「お米を持ってくれるだけでも良いよね❗️」もっと超越した所へ。 アローさんの映画レビュー(感想・評価)
お米を持ってくれるだけでも良いよね❗️
クリックして本文を読む
お米から始まる4組8人のそれぞれの物語。4カ所をテンポよく行き来しながらのカットが
どんどんスピードアップ。過去と未来も行ったり来たり。関係無さそうな8人が面白いようにつながっていき前半を引っ張る。後半はダメ男に対しての不満が爆発した女子たちの怒涛の説教タイム発動。カット割りも更に早く。特に前田敦子さんの菊池風磨への説教は本当に正論。あれを言われたら泣くしかないな。名言として残したい。4組の別れが同時進行に進みダメ男達は転がり込んでる家のドアを開けて出て行く。ガチャリ。
えっ?終わったの?
からの超越したどんでん返しエンディング。驚きというより、巧みな脚本に感心してしまいました。記憶に残る作品になるでしょう。コロナ禍を堂々と扱ったこともかなりのチャレンジだと思う。違和感なく観れた。
4カ所の部屋が別々と思いきや、演劇の回転舞台のように同じ空間にいるようなラストは面白い。8人のみのキャストも全員が主役と言っても良いくらい素晴らしい演技。見終わった後に全キャストの顔、演技、キャラを鮮明に覚えてる作品なんてなかなかないですよ。
コメントする