仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダルのレビュー・感想・評価
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1年かけた物語を1時間で否定するすごい映画です
まず、10年経って再び結集し、当時と変わらぬ熱演を見せてくれたキャストの皆さんには心から感謝しています。キャストさんたちの演技はいずれも素晴らしかったです。特に、あのクセの多いアンクが何も変わらずそこにいて、それだけで涙が溢れました。
自分が望んだ結末じゃないからって否定するな!みたいなレビューを見ましたが、正直、自分が望んだ結末なんて最初からなかったので、そんなこと言われてもお門違いです。
私が望んでいたのは、あのオーズという作品がくれたメッセージを、そのまま大切にしてくれること。ただそれだけでした。正直、アンクが復活しない終わりになったとしても、それはそれで、オーズのメッセージ性が崩れないのであればそれで良かったんです。
まさかそこを崩されるとは思っていませんでした。よもやよもやです。
まず、「いつかの明日」って何だったんでしょうか?
それは確かにアンクが復活する日のことですよね。アンクが復活し、みんなで笑いあって手を繋げる明日。それが映画movie大戦メガマックスでみせてくれた希望。いつかアンクが復活する未来があるんだよ、と我々ファンに見せてくれた希望。オーズを締めくくる最高の映画だったと思います。
希望ある明日、が「いつかの明日」だったんじゃないんですか?
ただアンクが生き返る日のことだったんですか?
もしまだこの10周年映画を見に行っていない人がいれば、メガマックスでオーズを終わらせてください。まちがっても小さいお子さんがオーズに夢中になっている最中であれば、この映画を見せないでください。メガマックスが、最高にしてこれ以上ないオーズの結末です。
ハッピーエンドでなかったことにこんなにも怒りを抱いているわけではありません。なにより許せないのは、オーズという作品が1年かけて描いたストーリーをこんな風に壊されるのか…ということです。
どこまでも利己的で、欲望の塊であるアンクと、利他的すぎて危うさすら感じさせる映司。そのふたりがお互いぶつかり合い、命のギリギリまで接することで、アンクは自分を排してでも自分以外の誰かを思う気持ちを。映司は自分を許し、自分自身も誰かに大切にされているひとりなのだと自覚し、どこかセルフネグレクト気味だった映司が自分自身も含めたすべての人を救い、生かすのだという途方もない欲望を肯定するまで――というのがあの物語ではなかったのですか?
極端だったふたりが、ぶつかりあって角を取るように、お互いを知り、その過程で利己的で狡く、優しくて愚かで醜く美しい「生」というものを説いたのが、あの物語だったんじゃないんですか?
そして、最終的には、映司が目の前の少女を救えなかったというトラウマを乗り越えたのが、あの作品が1年かけて紡いできた物語なのではないでしょうか?
なんで蒸し返すんやねん。
映司のトラウマは、テレビ誌シリーズの中で、1年かけて丁寧に克服したんじゃないんですか?
なんでまた同じことやってんの?しかもこんな雑に。
テレビシリーズの1年なんだったの?
あのとき助けられなかった子供を、こんどは助けられました! ついでに一番の望みだったアンクも蘇らせられたんで、映司の望みは全部叶いました!よかったよかった!!
じゃ、ないでしょ?
これは、本編のラストとしてこれだけはやらないように、と持って行っていた方向性そのものなんじゃないですか?
映司が死ぬことは、作品の本質と根本的にズレるんじゃないですか?
ともすれば、自分の命なんか簡単に投げ出しちゃいそうになる危うい映司が、感覚を失いかけ、怪物になりかけることで、自分自身の生の輝きと尊さを知ったんじゃなかったんですか?
それでも映司がアンクが生き返るならいっか。になった…という考え方もわからなくもありません。そのくらい、自分自身のすべてをかけて。メダルの平和利用とか、人を救い続けることだとか、そういうのどうでもいいくらい映司はアンクに会いたがっていたのだと妄想すれば。でもそんな描写は1秒たりともありません。そもそも映司出てねーし。
(そこまでされるのも嫌ですが。無理やりあの映司を本編のラストと繋げるならそのくらい無きゃ合わないでしょ?ってことです。)
それになにより、これがはたして子供に見せることを意識して作られたのかどうか、子供の視点をまるで欠いているのではないか、という点に悔しさがこみあげて、涙がでてきます。
特撮オタクの大人たちをぎゃふんと言わせられれば満足でしたか?
