、、、ん あ、そうですか、、、
みたいなラストに
この主題歌?
全く合わん!
自分はどっちかな
うーむ
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