デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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前作よりパワーアップ
IMAX鑑賞。前作よりアクション多めの大迫力で面白かった🤩ドーンドーンって重低音が心臓に響く。ティモシー演じる主人公ポールが、強く逞しく成長し、凄くパワーを感じた。意外な事実が発覚し、昔ながらの政治的戦略もあり、part3ではどのような展開になるのか、楽しみです。 ゼンデイア演じるチャニ〜ファイト✨
前作は必見・再見/★1.5個分は第3部見るまでマイナス保留
IMAXレーザー(字幕)の前から4番目の中央席で鑑賞してきました。IMAXと12chサウンドシステムにて極上の没流感を味わいました。本作は重厚な低音効果音が特徴でもあり映画の味わいを深めてくれます。画質良いにこしたことはないですが音響重視でも良いと思います。ベストは動きも加わる4DXかもしれません。 前作は必見、前作見た人でも再見してから本作を観ることを強くお勧めします。 本当になんの繋ぎもなく前作の続きとして展開します。前作の雰囲気をまとって見に行かないと、話しの展開もそうですが、気持ちが追いつきません(恐らく前作の記憶を辿っているとせっかくの映像と音響に没入できなくなる)。 私は前作を映画館で観てましたが、前日に改めて最視聴しておいたのは正解でした。 さて映画はIMAXと12chサウンドシステムによる極上の没流感もあり十分に楽しめました。 一方で評価は厳しく前作からの流れも加味しても3.5とします。本作単体で純粋に評価すると★3かもしれません。興行的に戦闘シーンを重視せざる得ないとは思いつつも、物語の展開と、気持ちの変遷の描画が少々雑に感じるというか、少し巻き気味に(短縮)に進んでしまうのが残念なところ。これが他の項にも影響し全体押し下げてしまう・・・。 ただし同監督での3部作を全て見たときに、この2作目の展開のさせ方(はしょり方)が必要だったと思えるなら評価は見直します。今の時点(2部作見終わった時点)では★5は上げられない。 映像 ★★★★ (良い) 音 ★★★★ (重低音が効果的、痺れるテーマソングが無いのは残念) 物語 ★★ (前作+本作までの評価、最終3部作にて見直す) 役者 ★★★★ (主役のテイモシーは見とれる美しさ、演技も良い) 編集 ★★ (3部作にまとめるのは無理なのかも・・・?) 粗さ ★★★ (砂の民の文明兵器などちょいちょい気になる) ・古代文明の精神的兵器を使って欲しかったかな ・決闘と刀剣で戦う意味づけが薄いかな 総合 3.5 本作は単に「迫力ある映像見た」ではダメ(勿体ない)なんだと思います。人物の気持ちの揺れ動きや、それに繋がる背景も丁寧に描いてもらいたい。私としては、3部作に綺麗に納めるのは無理があるような気がしてきておりちょっと心配です。 同監督での3部作を通したときに総合評価が★5個に化けることを願う。 余談 予告編で流れたマッドマックスのフュリオサにゾクゾクした。これはIMAXでの視聴確定かな。内容的には、不適切にもほどがあるとは思うのだが、今から見たくてしょうがない。期待通りでありますように。
眠くなってしまった(笑)
前作同様にゆっくりとした展開…。 ストーリーはシンプルなのに,尺が無駄に長く頭の中で整理し辛くなり複雑なストーリーの様に感じてしまう。
SF 映画の金字塔だが、陣営の描き分けやストーリーの分かりやすさに難がある
字幕版を鑑賞。壮大な SF 映画の二部作の後編である。3年前に公開された前作についての説明や復習は一切なく、登場人物の説明もなく、前作の終わりの次のシーンがいきなり始まるので、忘れてしまった人も含めて前作を見ておくのは必須である。 「2001 年宇宙の旅」や「スターウォーズ」などで見たようなシーンがかなりあるのだが、成立時期はこの映画の原作小説の方が早かったので、こっちの方が本家なのである。他の SF 映画と最も色合いが違うのは、宗教性が非常に濃厚な点である。いかにもキリスト教徒が考えたような救世主像と、一旦死にそうになってから復活という手順を要す救世主の誕生までの経過が丁寧に描かれており、ストーリーの土台には疑いなくキリスト教の世界観がある。 