オーズは震災を経験したライダーで、特撮ファンのみならず、なみなみならぬ想いを抱いている人は多いのではないでしょうか?私も当時小さかった息子をかかえ、不安の中、救ってくれたのがオーズでした。今では大きくなった息子はこの時都合がつかず、一緒にこの映画を見に行けませんでしたが、彼にこの映画を見せなくて良かったと思っています。結末も話しません。教えたくないので。
大好きなヒーローが死ぬ、それにひどくショックを受ける子供がいるだけではありません。
自己犠牲のヒーローの死を肯定するのは、子供向け作品としてとても危ういと、制作陣の方は考えなかったのでしょうか? 他人を生かしたいなら、まず自分を生かせと教え説くのが、今の子供たちに伝えるべきメッセージではないでしょうか?
そして、オーズTVシリーズの本編は、そう伝えてくれていたんじゃなかったんですか?
これを観る子供たちへの影響、本当に考えましたか?
あのオーズが、自己犠牲のヒーローが自己満足で死ぬ作品に書き換えられるなんて。
まさか、私がなにより愛した作品が、こんな何番煎じかわからない、わー!急な展開で恐縮ですが、世界は滅亡に瀕しています!よーし、レジスタンスとして悪と戦うぞ!!の構図に落とし込まれて、時代遅れの自己犠牲ヒーローとして描かれて死ぬなんて。本当に、思ってもみませんでした。よもやよもや。
唯一の救いは、これはテレビシリーズのメインライターが書いた作品ではなかったということです。
よくある特撮作品お得意の並行世界のひとつとして、つまりはテレビシリーズから繋がるオーズの物語では無いものとして、私の中の記憶から消去しようと思います。
仮面ライダーオーズはテレビシリーズ、そしてしてmovie大戦MEGA MAXで完結しています。最高の作品でした。これからもずっと愛し続けます。
ちなみに、当時のDVDを全巻持っていたので購入を迷っていたオーズテレビシリーズのBlu-rayボックスですが、この映画を観終わって少し考えたあと、全巻購入しました。かわりにこの映画のパンフレットをメルカリで売却しました。
Blu-rayボックスの販促としてはよかったかもしれませんね。
これからも「オーズ」が大好きです。
できのいい二次創作
個人的に賛否が分かれている主人公の死についてはこういう結末もありかなと思っています。
ただこの結末にするのであればもっと脚本や演出全てにおいて詰めて欲しかった。1時間で繰り広げられるシナリオは何もかも雑に感じました。いきなりレジスタンスと化した元レギュラーキャストたち、古代オーズの復活からグリードの復活、そしてアンクの復活、何もかも大雑把にことが運ぶ展開にはシンエヴァ公開前のエヴァQを想起させられました。そのオーズドライバーはどこから出てきたんだ……何個あるの?その恐竜メダルはなんであるの……?と見ていて常に疑問が尽きません。
謎に復活したグリードたちはウヴァ以外見せ場がほぼ0でキャスト全員集められたからとりあえず集めましたという同窓会状態で即退場。グリード吸収古代オーズの武器はドンキで980円で売ってそうな安っぽい剣、ゴーダプトティラの必殺技でなぜか全コアメダル吸収古代オーズを倒せる(最終回はプトティラの無限に等しいセルメダルを飲み込んだ攻撃でも恐竜グリード倒せなかったやん)、バースXが単におもちゃ売りたいだけで見せ場なしとかいろいろツッコミたいところだらけでした。ここまでだと単にクオリティが低いだけかと思ったんですけど最終盤に差し掛かってアンクが映司に乗り移ったり、本編の名セリフである「お前を選んだのは得だった」だったり、タジャドルエタニティの変身音が映司ボイスで最終回の割れた鷹メダルでの変身のアンクボイスオマージュがオーズファンがここは絶対入れよう!と考えるような展開で制作側は激エモだろう!と言いたげなところが二次創作感を助長していて逆に寒気がしてしまったポイントでした。ただこれに関しては私が穿った見方に囚われてるだけかもしれないので良いと思った人を悪くいうつもりはないです。
