「not guilty hut-trick」ゴヤの名画と優しい泥棒 トニーさんの映画レビュー(感想・評価)
not guilty hut-trick
クリックして本文を読む
犯罪とは何か。
芝刈機を返すのを遅延することか、法で裁けない他国への侵略か、パキスタン移民を公然と差別する事か。
1961年という時代、ケン・ローチより先に市井の生き辛さや権利を声高に訴える人が居たこと。
犯罪は犯罪なんだろうけど、マシュー・グード演じる弁護士が生い立ちや思想を問う形の被告人弁論からのnot guilty hut-trick で思わず泣いてしまった。
また、この夫婦が長年パンドラにしてきた娘の悲劇についても、ヘレン・ミレンが向き合うラストもとても良かった。
名作でした。
コメントする