画面の迫力は格別であり、IMAX で見るように縦横比が設定されているらしいが、当地には通常のスクリーンしかないのが残念だった。 基本的には復讐劇であり、敵対する一族が皇帝と結託して主人公の一族を滅ぼしたため、命からがら逃げ出した主人公とその母は、惑星アラキスの先住民、砂漠の民のフレメンと行動を共にして彼らを手兵にして復讐を果たそうとする。そのための手段として、息子を救世主として信じさせる大掛かりな演出を仕掛けるのだが、息子は体を張ってその演出を実現させようとする。 敵対する宿敵ハルコンネン家のトップであるウラディミールをはじめ、甥のグロッス・ラッバーンやフェイド=ラウサがいずれも残忍な性格であることはしっかり描かれていて、いかにも敵役の典型的な描き方であるが、実は主人公とただならぬ関係があることが明かされる。 巨大で凶悪な砂虫を乗りこなす砂漠の民の能力など、非常に見応えがあったが、砂虫が直進するのは、蛇が直進するようなもので、形状的にあり得ない。そもそも砂は岩と違って音を伝えないので、砂虫を呼ぶあの装置は全く機能しないはずだし、あんなに苦労して乗り込む必要があるのに、その後随分大勢が同乗していたりして、一体どうやって降りるつもり なんだろうかと、他人事ながら気になった。 勿体ないと思ったのは、各陣営の描き分けが十分にはできておらず、物語の進行がわかりにくかった点である。また、他人の行動を自分が発する言葉で操れるという特殊能力を持つ設定がそれほど活用されなかったことも不可解だった。 俳優陣はそれぞれの役に成り切っており、ハンス ジマーの音楽は相変わらず素晴らしく、見知らぬ惑星の風景をリアルに見せる演出手腕も流石だった。後世に残る大作という評価は揺るがないと思う。 (映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出5)×4= 96 点。
王蟲もビックリ!
原作小説未読で、‘PART 1‘が見ごたえがあったので観に行きました。 前作同様スケールの大きな映像と迫力満点の音響、そして少女漫画から出てきたようにスタイル抜群のティモシー・シャラメの美しさと、アニメの主人公かというくらいの思い切りのよい決断力と行動力で、目が楽しくて全然長く感じませんでした。 物語は正直なところかなり大雑把な感じがして、頭では納得のいかない場面もあるのですが、とにかくすごい映像にドバーッと押し流されて、あんまり気になりません。 中でも一番見ごたえがあったのが、「風の谷のナウシカ」に登場する王蟲もビックリの「サンドワーム(砂虫)」と、その砂虫に乗って(!)移動手段にしてしまう場面で、ここだけ見にもう一度劇場に行こうかなぁと思うくらいでした。 2作目だから話について行けるか不安だという方は、「地球の歩き方」とコラボしたサイトがあって、すごくわかりやすく解説していたのでオススメです。
原作改変に唸る!
デヴィッド・リンチ、ホドロフスキーが挑戦した「デューン」映画化の決定版の姿がここに!
フランク・ハーバートの原作は架空の惑星を題材にしたSF小説だが、救世主として運命が決められた"あらすじが決められた物語の"主人公ポールの内面の葛藤が多く描かれ、そしてラストのフェイド・ラウサとの決闘では敗北の未来しか待っていなかったポールが自らの意思で運命"あらすじ"を書き換え勝利する展開はカタルシス抜群だった。
このシーンの映像化は非常に難儀だったと思う。主人公の内面の葛藤はカメラには映すことが出来ず、セリフでモノローグを入れるとダサくなる。
しかし本作はそんな原作から大きく改変したチャニとガーニーの扱いによって、実に映画的なカタルシスと葛藤の二面を描き切っている!
原作版でのポールの葛藤は今回の映画ではポールとチャニの葛藤になっており、ラストは原作ではポールの妻になる(皇帝の娘はカタチだけの妻となる)展開から大きく変更し、ポールの葛藤を担うカタチとなった。
この流れで期待されている次作「デューン 砂漠の救世主」の展開への影響は計り知れない。原作冒頭のポールとチャニの夫婦生活描写がまるまるカットとなるが、この映画版の展開こそが「砂漠の救世主」の展開に相応しいように思える。非常に次作に期待の高まるラストだ。(作ってくれるよねドゥニ?)