ただ本当に10th作品としてこれでよかったのか、この映画が良い作品!て思ってる人もこの作品が最良最善の作品だと感じないだろうと私は思います。
待望の新作!!!しかし中身は…
10年ぶりの新作ということでかなりの期待を胸に秘めていったのだが…
2021年の世界観も分からず、なぜ封印されていた古代のオーズが復活していたのかもわからず、そしてアンクが復活した理由さえあやふやなまま。。。
同人誌か何かから脚本を制作したのだろうか…いやきっとファンならこんな脚本は書かないだろう。
まずせっかくオリジナルキャストで出ているのにグリードの使い方が非常にもったいない。愛がない
アンクが復活したのにもかかわらずラストで映司を殺すとか。愛がない
これはパラレルの世界にして小林康子氏の脚本でもう一度…
アンクの反応には納得
仮面ライダーオーズの本編でアンクは死に割れたメダルとなりました。ムービー対戦では、割れコアありかつ未来からアンクが過去に来て帰っていきました。平成ジェネレーションでは、財団Xのコアメダルを触媒にして一次的にアンクの復活をしてきました。今回のアンクの復活は映司の死ぬ間際の欲望を触媒にしてアンクの割れたコアメダルの復元させました。『楽して助かる命は無い』アンクの復活は良かったと思います
映司の膨大な欲望をもとにムカチリのメダル作成に成功した人工グリード【ゴーダ】の誕生、映画でも明かされなかった王の復活の理由そしてなぜ王が最終決戦で消えたコアメダルを持ってるいたのか、謎は残ったままです
タジャニティコンボの変身時のセリフは最終話のタジャドル(ロスト)コンボの変身時のセリフでした。タジャニティの戦闘シーンでは最終決戦を彷彿とさせる幻影との共闘が見られました
映司(ゴーダ)は見てて凄く気持ち悪かった。映司なら絶対に言わないセリフがいくつもありました。
映司(ゴーダ)「あぁ、あの子なら死んだよ。そういう運命だったんだ。」
人の命を何とも思わない怪物みたいな言い方をしていました
タジャニティの戦闘シーンの後映司は死にました、アンクは映司の死を悲しんでいました
ムービー対戦のアンクは嬉しいかったのではないでしょうか。仮面ライダーアクアの時代は、本編の40年後の世界という設定です。 未来には伊達さんや鴻上、ヒナちゃんはいても映司がいないだからミハルくんはオーズの変身者を知らなかったのではないでしょうか。
東映に言いたい事は『最近、主役級ライダーを殺しすぎだ』
映司にとってジオウ本編の方が幸せだったのかな…
あなたは
映司生存
アンクの復活
のどちらを選びますか?
内容はいいのに……
まず内容はいい、けど60分という長さでは絶対に足りない、12話ぐらいかけてやる内容。じゃあ映画にするなら何をすればよかったか、新しいグリードを無くせばいい、古代の王が全てのコアメダルを使っているのにグリードがプトティラを使っただけで勝てるなんて弱すぎる。映司が生きていているときにアンクが復活して最後に古代の王と戦う時に映司が負傷し、アンクが映司に入って一緒に戦い倒すとかよかったと思う。とにかくオーズのファンが見に来ているのにほぼ映司が出ていない(出ているけど本物ではない)新しいバースもほぼ活躍していない、既存のグリードと戦って勝てるだけでも強さを見せつけられるのでそこで戦わせばよかった。やっぱり最後のシーンはすごくよかった。それだけに他の部分が短いし、残念だった。
色々と勿体ない
これだけの熱意とキャストが揃っていれば、もうちょっと出来たやろーーー!!!!!
