「気持ちがわるく…」母性 とっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちがわるく…
なんだろう、この気持ち悪さ。
湊かなえさんの書かれる本は、気がつかないうちにおかしいな世界の中へのめり込まされていくあの雰囲気に魅力を感じる。
ところが、映画を観ていてその世界には全く入っていけなかった。異質なものが終始異質なままだった。
サヤカ(永野芽郁さん)の溌剌とした感じにも違和感を感じた。あの環境で健気さとも受け取れるのだけど、不自然さの方が大きかった。
そして、最後JUJUさん?のエンディングの曲で一気に冷めてしまった。恋愛の連続ドラマでも見てましたっけ?といった雰囲気の音楽に自分が求めていた湊作品との乖離を感じました。
役者さん達がどう解釈してこのセリフを言ってるのかな?と、観ながら全く違うことを考えてしまうほどに集中できなかった…
サヤカが父を理路整然と言い負かすシーンだけは、見ていてスカッとしたので、星1.5から2へ。
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