ラストのポールとフェイド・ラウサの対決は運命を受け入れた(もう立ち止まれない)ポールが勢いそのまま勝利した表現となった。フェイドに脇腹を刺され絶滅するはずが、その運命ではないと見せつけて
そしてガーニー!コイツの展開がアツい!王道の少年漫画のようだ!
原作でのガーニーはほぼ捕虜としてハルコルネン側にいるが、最後までポールを信じていたという静かだが男の友情を感じる展開に涙を流したが、今回の映画化では中盤で早くも登場!そしてバリバリ前線に立ち、ラストではラッバーンへの復讐を果たす。
原作でもあったポールに亡きレト・アトレイデスの姿を重ね見守る姿はセリフはないがジョシュ・ブローリンの演技力によって完全カバー。素晴らしい。
途中この調子で本当に終わるのか?と心配になったが、後半から怒涛の追い上げ(ジャミスの妻と子供に会うところなどフレメン側での生活描写はまるまるカット!)して、見事に終わった。Part1のあの眠気を誘うスローな展開は一体どこへ行ったのかというくらいエンターテイメントとして見応えのある映画だった。
IMAXのスクリーンサイズだし、音響のこだわりも半端なく、あそこまで攻めた重低音の音量・音圧はなかなかない笑 IMAXで観賞するためにつくられた映画だ。
また、キャスティングも本当に素晴らしかった。アニャ・テイラー=ジョイのサプライズ出演にはびっくり。さすがのアニャの顔面力は是非IMAXで。エンドクレジットカードにも彼女の名前がなかったので、ホントのカメオ出演だ。
隠れた大名作続編「デューン 砂漠の救世主」の映像化に期待大!
音響効果👍
1985年の作品は観に行きました! …リメイク?版のpart oneは観ていません! それでも充分に楽しめたので、ちゃんと観ていたら感じ方も違ったのかな…? 実は途中一瞬ウトっとした箇所もありましたが(だって、長い!)、サウンドも映像も素晴らしかったです。 正直そっち目当てで行った動機不純な私😅 通常の映画館でしたが、充分ズンズン響く衝撃をお尻に何度も感じました。 昔観たオリジナル版もそうだったけど、観た後に受けた印象は同じ…主権争いってどこもエグい!怖い! 結局このラストって!!? おまけ: ステラン・スカルスゲート、エンドロールで見るまで気付きませんでした。 どっかで見た顔だなぁ〜って悶々としてたけど。
【”民を楽園へ導く為に。”砂の惑星で、一族を滅ぼされた青年が救世主として覚醒する様を描く。作品スケールの大きさ、斬新なSFガジェット、巨大サンドワーム出現シーンも大迫力であるSF大作である。】
■敵対する領家ハルコンネン家に父を殺されたアトレイデス家の嫡子ポール(ティモシー・シャラメ)は、母レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)と共に、砂漠の民フレメンと共に行動するようになる。
◆感想
・最初はポール達を警戒していたフレメンたちだが、信仰心厚きリーダーのスティルガー(ハビエル・バルデム)により様々な試練を与えられたポールが、それをクリアして行く姿。
ー 特に、フレメンしか乗れない巨大なサンドワームを見事に乗りこなして行くシーンは迫力満点である。
その姿を見たフレメン達はポールを”リサーン・アル・ガイブ”と呼び、予言者として崇めるのである。ー
・お腹に子を宿すレディ・ジェシカが、フレメンの死が近い教母に代わり新しき教母になる過程。”命の水”と言われる青い水を飲み彼女も覚醒していく。
