「その星の名は」デューン 砂の惑星 PART2 ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
その星の名は
パート1を観た後、原作を読もうと思っていたけど、結局読まないまま、パート2が始まってしまった。さあ、話についていけるだろうか…。あーあ、やっぱりついて行けなかった。ストーリーが早回しか、ってくらい省略の嵐。疑問は次々浮かぶが、後回しにしないと「わからない」が積み上がる一方だ。ヴィルヌーヴさ〜ん、原作通りに進めてるのかもしれないけど、もう少し、優しくしてよ〜。
ポールはチャニのどういうところを好きになったのか。逆に、チャニはポールの何を好きなの?どうしてこの2人が愛し合うのか、きっかけとかが全くわからない。いつの間にかそばにいた、って感じ。レディ・ジェシカは胎児に操られてるのか?妊娠していることが、有利に働いているのか?青い水を飲んで、フレメンの教母になって、ベネ・ゲセリットの力がより強くなったのか? フレメンは(ポールも)砂虫に騎乗してたが、砂虫と意思の疎通は可能なのか?砂虫はふだん砂の中で生きているのに、人を乗せてる時は、どうしてずっと砂の上を這ってるのか?思い通りに砂虫を動かせる仕組みが知りたい。
あと、ハビエル・バルデムがなー、ひねりの効いた役なら、もっと濃い味が出るのに、「リサーン・アル=ガイーブ!」って叫ぶだけじゃ宝の持ち腐れよ。実は皇帝のスパイだとか、裏切り者とか、何か切り札はないものか。ジメジメしたものや、オドロオドロしさを醸して、もっとハビをおもしろくしてくれー。
ハルコンネンも、前作では不気味だったのに、あっけない終わり方だよね。甥2号のルックスは良いのだが、やはり若いし、それほど悪いにおいがしない。えっ、まさかただのアクション要員? 甥1号もダメダメだし、ハルコンネンは自分の足で立てないし、ポールと戦う人材が必要だからなぁ。結局甥2号は、1作で消えてゆくのであった…。ハルコンネンの血縁について、次作で展開があると期待してよいのかな。
前作に引き続き、映像はほんとにいい。機械や建物のデザインはかっこいいし、位の高い女性たちのお召し物などもすてき。フローレンス・ピューは品があるし、レア・セドゥは色っぽいし、レベッカ・ファーガソンは妖しい。ゼンデイヤは本人はもっとセクシーなのかもしれないが、役柄から言って彼女らしさは出てないのでもったいない。女優陣については、不満はないっす。音楽は前作から連投の、ハンス・ジマー。私は、女性の強いボーカルで始まる曲が好きだったので、今回は少し印象が薄い。
前作にはジェイソン・モモアがいたが、今回はやはりいない。さみしい。弁慶不在で、義経が頼朝になってしまい、やはり政治色が強まった。上総介を殺した鎌倉殿のように、ポールもこれから血を流しながら救世主となっていくのだろうか。グダグダ書いてしまったが、それだけ期待していたわけで、パート3に展開するため、中継部分ゆえに難しかった、ということにしておこう。ちゃんと次も観るし、こうなったら、映画が完結してから原作読むわ。
こんにちは
共感ありがとうございます。
女性たちが良かったですね。
(と言っても、パート1は情報が多過ぎて、ほぼ理解出来ずで、
パート2になり、なんか少し分かってきたような感じでした)
レベッカ・ファーガソンは重要な役でしたね。
更にアニャ・ティラー=ジョイに成長する赤子を孕っている・・・
ここがすごいですね。
3ではポールも20歳近く年老いて、どうなることやら、
・・・ぷにゃぷにゃさんは、3を観てから原作ですか?
楽しみというより、元気に生きてて、3が観れるか?
その辺、心配ですよ(笑)