デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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SFのー
え?ゼンデイヤちゃんエロ可愛いんじゃ無いの?
って不純に見に行ったんだけど、大予算の超名作SFのパート2でしたね。
確かに過去見た事無いレベルに凄え絵の連発でしたよ、デューンて作品がSFの基礎ってレベルに有名で、砂の惑星って映画化された事も有って、ポドロフスキーが、とかは知ってますけど、原作読んで無い俺としてはこんな話やってんかー、って感じですよ。
若き王族の青年が、勇者と成り、民の信頼を背負い正しき世界を目指す物語なんか。
今作見せるビッグアクションとか、人民の苦しみ、個人の愛とか、土着宗教や、サンドワームとか。
あ、あれ?これ主人公とかライバルとかがロボット乗って戦ってたらまんま80年代アニメじゃね?
なるほど、やっぱ伝説のSF、俺が好きで見てたアニメの監督もいっぱい影響受けてんだな。
うとうと
信じることは救済にも呪縛にも
前作を復習鑑賞せずに劇場に向かったので、
ストーリーがジブンの頭の中できちんとつながるだろうか?との
一抹の不安。
が、結果的にそれは全くの杞憂。
人物の背景や過去の出来事も
エピソードに付随し、ちゃんと想起され立ち上がる。
それだけ、監督の『ドゥニ・ヴィルヌーヴ』の造り込みが巧みなのだろう。
科白やシーンで、さりげなく匂わせる手練の技。
一作目で砂漠に逃れた『ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)』と『ポール(ティモシー・シャラメ)』母子は
砂漠の民に迎え入れられ、
片や「教母」として、片や「救世主」として崇められる存在となって行く。
とりわけ『ポール』は複数のイニシエーションを経ることで
伝説に描かれた導く者としての地位を確立。
本作ではそこに至る過程を三時間近い尺を使い、
時として策謀の数々と大規模な戦闘シーンも交えながら壮大に描く。
皇帝『シャッダム4世(クリストファー・ウォーケン)』と
その娘『イルーラン(フローレンス・ピュー)』の思惑。
「アトレイデ公爵家」を直接的に滅ぼした「ハルコンネン家」の野望。
一方、砂漠の民の中でも『ポール』に懐疑的な勢力もあり、
三様の視点が糸の如くに絡まり合いながら団円へと向かう。
とは言えエンディングに向け、不穏な空気も漂い出す。
父を殺害されたことへの復讐、搾取されて来た砂漠の民の安寧が一義二義も
その安堵のために権力奪取に向かう描写がちらほら。
原作は未読なのでしかとは判らぬが
〔オール・ザ・キングスメン(1949年)〕のようにはならぬのだよね?との
想いも湧き出す。
その前段として本サーガが、やはり血縁に起因する物語りであり、
一つの一族の興亡なのが示唆されるエピソードが挟み込まれるからなのだが。
信じて付いて来る砂漠の民との折り合いを
どうつけて行くのだろうか、と。
印象的な戦闘シーンは、モブの部分も含め
〔スター・ウォーズシリーズ〕の「ライトセーバー」によるスマートな剣戟に比べ、
より短い剣によるかなり野趣に満ちたもの。
血しぶきが飛ぶシーンも多く、本国では「PG13」の指定もされているよう。
【埋まる映画】
前作より増した砂の緻密な表現に、見ているこちらも砂塵に埋まるような没入感。巨大な砂虫がうごめくど迫力バトル、緊迫感満載の決闘と、エンタメ性もグッと上がった映画の深みに埋まる。
◆概要
第94回アカデミー賞で6部門に輝いた「DUNE デューン 砂の惑星」の続編。
【原作】
フランク・ハーバート「デューン」
【監督】
「ブレードランナー2049」ドゥニ・ビルヌーブ
【出演】
「君の名前で僕を呼んで」ティモシー・シャラメ
「グレイテスト・ショーマン」ゼンデイヤ
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」レベッカ・ファーガソン
