「自分以外の家族が聾唖者だったら?」コーダ あいのうた さっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
自分以外の家族が聾唖者だったら?
主人公ルビーは家族の中で唯一の健聴者。漁業を営む家族サポートを幼い頃から行っていた。周囲の目にさらされながらも我慢して日々を紡いでいた彼女に転機が訪れる。合唱クラブの顧問が歌の才能を見出し、音楽大学への進学を勧めてくれたのだ。家族以外の世界を知らない彼女が新しい一歩を踏み出す過程を描いた作品。終盤のとあるシーンが観客の心を動かすこと間違いなし。偏見・差別はどうやって生まれるのか、家族とはなにか、考えさせられるとても素晴らしい作品でした。辛い現状にいる人、家族との関係に悩む人、優しい愛に触れたい人にはぜひ観てほしい🙆
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