「答えは無くて良い、行動する事で答えは見つかる」コーダ あいのうた やっちさんの映画レビュー(感想・評価)
答えは無くて良い、行動する事で答えは見つかる
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素晴らしい映画でした。
事前に聾唖者の家族の中で唯一の健常者の主人公という設定だけは頭に入れていたが、映画の中では様々な問題(障害者と健常者の壁、いじめ、ヤングケアラー)が扱われている。
正直な所、どれも映画の中で明確な答えは出ていない。
しかし、彼女の歌は周囲の生徒達の偏見を拭い去り、組合を作る事で壁がとっぱらわれるきっかけが出来、大学進学を最後には家族が後押しする事で彼女は独り立ちできる。
しかしそれが解決の答えといえばそれはNOである。
明確な答えは映画では示されていない、でもそれで良いのだと思う。
一歩踏み出す事、たとえその道が茨の道であろうと、行動する事の大切さを教えてくれる。
そしてそれを支える家族、友人、彼氏、先生、色々な愛が行動する者を後押しする。
進学、就職、転職等、将来に不安を覚える方々には特に勇気を与えてくれる映画だと感じました。
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