「母と娘、特有のなにか」母性 crisp_vitaさんの映画レビュー(感想・評価)
母と娘、特有のなにか
結構引き込まれて見てしまう。
自分の母との関係を「私はどうだったっけ?」と自然と振り返ってしまう。
ここまでじゃないにしても、
自分の母にもそういう部分はあったのかもしれないな、とか。
愛してもらった記憶、というのは曖昧でもある。
ただ自分が忘れただけなのか?
母と娘特有の、なにかってある。
同性だからこその、距離感。
近いのか、どうなのか。
戸田恵梨香さんの、
違和感あるセリフ、心がこもってない感じの言い方、
なんか掴めない母親役、絶妙に不気味さもあり、
残酷さもあり、引き込まれた。
弁当を落としたところ、ひやっと、こわくなった。
子どもにとって、母親って「全世界」なんだよな
そんな母親に嫌われたかも、と感じるのって
全世界から拒絶された気持ちになるんだよな。
それに多分、「ひやっ」とするんだと思う。
なんかそれを、思い出した。
***
高畑淳子さんの姑役、本当に嫌気がさした。笑
なんか既視感、、、と思ったら
ドラマ「オリーヴ・キタリッジ」のフランシス・マグドーナンにそっくりだ。
うるさい姑感も同じだしね。
高畑淳子さんのパワー、
大地真央さんのエレガンス母、
ベテラン女優たちの演技をしっかり感じれた
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