…というのが、正直な思いです。
結末については、どうこう言うつもりはありません。
非常に残念ではあるけれど、それが映司の、そして渡部秀の望んだことなら仕方ない。
ラストの風にたなびくパンツの映像に「これで本当に終わりにする」という強い決意を感じました。
お疲れ様でした。
でもね!!
だからこそね!!!
もうちょっと丁寧な説明があっても良かったし、もうちょっとそれぞれの登場人物を大切にしてあげてほしかったです。
満を持してコアメダルで変身した後藤ちゃん。
きっと今回の危機に対して誰よりも早く立ち上がり、戦い続けてきただろうに。
「伊達さん、久しぶりっ!」
なんて泣けるよ。もうちょっと活躍させてあげてよ。
里中との絡みも見たかったな。
哀しきグリードたち。
個人的には、メズールの人間体が写し出された瞬間が一番心が打ち震え、思わず涙ぐみました。
みんなマジで怪物かよ。全然変わってへんやん!!
こんなに「復活してくれてありがとう」と思わせてくれる敵キャラたち他にいる?
もっと欲望にまみれさせてあげたかったし、戦ってほしかった。
あんな終わらせ方、何のために復活したのか分からんやん。
そもそも古代オーズともども、なんで復活したんですか???(まずそこ)
世界が荒廃してどれだけ経つのか分からないけど森ガールのまま闘うヒナちゃん(ふんにゅー少なめ)とか、しれっとアンク復活して良かったねみたいになってるけどシンゴさんは?とか、他の人類どこにいるの?とか、細かなツッコミどころも満載。
あー勿体ない。
予算とか色々大人の事情はあったんやろうけど、これが本当に最後なら、もーーーちょっっっっとだけ頑張ってほしかった!!
でも、キャストの皆さんには感謝しかないです。ありがとう。
根底にあるもの
TVシリーズから、リアルタイムで追ってきた作品で
本作がどう描かれるのか楽しみにしていた。
火野映司が火野映司であるゆえに、
目の前で失われそうな命があるなら
自分のことは後回しにしても助けてしまう。
誰かに頼れるようになったとしても、
火野映司という人の根底にはそれがある。
それも過去に一度、目の前で少女の命を失っていて
火野映司が火野映司であることを作り上げる
ピースのひとつになっている。
だからこそ、火野映司が主人公である限り
この選択はあり得た未来だった。
寂しさもある。
でも、人として願いを叶え、尽きた。
それがとてもよかった。
過去の映像含めての上映時間だったので
本筋に使える時間がもう少しあれば
さらによかったなと感じる。
せっかくグリードたちが出てきたのだから
呆気なく居なくなってしまうのが勿体なかった。
映像作品としては満点 ファンサービスとしては赤点
まず、確かに映司ならそうするだろうな、こうなるだろうな、とは思えた
最終回との対比や、派手でカッコイイアクションシーンも十分に楽しめた
メタ的な話、キャストやスーツアクターの演技もめちゃくちゃ神がかっていて惹き込まれた
映画終わってから暫くは言葉が出なくて絶句してたけど、パンフレットを読んで、監督や制作陣の意図も十分理解できた
でも、でも、
それでも、僕は、ハッピーエンドが、
3人が笑顔で終わる最後が、見たかったんだッッ……!
10周年記念作品でこんな感情にする必要あったのか!?
僕が子どもの頃から今まで憧れて、目指し続けている「自己犠牲の極み」は最後にはこうなる運命なのか?
確かに、リアタイで見てた子どもの頃からもう10年も経った
辛口のカレーだって食べられる、けど、でもそれは本当に本当に辛いんだ………
子どもの頃憧れていた英雄は、どうして大人になった僕を突き放したんだ?甘口のカレーではダメだったのか?
