「最後のエピソードが」ゴヤの名画と優しい泥棒 リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
最後のエピソードが
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終始まったりと物語は進み、一応良い話のはずではありますが、
途中高齢お父さんの職場クビになったけど奥さんに言えず外で時間つぶすとか、作家をめざして戯曲を出版社とかに送っても送っても不採用とか、わりと悲哀が、でも何故かそれがちょっと明るく漂う不思議な映画でした。
娘さんの不慮の事故は、つらいけどなんとか少しずつ乗り越えられそうで良かった。
そして最後、ようやく2000年になってから75歳以上の受信料が無料になったとあり割と遅いんだな、でもお父さんの願いが叶って良かった、と思っていたら、
最後の最後のエピソードで
「しかし主人公の戯曲が上映されることは一度も無かった」
というくだりで終わり。。。
いやいや、そんな主人公落として映画終わらせなくてもいいやんかー!!そんな厳しいこと言わんといて〜!!と脚本家にツッコミ入れたくなりました(笑)
美術館のセキュリティがかなり昔だからギリ盗めたんだな〜と思いますが、ほのぼのコメディー寄り一応お父さん頑張ったし理解ある行動派の息子で良かったし、お母さん本当によく耐えて頑張りましたね、という映画でした!
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