そして、女性だけの結社ベネ・ゲセリットの一員でもあった彼女は、ポールを真の預言者にするために、フレメンに教えを広めるのである。
■皇帝(クリストファー・ウォーケン)とハルコンネン家、アトレイデス家との関係が明らかになる過程も見応えがある。
レディ・ジェシカが教母になった事で、過去の出来事を知り、自らの父がハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)だったという事実には驚く。
更にハルコンネン男爵は香料を上手く獲得できない甥のラッバーンを見限り、孫の冷酷なフェイド・ラウサ(オースティン・バトラー)に権限を与える。
そのフェイド・ラウサに近づく、ベネ・ゲセリットの一員でもあるレディ・マーゴット・フェンリング(レア・セドゥ)の妖しい美しさ。
・皇帝(クリストファー・ウォーケン)がアトレイデス家を滅ぼしていた事実と、それを陰で操っていた教母モヒアム(シャーロット・ランプリング)。
何も知らずに悩む皇女イルーラン(フォローレンス・ピュー)の美しき憂愁。
■ポールとチャニ(ゼンデイア)との恋の行方。
・前作後半から、二人は想いを持っており、今作の前半でも同様である。だが、救世主として覚醒したポールは、父の復讐のため皆が見守る中、フェイド・ラウサとナイフで一騎打ちで戦い、彼を斃す。
そして、”君の事は一生愛する。”とチャニに伝えた後、皇帝の前に行ったポールは陰で操っていた教母モヒアムを一括し、皇帝にアトレイデス家の紋章を嵌めた手を差し出し、足でドン!と大きく床を蹴り、皇帝を膝間尽かせ、手にキスをさせる。
更に、皇女イルーランを妻に迎えると伝えるのである。
ー その過程を哀しみを持って観ているチャニ。ポールは最早、昔のポールではない事が分かるし、ポールの覚悟が伝わるシーンでもある。-
<今作は、前作では分からなかった所もほぼ氷解し、物語のスケール感に圧倒された作品である。
過去、デヴィッド・リンチ監督により映画化された際には、商業的に失敗したF・ハーバードの壮大なSF小説「デューン 砂の惑星」を映像化したドゥニ・ビルヌーブ監督の手腕が発揮された”PART2”。
途中、ワンカットだけ映されるアニャ・テイラー=ジョイは、レディ・ジェシカのお腹の中の子供だよね。
更にスケールアップすると思われる”PART3”が、今から楽しみである。>
IMAXレーザーGT激推奨
IMAXレーザーGTで観賞しました。 話の内容だけだと星4つ、この映画の魅力である映像をIMAXレーザーGTで観た場合で、超豪華なキャスティングも入れて、トータルの評価です。 1より面白いです。 戦闘シーンが増え、1よりアクティブな感じ。 あい変わらず眠くなりがちだけど、1より眠くならない(笑) 終盤の展開には、ビックリしました。 物語は、まだ始まったばかりといった印象、壮大な大河シリーズになりそうです。 優しく綺麗な瞳しか分からなかった例の彼女も、今後ガッツリ絡んでくるんだろうな… 他にもキャスティングがホント豪華で、MJもサノスも、フローレンス・ピューやレア・セドゥも、 クリストファー・ウォーケンの皇帝やシャーロット・ランプリングの教母は、超ハマリ役!! そして、IMAXレーザーGTのみで表現できる縦長のフルサイズが鳥肌級の超大迫力でして、 観賞は、ぜひぜひぜひIMAXレーザーGTで!! それが叶わぬ場合、まだ画角の広いIMAXかIMAXレーザーで!! 個人的には、字幕が追える範囲で普段より前の方がオススメです。 迫力が増し、実際に砂の惑星にいるような感覚になれるのでは? さあ、砂の惑星へ!!