良くも悪くも、ドクター真木の理念通り
終わらせることで完成させてしまったんだよね
作品としては本当に終始綺麗な構成だった
でも、ファンとしては、あまりに残酷な作品だった
とても満足はしている、そして、完結に向けて本気で作品を作り上げたキャスト、監督、その他多くの制作陣の皆々様には本当に心からありがとうと言いたい
でも、上映が終わって帰りゆく人々の
お葬式といって差し支えないあの重々しい空気は
ずっと僕の心の中で憎しみの情として拭うことが出来ない
叩いている人達に聞いて欲しいです
いろいろ言われている今作ですが、ラストまでは諸々の都合で満足できないところも多々ありますが、予算やコンプライアンス 尺に合わせ、とても良い作品だったと思います。
問題の最後ですが、アンクが泣いたことを考えてみて下さい。本編で生きる意義をもらい、今回で感情を持つことが出来て、アンクは限りなく人間に近い存在になることができ、安易な言い方をすればずっと欲しかった命を手にすることが出来たんだと思います。
でも命っていうものは簡単に手に入れる事が出来なくて、それこそ映司が自分と引き換えにあげることが出来たんだと思います。
長いと見てもらえなくなるので
震災の時期に重なり、それを乗り越え今だからこそ命の大切さをこの作品で伝えたいのだと思いました。
映画の最高傑作はWのAtoZだと思っていますが、気持ちよく終わっただけでは見終わった後に考えを何度も反芻することはないと思います。映画を見た後に本編の最後を何回もも見て、この映画は最高のものだと思いました。
でも映司には生きていて欲しかったので星4つです。
でも納得のいくいいオーズでした
映司の手は届きました
どうか悪評に埋もれませんように
雑すぎます
鑑賞から1日経ちまして、未だにもやもや感が抜けないので書かせていただきます。
この作品はオーズの続編として、多くのファンが見たかったものと違うということは間違いないでしょう。昨今話題になった某怪獣映画や某国民的ゲームの映画化などと同様、ファンの期待と作品の内容に相違があるとどういう評価になるかは見ての通りです。
とはいえ別に客の期待する結末でなければならないことはないのですが、色々雑すぎてひどい作品になってます。
まず、舞台がよくある「人類滅亡寸前で主人公の仲間たちがレジスタンスとして活動」パターンです。
これ何回目?登場人物少なすぎますし、ほとんどのシーンは全然壊れてない建物のそばに瓦礫置いただけの場面なので安っぽすぎて感情移入できません。
そしてその古代オーズもプトティラにあっさり倒されます。
その程度の相手なら「古代オーズとグリード復活、映司はメダル奪われて負けて行方不明、古代オーズは完全復活したら世界が終わってしまうからバース達が抵抗してる」ぐらいでよいのでは。世界を描ける予算も時間もないのなら壮大にしなければいいのに。
敵はプトティラに圧倒される程度なうえに噛ませ犬(あんなのに映司オーズはやられたの?)、グリードもウヴァ以外は戦わずして消える、バースXも登場はしたが誰も倒していない(グリード一体ぐらい倒させてあげてもよかったのでは?)、終始そんな感じですからアクションにもカタルシスを感じません。
たぶん「アンクの目から見たTV版最終回」な感じですし、その流れから来る結末は納得しています。楽して助かる命はないのですから、アンク復活の代償が映司の命なのは納得できますし、映司の欲望は人生の終末を迎えるときまで救い続けないと充足できないわけですから。
主役の死を描くという衝撃的な結末であるが故に、もう少しきちっとそこに至るものを描いてほしかった。途中に説得力がないので映司の死に必然性が見い出せず、比奈とアンクの希望も叶わず、Dr真木の思想を肯定したような、単に後味が悪いだけの、いわば犬死に見えてしまっていることがとにかく残念でありません。
個人的には好きな終わり方。
まずは当時のキャストが集まってくれてありがとうという感謝がひとつ
ここからが感想
みんなテンゴーカイジャーやスパイダーマンノーウェイホームのようなものを期待してたのではと思った。しかし蓋を開けて見たらやっていたのはスターウォーズ7〜9のような感じ。賛否分かれて当然だろう。
観た感じ個人的には大好きな作品。ただ、あくまでも"個人的に"
