「私にしては珍しいチョイスの作品でしたが、結構楽しめました。鳥肌立ったし。」大河への道 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
私にしては珍しいチョイスの作品でしたが、結構楽しめました。鳥肌立ったし。
レディースデーでの鑑賞ということもあり、お客さん結構入っていました。
えっ?私?もちろん世を忍ぶ男の姿のまんまで行きましたよ…(⌒-⌒; )
女装で行きたかったけれど、さすがに地元では制約厳しい(笑)
北川景子さんみたく綺麗になりたいぃぃぃ…(///ω///)
女装での映画鑑賞は、この秋の新世界行きまでおあずけ。←相変わらず余計な情報ぶっこむなし!
でね、作中での割と重要なキーワードの“鳥肌”が立ちました。
正雄将軍様に、完成した広大な日本地図をご披露したシーンで。
マジ、ブルブルっときたのね!本当に見事な、20年近くの仕事の集大成で創られた
『大日本沿海輿地全図』(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤァ!ですよ!
忠敬(ちゅうけい)さんに興味を持って、またWikipedia先生に、ぷち師事しました。
すると忠敬さん、本当に波乱万丈の人生だったようですね。
映画の劇中でも語られていましたけれど、日本地図を作るきっかけって地球規模のお話だったのですね。
新鮮な学びの喜びナイス。
もっと驚いたのって、既にあの当時の日本には、かなり進歩した学問と、それに類する機材があったってこと。
映画は史実をなぞっていたのですね。
忠敬さん、ご存命の間には地図を完成させていなかったのですね。
お亡くなりになられたことは伏せられて、後を継いだみなさんで完成させていたのですね。
リアルストーリーびっくりだ!Σ('◉⌓◉’)ナント!
中井貴一、企画ナイス。
シアターのみなさんと“クスクスっ”と来るシーンのツボが一緒だったので、結構楽しめました。
ヒューマンドラマパートとコメディーパートの両軸が絡み合った上に、メタフィクションの体でお話が進むんですね。
ともすれば収拾つかなくなりそうなところを、綺麗にまとめ上げていたと思ったです。
できれば“クスクスっ”とくるコメディーパートがもっと多ければ、なおよかったかも。
シアターの皆さんと空気感共有しながら観るのって楽しいから。
少々不満だったのは、松山ケンイチさんのコメディーリリーフがちょっとスベっていたところかなぁ。
どうせやるなら、もっと派手にやらかしていてもよかったかもです。
原作者である立川志の輔さんご登場のシーン、結構いい味出していらっしゃったです。
きちんと、すっとぼけたお笑いパートに寄せてくるあたり、キャラクターが立ってたです。
総評としては『大日本沿海輿地全図』(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤァ!
が本当に圧巻だったので、そのシーン観て鳥肌立てるだけでもシアターで観る値打ちあるかも。
スクリーン目いっぱいに、ドーン!ですからね。ドーン!なんですよ。
あと、きっとみなさん同じツボのお笑い“クスクスっ”の空気感共有も外せないところです。
劇場に足運んで後悔はしていないです。
アッーーーーーーー!!!
そうだ!肝心なこと忘れてたよ!!!
結局この映画って忠敬さんは、一切!全く!これっぽちも!登場しないんですよ!←なんやねんなそれ(笑)