話が長い割にはスペクタクルな見せ場が今一つ
一作目よりも面白いという前評判だったのだが、やや期待はずれ。 確かに、大作としての風格と重厚さはたっぷりと味わえるものの、その分、話の冗長さとテンポの悪さが気になってしまった。 主人公は、多くの人々の命を奪うことになるという予知夢のために「救世主」となることを拒み続けるのだが、父親の仇を討つためにはフレメンと共に戦うしかないはずで、単に責任を回避したいだけなのではないかとイライラしてしまう。 敵側にしても、スパイスの採掘機や貯蔵庫を簡単に破壊されてしまったり、せっかくフレメンの根拠地を空爆しても、そのままあっさりと引き揚げて、彼らに避難する機会を与えてしまったりと、随分と間が抜けているように思える。そもそも、いくら砂嵐に隠されているとはいえ、衛星等を使った惑星規模の監視システムを持っているのに、どうして数千人規模の南のフレメンを探知できなかったのかが不思議である。 主人公が救世主として覚醒し、フレメンを率いて北の首都に攻め込むに至り、それまで平板だった物語がようやく盛り上がりを見せるのだが、サンドワームを使った突撃や大軍勢同士の激突といったスペクタクルの描写が、やけにあっさりとしているのは物足りない。まさに「待ってました!」という場面なのに、完全に肩透かしを食らってしまった。 クライマックスの、主人公と敵の次期男爵との一騎打ちは、たっぷりと描かれていて見応えがあるのだが、その一方で、ジョシュ・ブローリン演じるガーニイとデイブ・バウティスタ演じるラッバーンの因縁の対決は、もう少し見せ場を作れなかったものかと残念に思えた。 それから、オースティン・バトラーの次期男爵は、せっかく悪役としてのキャラが立っていたのに、今作限りで退場させてしまうのはもったいないようにも思う。 いずれにしても、主人公の妹が鍵を握ることになると思われる第3作には、上映時間の短縮とテンポの良い展開を期待するばかりである。
一大叙事詩的世界観に没頭出来る作品。
内容は、フランク・ハーバードの砂の惑星を映像化した作品。前作から早くも三年PART 2としての続編。前作の終わりから2、3時間後の話なので前作と続いている感じが色濃くて三年という時間の経過を感じさせない面白い作品。そして、しっかり映画内で役者が成長していく姿を感じさせてくれる所も見逃せない。 印象的な台詞は、香料を手にするものは世界を手にする。冒頭の言葉。この世界観を端的に説明する面白い言葉『スターウォーズ帝国の逆襲』の様でもある感じが心地よい。内容的には、死生観・宗教観・嫉妬・憎悪・理想・呪縛・信念・愛憎など様々なテーマが入り混じった話を新しい世界観で表現して魅せる没頭感覚素晴らしい。新しいのに何処か懐かしいそんな雰囲気のする映画です。 印象的な場面は、やはり砂虫にライドオンするシーンです。臨場感もさる事ながら巨大な砂虫との対話は想像を絶するものがあります。あの迫力を感じに行くだけでも価値あります。因みにどうやってライドオフするかが、個人的に非常に気になります。 印象的な立場は、複雑に入り組んだ組織と人間関係です。未来の記憶と過去の未来が交錯する(ヴィジョン)と人間関係が群像劇の様に進んでいくので焦点を合わしずらく狙い通りに視点をおいやられているので困惑します。それがとてもSF的で面白いのですが。 全体を通して、今までで一番面白いDUNE砂の惑星になったと感じました。それには関わる人の魂が込められている様でみている自分もその世界観に没入出来たことを嬉しく思います。それは、監督を含め長年の妄想の賜物で、イマジネーションの凄さだと感じました。次回作もあるなら是非是非期待したい作品です。そして、パンフレットも盛り沢山でオススメです。1時間で読み切れない量の内容と奥深さは買って損なく、ドゥルヌーヴDUNEをより一層楽しめました。
鼻チューブ
シャラメを堪能する これに尽きる
広大な砂漠と砂塵 タイトルどうり ロケ地の関係かフレメンがムスリム化してる
ふわりと浮く敵兵 レーザービームの一撃で簡単に破壊される巨大重機
あっさりと死んでいくボスキャラ達 淡白過ぎる
新たに身につけた、大声で怒鳴るとみんないうこと聞く能力(に見える)
ペットって、、w 普通の映画みたいなラブシーン挿入しといてアンタ
怒ってるか不機嫌な人しか出てこない辛気臭いドゥニヴィルヌーヴ作品
核兵器での威嚇以外あまり感情が動かなかったのでカタルシスはなかった
ドラッグディーラーもしくはカルテルの話としてみれば暴力の応酬にも納得
PART1で鳴り続けてた重低音は少し控えめ
PART3もあるでよー
大迫力画面を堪能
フランク・ハーバートの原作世界を見事に映像化した、大迫力の画面を堪能した。 砂漠の民フレーメン独自の慣習・用語、分かりづらいベネ・ゲセリット集団の存在など、原作そのものが相当とっつきづらく、映画の方も、パート1の設定をしっかり覚えていないと、ストーリーについていけなくなる。 そんな、ハードル高めの映画だが、それだけに、ハマれば最高。こんなに面白い映画はない。パート3が楽しみ。
けっこうよかった
1をアマプラで見返していたので、すんなり続きに入ることができた。サンドワームに乗る通過儀礼みたいな場面がある。でもその後、単なる移動手段としてみんな乗っていたので、それほど難しいことではないようにも見える。
スキンヘッドの大男とタイマンしたり、彼女がいるのに政略結婚しようとしたり、王子様もいろいろと大変だ。
けっこうな伏線が大体回収されているし、印象的な登場人物が死んでしまったのでここで終わりでいいのではないか。続きがあるようだけど、面白いのだろうか。
時間が・・時間が!