個人的には完璧なラストだと思う。しかし完結編と銘打ったのに皆んなが納得できず真っ二つに分かれるようにしてしまったのが星3.5にした理由。
ただ、納得できなかった人たちもパンフレットを読んでほしい。読むと演者すら飲み込めてないみたいだがなぜこうなったのかがよくわかるし映司にアンクが憑依しなかった理由もわかる。
そしてこれを見てからフォーゼとオーズのメガマックスを見るとイメージ変わる。
とりあえずはやってくれてありがとうというところだな。
むちゃくちゃ好き
喪失感ハンパない…
前情報ほぼなしで、10周年のお祭り気分で観に行ってしまったため、結末に呆然としました。
まぁでも、映司くんならそうするよねと思える展開です。受け入れ難いけど納得できます。
ふとした瞬間に喪失感ハンパないけど…
遺されたアンクと、助けてくれたお兄さんの死を目の当たりにさせられた少女のメンタルが心配です。
情緒不安定にはなりました。
良くも悪くも火野映司、渡部秀がやりたいことやった映画って感じがしました。
当時のキャストをこれでもかと集めて、しかもみんな当時からほとんど変わってなくて10年ぶりのあの世界だ・・・!と感動しました。
気になってしまったのは、これでもかと本編との対比を盛り込んで、盛り込みすぎているところ。本編映像も多く使って意識しているのでしょうが、そのせいで「こういうの好きでしょ」「こういうの泣けるでしょ」感を感じてしまいました。
確かに好きなんですけど・・・うん・・・。
私はどうしても製作者側の意図が透けて見えてしまう作品が苦手で、私はこれをそういう作品に思えてしまいました。
結末に関してはまあ映司君ならいつかこうなってしまうことは予想できるので死ぬこと自体は私は違和感はありません。ただ、周りの反応がちょっと・・・比奈ちゃんもアンクも諦め早すぎでは?信吾さんの時のようにアンクが取り付いて延命してあげないのは何故?アンクは映司を人質にとられて必死に救おうとしてましたよね?しかもアンクはグリードですよ?グリードならグリードらしく自分の欲望に従って欲しかった、助けたいっていう欲望に。
その上でどうしようもないと言うならまだ納得出来ました。
まあでも解釈としてはかつて満足して消えたアンクは満足そうな顔で逝く映司に手を伸ばすことが出来なかった、っていうのは好きです。
見終わった直後は情緒不安定で大変でしたが落ち着いて整理すると納得出来る解釈も出来るしいい所もたくさんあるので結論としてはいい映画なんだと思います。
今度は渡部秀の二次創作だと思って二回目見てきます。
インタビュー記事見てきました。訂正します。脚本・監督・プロデューサーの二次創作だと思ってみてきます。
ここまでオリジナルキャストを集めてくれた渡部秀さんには本当に感謝しかありません。やはり彼はこの作品の一番のファンですね。それ故に困惑が大きかったと思いますが、ここまで全力で演じてくれたことに感謝します。
オーズとして完結したんだなと感じた
みんないろんなこと言ってるけど
ファンなら絶対見たほうがいい。
賛否両論あるのもわかる。
けど、脚本とかじゃなくて、
一話からエージは
他人の命を助けるために、自分の命を捨てちゃうような、、人よりも何倍助けたいという欲望が強いような人間なんだよな。
だから、ある意味必然って気がする。
けど、ハッピーエンドも望んでた自分がいるから星5は押せませんでした。
こんな終わりかた納得できるかよ
10年前と変わらないアンクの姿と彼の涙には感動しましたが、、、結末が悲しすぎます。
あのふたりには末長くコンビでいてほしかったのに。。。(ToT)
これで完結と言わず、映司復活編も作って欲しい!
10周年記念で制作されたものとは思えないなぁ
ラストのエージが瀕死のシーン、
アンクがそのまま乗っ取ってエージと共存すればハッピーエンドだったのでは?
あと最後に3人で手を繋ぐシーン、あれは無理矢理ぶっ込みすぎ。
白石さんというキャラもあってないようなものだったし、
エピローグがあればまだ持ち直せたと思います。
放映が終わった後は皆困惑から笑いが出ていました。
でも良いところももちろんあって
今の技術でオーズが見れてよかったです。
それと戦闘に力が入っていて素晴らしかったので1.5です!
