「愛が溢れるファミリー!」コーダ あいのうた のりたまさんの映画レビュー(感想・評価)
愛が溢れるファミリー!
最初jは、ラブストーリーメインかなと思っていました。
生まれながら共依存状態の家庭に育ったルビーが、家族との関係性を考え直し、自分の人生を選択する物語。
18歳という年齢でこれをできるのは、個人主義のアメリカならではなのかな。
素晴らしい歌声とキャスト、お涙頂戴のストーリーではないのに、自然と涙が溢れました。
合唱のシーンでの数分間の演出は、鳥肌がたちました。
ルビーの家庭状況は、両親・兄が聾唖であるという特殊な状況ですが、この身動きできない関係性はどの家庭でも起こりうるものです。
子どもが大人になる時期に、どう新しい家族関係を創るか・・・非常に大切なステップですね。
昨年末母を亡くし、この春2人の子どもたちが一人暮らしを始める私にとっては、とても良いタイミングの鑑賞でした。
ルビーの家族のように、笑顔で子どもたちを送り出します(*^-^*)
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