と焦りながら観てましたが、何とか一区切り。もう打ち切りのマンガみたいに「さあ、戦いだ!」で終わっていいよ。
ビジュアルを観る作品でしょう、人物相関は原作を読んでないと解らないと思う。砂虫にはみんな乗れるんだあ・・
圧巻の映像、ストーリーの奥深さ
前作に続いて鑑賞 ヴィルヌーブ監督の世界観、圧倒される映像美、 ティモシー・シャラメの美顔…全てが揃うと壮観! ストーリーも、スターウォーズ的な?奥深さで、 今作では主人公のポールの成長著しい姿、 復讐を遂げ、更には覇権を奪う終盤の流れに力強さ を感じぜざるを得ません! 巨大サンドワームに乗るシーンも、とても痺れました! 次作があるとか…今作の終わり方も含めて、、、 気になります!
大迫力の映像
めちゃくちゃ面白かった!
個人的には1作目より面白かったです。
映像は相変わらず大迫力で映画館の大スクリーンで観れて良かったです!特にサンドワームに乗るシーンはとても凄かったです!
アクションシーンも、最後のフェイドとの戦闘シーンは、緊張感があり画面にずっと集中していました。
また、ティモシーシャラメの演技もとても良かったです。
まだ続く終わり方だったのでパート3にも期待したいです!
鑑賞動機:前作のでき5割、予告5割
先行上映をIMAXで。原作は未読のまま。
そしてpart3(『砂漠の救世主』)へ、ですかね。
これだけのすんごい映像、すんごい音響を体感してしまうと、感覚が麻痺してこの先映画を観て心動かされることはないんじゃないか、という気がしてくる。ただ戦争場面等は観てて疲れちゃう。燃やしてた方が燃やされちゃうとかね。
ハルコンネンの不気味さが薄まってちょっと残念。ラスボスじゃなかったのか。
妹の未来がアニヤってことね。予告がかかってる『マッドマックス:フュリオサ』との落差よ。
ポールも母ちゃんもちょっと遠い存在になってしまった感があって、むしろチャニに感情移入する。私は愛人ってこと?
すごいなあとは思うんだけどなあ、好きという気持ちはあんまり湧いてこない。
体感しなければ後悔しますよ
(先行公開IMAXで鑑賞) 文字通り壮大なスケールで描くスペース叙事詩。この圧倒的な映画としての醍醐味を味わうにはIMAXなどのラージ・フォーマットが相応しいと言うよりほぼ必須。精緻な画面が躍動し、マクロから顔だけのアップまで縦横無尽の画面に、爆音が響き体ごと振動に巻き込まれる体感を全身で受け止めたい。 独特の世界観を有するSF巨編ですが、所詮殺し合いの戦争にストーリーは収斂し、数多の戦争映画と違いはない。その名の通り一面の砂漠が舞台であれば希代の名作映画「アラビアのロレンス」(1963)を否応なく連想する。そして本作の争奪戦の要であるスパイスと言いしものが惑星間移動に欠かせないモノであれば、すなわちそれは石油を意味し、容易く中東問題に置き換えられてしまう。まさに砂漠の民が守ってきたものが、異民族によって挑発され無用な戦争に仕掛けられてゆく悲惨を描く。そして性懲りもなく今も引きずっているわけ。 「アラビアのロレンス」で、部族が入り乱れ、利権と理屈が混迷し、だから誰が誰だか、利害関係がどうなのか訳わからなくなった記憶が、そのまんま本作でも蘇る。それでも巨匠ディビット・リーン監督がスクリーンに高潔な砂漠の本質を示し得たように、本作の名匠ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は何を本質に描くのか、が最大のポイントとなる。 フレーメン、ハルコンネン、皇帝、アトレイデス家、ベネ・ゲセリット、スティルガーなどなどが登場し、シェークスピア的血で血を洗う状況まで持ち込み、訳分からなくなってしまいます。