最低の脚本
オーズが好きだった人は見ない方がいいです
オチが本当に最悪
劇中にアンクとヒナの映司の死について話す会話があるのですが、そこでアンクはヒナに映司を諦めるな
信吾は諦めたか?とありました
にも関わらず最後には映司が死に突然終わります
残された者達はどうなるのか
アンクの今後は一体どうしていくのか
何も説明もないまま終わります
映司が納得して死ねることが
有終の美なのでしょうか
そこまで素晴らしいことなのでしょうか
私は永遠に理解する日は来ないと思います
正直に製作陣に貴方達のオーズは終わりましたと
叩かれ打ちひしがれた気分です
これから見ようと思う人達に同じ気持ちになってほしくないのでネタバレ覚悟で確認された方々には
本当にこの作品をいつかの明日にするのは避けて欲しいと祈るばかりです
納得としんどさ
オーズはどのキャラクターも魅力的だし私は伊達さん後藤ちゃん大好きなので2人をもっと見たかったのが正直なところ
1時間弱は短すぎるが無駄を削るどころか本来あって然るべきところまで削ぎ落とした結果、アンクと映司の2人の再開と別れの話として洗練されたと思う
TV本編とは逆であることがとにかく目につく
時間の割に本編映像多用してたし意識してるんだろう
映司中心だった物語はアンク中心になり
本編であった展開は立ち位置が変わって繰り返され最終回のシーンまで逆転する
アンク復活を求めた映司が映司復活を求めるアンクへと変わり
アンクの手をつかもうとした映司とは逆に映司がアンクを突き飛ばし
しまいには本編や後の映画にあったいつかの明日への希望すら逆転させてしまう
この逆の展開めちゃくちゃだとならず本編でこうだったんだからこんな展開も有り得るよなと納得しかない
そしてアンクは復活したが映司は復活しない
映司は人間で命あるものだから
でもそれってただのメダルの塊が死ぬところまで来たと喜んだアンクは蘇ったことで手に入れた命は否定されるんじゃないか
そもそも壊れたから直そうはわかるが死んだから生き返らそうとはならんわけで
映司ってナチュラルにアンクをメダルであって命あるものではないと認識しているからこそ復活できるかもしれないと思うんじゃないか
自身の欲望のためにアンクの欲望を否定する事に疑問も思わないのか
と今回の完結編であんなに涙した本編最終回の展開に今更疑問を持ってしまった
やだ気持ち悪くなってきた
それでもアンクはきっとこのあと比奈ちゃんから30年後に時空をこえて自身の復活の希望を与えることを聞いて映司との短い再開を待ち望むのだろうなとかまで考えてしまいしんどい
視聴前は映司くんが頑張ってなんやかんやあって「おかえりアンク」で終わる程度のヌルいハッピーエンドだと思っていた
ハッピーエンドだけが終わりじゃないのもわかっている
客層もほとんど大きなお友達でお子様は少なかった
きっと視聴者も10年たって苦味もわかってくれると認識した上でこの展開なんだろう
視聴して考えれば考えるほどしんどくなっているがその分納得はあるので否定はできない
ゲロ甘のパフェを期待しておまかせを頼んだら苦みの効いた絶品コーヒーを出された感というか
期待していたのと違うと怒り狂う人もいるのもわかるがちゃんと完結編としてオーズを終わらせにきた覚悟あるものを制作したスタッフの皆様にはすみません正直ナメてましたという思い
イメージしていた完結編と異なる
予告編を見てかなり期待度が高い状態で鑑賞しました。
MOVIE対戦MEGA MAX、平成ジェネレーションズFINALの2作があり、1歩ずついつかの明日に近づいているのだと思っていました。
今作で映司は死に、アンクは蘇りました。欲望の代償、楽して助かる命は無い、本作のテーマ、主人公の信条など受け入れることができるよう仕掛けはされています。
ですがこの結末を受け入れることがどうしてもできません。
私は映司が10年掛けて到達したいつかの明日が、みんなと笑い合っているものだと思っていました。
どうしてこうなってしまったのか、訳が分からないです。
全109件中、81~100件目を表示