「グーニーズ」ジョシュ・ブローリン
「エルヴィス」オースティン・バトラー
「ミッドサマー」フローレンス・ピュー
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ デイヴ・バウティスタ
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」レア・セドゥ
「ドラゴンタトゥーの女」ステラン・スカルスガルド
「007 スカイフォール」ハビエル・バルデム
「ラストナイト・イン・ソーホー」アニャ・テイラー=ジョイ
【音楽】
「トップガン マーヴェリック」ハンス・ジマー
【公開】2024年3月15日
【上映時間】166分
◆ストーリー
その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる。
◆
◆以下ネタバレ
◆
◆復讐劇
“香料を制するものはすべてを制する”と記される冒頭。本作でも、香料をめぐるアラキスの地がステージとなることがここで示される。そのアラキスの地でレト公爵、ダンカン、そして数多のアトレイデス兵士を失ったポール(スフィル・ハワトは登場しなかったので、死んだ設定か)。本作はその復讐劇が主な映画の軸となっていた。“足音で分かる”ガーニイとの再会を果たし、そのガーニイが長く仕えたレト公爵の仇、ラッバーンを始末する。ポールは自分の祖父だと勘づくも、躊躇なく“獣のように死ね”とハルコンネンを刺す(フェイドが止めに入らなかったのは、闘技場の決闘でのハルコンネン男爵の不始末が伏線になっていた)。全ての黒幕である皇帝も、ポールはアトレイデスの家紋の前に平伏させる。前作の想いを晴らす、2作にわたる大規模な伏線回収だった。
◆迫力
前作で一瞬だけ描写されたサンドワームライド。ポールがそれに挑む砂虫の巨大さと砂の勢い、そしてそのスピードが迫力満点。全てを飲み込むあの砂虫に乗るなんて発想にワクワクするし、そもそもそれがフレメンの移動手段だという設定も面白い。そしてサーダカー&ハルコンネン軍、フレメン軍(砂中から現れる兵士たち、そして無数の巨大なサンドワーム達に痺れまくる)の戦闘シーンはまるで「アベンジャーズ/エンドゲーム」('19)や「レディ・プレイヤー1」('18)のそれに勝るとも劣らぬカオスなど迫力。ポールとフェイドラウサの一騎打ちは、分かっちゃいるけどギリギリまで追い詰められる描写に手に汗握る(演じたオースティン・バトラーのサイコな役作りが素晴らしく、そのおかげでこのシーンの緊張感が非常に増していた)。前作に比べて、エンタメ度がMAXで向上していて、IMAXその他の特別シアターならいかに興奮度が増したかと少し後悔した笑。
◆チャニ
海を知らないチャニに、砂漠を海に例えるポール。広大な砂漠がバックのあのキスシーンがなんと美しいこと。互いの別名を知り、心寄せ合う2人は、“命ある限り愛してる”とポールが語るまでに。ポールの命の危機には、その涙で復活させ、チャニは預言書の一部にもなってしまう。その事で覚醒し、人格そのものからリサーン・アル=ガイブとなったポール(その事で見えた“ポール、愛してる”と話すアニャ・テイラー・ジョイは、おそらく生まれてくる妹だったというミスリード)。チャニのいる前でも、救世主としての選択肢をとったポールは皇女をめとる宣言をする。覚醒時にチャニがポールに張ったビンタは、この時無言で立ち去るしかすべのなかったチャニの、心の距離を強調するための映画表現に思えた。砂虫を呼ぶ彼女の悲しげな表情が印象的なラストは、ポールとの決別を意味しているようで、彼が次作で次のステージへと進む事の映画表現か(セリフで語らせず、表情で表現させる演出がなんともドゥニ監督らしい)。前作の冒頭がチャニのモノローグで、本作がポールとチャニの物語だった、つまりそれが前作で予言されていた。そう考えると、本作の冒頭は皇女イルーランのモノローグだった事から、次作はポールとイルーランの物語となる事が予測できる。ドゥニ監督はすでに脚本をほぼ書き上げているそうで、3部作での完結を公言しているそう。やはり数年後にはなってしまいそうだが、次作はそんな自分の“予言”が当たるかも確認しながら作品を楽しみたい。