ティモシー・シャラメ扮するポールとゼンデイヤ扮するチャニさえ観ていれば十分ですよ。この他、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、クリストファー・ウォーケン、レア・セドゥ、ステラン・スカルスガルド、シャーロット・ランプリング、ハビエル・バルデム、アニヤ・テイラー=ジョイなどなど主役級がぞろぞろ出、それぞれの雰囲気を味わえば十分に楽しめました。ことにも男爵の甥に扮したオースティン・バトラーの白塗りが出色の出来、ハビエル・バルデムなんぞロレンス版のアンソニー・クインそのままでした。 で、予言の通りに事が進み、いよいよもってポールが生まれながらに有する救世主になり得る宿命との葛藤にフォーカスされる。クリス・ヘムスワースのような立派な体躯の持ち主でないティモシー・シャラメが主役である意味がここで重みを持つ。政略結婚を持ち出すポールにチャニの分かり易い反発も描かれ、この巨編を作家性を維持したまま送り出す監督のバランス感覚の良さに驚いてしまう。 サンドワーム騎乗は「風の谷のナウシカ」を思い起こさせ、多数の飛行隊の戦いは「スター・ウォーズ」そのもので、無数の民衆のスタジアム?なんぞ遠近感が半端ない。デューンは赤茶けたベージュ一色の世界、乾いた砂に情緒の入り込む余地はないけれど、唯一、人物の「白目だけがブルー」に見える演出に温か味が宿る。ブルーと言えば目の他はチャニのハチマキだけに意図はあるのでしょう。そして特筆すべきはハンス・ジマーの強烈音楽が素晴らしく激しい効果音とともに体の芯まで響き渡る、 なによりPART2として、3に引き継ぐものの、変な中途半端もブツ切りもないのが潔い。全米俳優組合のストライキのため、今年に公開が延期となった本作。予定通り2023年に公開されていれば「オッペンハイマー」と賞の取り合いとなったでしょう。「灼熱の魂」(2010)にドキモ抜かれた天才監督と同時代に生きる幸運を喜びたい。
優秀な監督であるヴィルヌーヴ版はやはり眠気がする
本当に申し訳ないくらいにハリウッドSF大作になってからのヴィルヌーヴの映画は寝てしまう。悪口ではなく、毎回期待して初日辺りのレイトショーに行くと長くて寝る。自分が疲れてるのかと思うがハンスジマーのドバーンという音楽に時折りうとうとしてるのを起こされる感じ。前の日に同じ時間帯で『ラストエンペラー』を劇場で観た際には目が爛々と輝き興奮していたのが嘘のよう。 今回は前作より面白い。面白いハズなんです。サンドウォームが出てくるのと救世主ロマンなんで。基本アクション。もう「砂の谷のポール」みたいなもんです。 とはいえだだっ広い砂漠は対象物がない大海原みたいなもんなんでスペクタクルの見せ方が難しい中、今作は敵の巨大マシーンと爆破スペクタクルが立体感を持った見せ場としてある。あるんだけど、なんか眠くなるんだよな。砂漠の民感はもちろんしっかりあるし、砂は綺麗だし、、、 でも、やっぱりぶっちゃけデビットリンチ版のほうが面白いんだよな(そういう人はほとんどいないけど)、TOTOの音楽も。すべてがアンマッチしているあっちの刺激(ゲテモノ宇宙)に勝てない。やはりヴィルヌーヴは真面目なんだよな。それがつまんない。 逆にこの奇跡劇はどこか宗教映画みたいなところがあって、本当にこれはホドロフスキーやリンチのようなハッタリとカルトな映画監督が描くべきものなんだと思った。砂漠の中をゆく靴底がみえるカットがあるのだけど、驚異の宇宙を観たい時にこういう日常性は萎えてしまう。
全472件中、401~420件目を表示