「こんな時代だからこそ一歩踏み出す勇気と感動を与えてくれるこんな作品が必要」コーダ あいのうた 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
こんな時代だからこそ一歩踏み出す勇気と感動を与えてくれるこんな作品が必要
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海上で波に揺れる船から聞こえてくる歌声、はじまりから良い作品の予感。
テンポ良く、主人公の仕事、家庭、学校での生活を見せてくれる。
主人公をはじめ、お父さん、お母さん(マーリー・マトリン!)、お兄ちゃん、親友、彼氏、そしてV先生。みんないい人、魅力的。
最初の食事のシーンや両親の激しいセックスシーン、聞こえないから音を立てていることに無頓着なことや、生まれてきた子どもが耳が聞こえたら寂しいと思うことなど、はっと気づかされることが多かった。
コンサートでのデュエットシーン、それまで練習風景で何度も聞かされた歌をここでまたか、と思ってたら、、やられた。驚きから感動。なんて粋な演出なんだろう。
技術でなく、魅力と才能でバークリー音楽大学に合格する主人公を演じたエミリア・ジョーンズの魅力と才能に拍手したい。
たくさんの気づきと感動を与えてもらうことができました。
爽やかな湖でのシーンも含めて、いつまでも多くの人に愛される作品になるだろうな。
こんな時代だからこそ多くの人に観て欲しい作品だけど、残念ながら映画館観客ひとりきりの貸し切りでした。
レビューのタイトルに「ラストは○○○」て書く人なんなんだろう。
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masamiさんのコメント
2022年2月14日
大吉さん、コメントありがとうございます。ここにレスします。吉行さんの激突推しを知っているとは・・・
遠い記憶です。大吉さんの仰っていた部分は忘れてました。
ありがとうございました。