◆関連作品
〇「DUNE デューン 砂の惑星」('21)
前作。第94回アカデミー賞では撮影賞など6部門を受賞。プライムビデオ配信中。
◆評価(2024年3月15日現在)
Filmarks:★×4.2
Yahoo!検索:★×4.4
映画.com:★×4.1
前作の予習をしないと本当についていけないので注意。
今年108本目(合計1,200本目/今月(2024年3月度)26本目)。
(前の作品 「正しいアイコラの作り方」、次の作品「ハンテッド 狩られる夜」)
他の方が書かれているのがほぼ大半に尽きるんじゃないかな…と思います。
実在する外国語などではなく、この映画シリーズの独特の固有名詞がどんどん出てくるので、何も知識がないと「××が××して●●して」みたいな暗号のような字幕が出てくることになります(英語が聞き取れても意味がない)。私も本作品を見るにあたってPart1をアマゾンプライムで予習してから見たのですが、焼き付け刃的に1度みただけではやはりだめですよね…。
そうすると、Part1,2の連続放映をするような映画館があるか…ということになりましょうが、3時間×2なので途中休憩をはさんでも7時間級になってしまうので、そうそうどこの映画館もやらないのでは…といったところです。
こういった「特殊な事情」があって映画のストーリーが大半理解ができないことは多くの方が挙げられているのですが、一方でIMAX上映だったかは1週間前にプレミアム公開されていたように、IMAXにせよドルビーにせよ、そうしたタイプの映画館で鑑賞美を楽しむタイプの映画ではないかな、というところです。吹き替え版はどうなのか不明ですが、おそらく固有名詞が押し押しの状況なのは程度の差は変わっても同じなのでは…と思います。
こうした事情があるので脱落される方など多かったのが印象的で、私も最後まで見ても「映像が良かったなぁ」にしかなっておらず(大半の方はそうなりそう…)、感想を書きましょうというか「何がどうだっけ?」どころか「ストーリーの大半が理解できておらず感想が書けない」タイプの映画の代表例かな…といったところです。
ただ、私は一般の映画館で見たのですが、1週間前までIMAX上映を先行していたようにIMAXであろうがなかろうが「映像美」はかなり良い映画で、そういう「日本映画がおよそ真似できない圧倒的な没入感を楽しむ」という「映画体験を重視する派」ではおすすめといったところです。
採点にあたっては、ちょっとPart1から離れすぎて大半の方が理解が難しいと思える点(事実上、Part1を課金するなりして「予習」しないと太刀打ち不能)はあるものの、「映画そのものの傷ではない」ので(他の作品の瑕疵を持ってくることはしない主義)、特に減点なしフルスコアにしています。
ただ多くの方が書かれている通り、Part2から見ますという方はもちろん、ほぼほぼPart1をVOD課金するなりDVD(売られているのかな?)を前日に見るなど「前作を見ていることが前提」である点は書いておきます。
最後まで見るとPart3があることが示唆されますが、Part3なぁ…。この方式だとPart3のときはPart1と2を復習する必要も出てくるし、こうした「前作の深い理解を前提にVOD課金などを想定しているタイプ」はある意味「沼にはまりやすい」ので、どこまで見るか(もっとも、Part3も2025年以降か)が判断しづらいです。
タイトルなし
砂の惑星の圧倒的な存在感(☆4)
前作よりストーリーが起伏に富んでいて、テンポも良いので面白かったです。細かい内容はあまり覚えていなかったので、おさらいしておけばより楽しめたかも。
ポールは砂漠の民フレメンと行動を共にし、フレメンの精神や砂漠で生きる術を学んでいく一方、失われたアトレイデス家の事も忘れていない……?
SFと言っても、お話し的には中世を舞台にしたファンタジーとそう変わりないです。
私は家同士の確執などにはあまり興味が無く、人間はいくら進化しても歴史に学ぶことも無くくだらない争いが止められないんだなと思うだけです。
だから本作の主役はこの惑星アラキスだと思って観ました。それ位、映像は迫力があります。砂だらけの星が魅力的でした。
【年度末時短レビュー】まぁ画面は面白いです。ストーリーは 正直言って・・ ただ主人公羨ましいゾ😍
年度末時間⏰短縮レビュー
有料🈶パンフは 購入したけど 文字数の多さ つまり カタカナ表記が読みにくくて
眺めただけ 正直 この話に精通する意味を見出せない。
スターウォーズ 的ともいう ただし スター・ウォーズ シリーズよりはわかりやすい
ティモシー・シャラメ 独壇場 最後は ジジイにとっては羨ましいゾ😍
サンドワーム とか 青い溶液とか サッパリ意味わからんよ
敵役はわかりやすい が俳優名はめんどくさいので 割愛。
意外と 砂だらけと先入観に囚われてたけど 画面は変化に富み面白いです。
元祖PART 1 観てないけど それはそれで 大丈夫。
ただ コレって 創作に過ぎないから
話の筋が ほぼ意味不明だったが それで良し作品。
2つの家 源氏と平氏みたいのあって その上に なぜかオーソライズする
宇宙連合だか宇宙帝国だかがある 勧善懲悪 それだけでいいじゃ無いか❓
俺は 娯楽で映画観てるだけだから❗️
星は厳しめだけど こういうの好きな人にとっては最高でしょ。
変な家 が大入に対し
本作 公開直後 土曜夕方なのに 観客最初3名→ギリギリ滑り込み入れて 大スクリーンで@6名だけ
駅から遠いとはいえ 変な家→熱気ムンムンだったから
30〜40代 2人 50代 多分俺1人 60超え 白髪 禿頭の方 3名
の 全員単身男性6名 咳ひとつ無し
【将軍席💺だから全員良く見えるのだ❗️】
閑古鳥ではあったが 6人の漢達は 熱い連帯感で結ばれてたよ❗️たぶん❗️
チト 眠かった🥱けどな。6人の地域を代表する 映画エリートたちだったよ!俺除いてなぁ
SFの中では傑作
前作でのワーナーの詐欺商法が払拭されたPART2
前作ではワーナーの詐欺商法により大きな失望感を味あわされ、続編が作られても絶対観るもんかと宣言していたものの、月日は流れ結局は再びワーナーの思惑に乗せられ本作も観に行ってしまった。
しかし結果としては観ておいてよかった。
これこそが観たかったDUNEだった。
逆に前作は本当に何も展開無かったのではと思わずにはいられない程の内容であったと再確認。
ただ、前作があったおかげで、どういったキャストでどんな演出で見せてくるかというのは把握出来ていたので、今作は純粋に物語に集中して入り込むことが出来た。
作品全体として今作はデイヴィッドリンチ版の後半の1時間を3時間近くかけて描かれたもので、しかし前作のようにダラダラした展開はなく、じっくり丁寧に物語が進行しダレることなく最後まで楽しむ事ができた。
特に今回はリンチ版と異なる展開が前作以上に描かれておりその違いには驚かされた。
戦闘シーンではSF映画的なものというよりはリアルな戦争映画的な感じがあり、迫力あるアクションも見応えがあってよかった。
ただ個人的な好みとしてはやはりヴィジュアル面ではリンチ版の毒々しいほうが好きだなぁというのが正直な印象。
しかし今作は前作のようなガッカリ感を味あわされる事はなく、かといってめちゃくちゃ名作かと言われればそこまではいかないものの、ドゥニビルヌーヴ版もこれはこれでよいなと思わせてくれる説得力はあったのではと思った。
ビルヌーヴ監督は続編の構想があるようだが、今作の出来の感じでは是非観たいと思った。
ラストシーンだけで★+0.5
覚醒と激情のエクスペリエンス!
"DUNE/デューン" シリーズ第2作。
IMAXレーザー/GTテクノロジーで鑑賞(字幕)。
原作は未読、デヴィッド・リンチ監督版も未見。
今年公開の映画で「オッペンハイマー」と同じくらい楽しみにしていた本作。観るならエキスポシティのIMAX一択だと決めていました(前作も同じ環境で観ました)。
世界観の説明と陰謀劇が中心で最高の睡眠導入効果を有していた前作(失礼)はまさに助走でしかなく、ポールの覚醒と復讐劇を激情たっぷり迫力満点のスペクタクル・アクションたっぷりで描いていて、目まぐるしさがハンパない!
新キャラが続々登場したのも目が離せないポイント。オースティン・バトラー演じるフェイド=ラウサのキレっぷりが印象に残る。目立った活躍が無い人物もいたので、本作のヒットでシリーズの継続が成れば活きるキャラなのかも?
前作もすごかったですが、それを軽々超えて来る圧倒的なエクスペリエンスにしびれました。全編IMAX撮影されているから没入感が凄まじいし(全身砂まみれになっちまったと錯覚するくらいの臨場感を味わえた)、体中にビリビリ響く重低音と音圧がものすごい劇伴によって作品世界を文字通り体感させてくれました。鑑賞の際はIMAXを全力で推奨します!
期待以上でした
尿意コントロール必須!
うーん、、、
エンタメ系は分かりやすい方が好きだな
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