劇場公開日 2022年4月1日

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やがて海へと届くのレビュー・感想・評価

全122件中、41~60件目を表示

4.0作り手の思いは観客に届いたか

2022年4月4日
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鑑賞方法:映画館

作り手の思いが私には届かなかったというか、わからなかった。

「前田建設ファンタジー営業部」であんなにチャーミングだった岸井ゆきのと、いつもかわいい浜辺美波の魅力が充分に引き出されていなかったように思う。
前半はなんだかゾンビみたいに見えた。

青い空と海を美しく撮れるカメラマンいないのかな。
アメリカ映画の空と海はきれいなのに。

母娘役の鶴田真由と浜辺美波の声が驚くほどそっくり。

アニメーションもラストも?

視点が変わってるのに同じ映像使ってるのも、?

最初にタイトルが出ないで、ラストに出るのは定着してくのかな。
古い映画ファンだから、昔ながらにバーンとタイトルが出て始まる方が、ワクワクする。

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大吉

4.0岸井ゆきのさん

2022年4月3日
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やっぱり可愛いです。

中盤の震災ドキュメンタリー?
後半、同じシーン?
ラストのアニメ?

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かん

4.0許されるのか

2022年4月3日
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鑑賞方法:映画館

ああいう話とは知らなかった。
おそらく予告編も含め周到に隠されており、ある時点…というかある台詞で『えっ、そういう話か』といきなり首根っこを掴まれてグラグラと揺すぶられる。
それはある意味不可避で、あれと同じように暴力的に襲ってくる仕組みになっている。
とするなら、冒頭(から円環をなす)のアニメも納得がゆく。しかし、演出意図は理解できるが、そもそもそれが許されるのかどうかはよく分からない…
岸井ゆきのの、心の襞を広げてみせるような演技は素晴らしかったと思う…

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ぱんちょ

4.0人それぞれ表と裏がある

kさん
2022年4月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

浜辺美波さんが出ているので気軽に見に行きました。R12と書いていて、最初の水彩画でサスペンスなのかと感じましたが、この映画は人それぞれ経験してきたことや考え方価値観により解釈が異なる。勝手に解釈して、いろんなことを感じてくださいというメッセージ性があると感じました。東日本大地震の作品だそうです。
高校生の私が感じたのは、
人には親しく接していて、無言でも過ごせる中でも相手は知らない過去や裏側があるのだなと感じた。
すみれがポーチを落としたから真奈と出会えた。少しの偶然で人は出会う。
それぞれの悩みがあって、それぞれの捉え方がある。
ただ笑っていたり、何も考えていないように見える人ほど考えているのかもしれない。外見だけで判断してはいけないとつくづく思わされました。

見に行くか迷っている人は見に行くべきだと思います。原作を読んでからの方が分かりやすいかと思います。

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k

4.0海深く深い想い

2022年4月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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しろくろぱんだ

4.0【”万物流転・・”忌まわしき天災の傷を時間を掛けて受け入れ、再生して行く人々の姿。アーティスティックな作品であると共に、岸井ゆきのさん、浜辺美波さんの凄さを堪能する作品でもある。】

2022年4月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

4.0瞳に引き込まれる

2022年3月31日
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鑑賞方法:試写会

すみれ(浜辺美波)が真奈(岸井ゆきの)を見つめる瞳、
真奈が遠くのすみれを見つめる瞳。
登場人物の瞳の力を感じる、美しい映像だった。

監督の中川龍太郎は、特に「走れ絶望に追いつかれない速さで」以降、
「生と死」「喪失と再生」をテーマにしてきていたのだと思う。
本作も、いなくなった親友(すみれ)への思いをどう受け入れたらいいのか、
もがきながら前へ進んでいく真奈の心情を丁寧に描いている。

題材となるテーマ(喪失と再生)が同じ、かつ普遍的なものとはいえ、
アニメーションやドキュメンタリー手法なども用いており、
静かな作品ながら目が離せない展開だった。

最後、真奈の瞳は何を語っていたのか、
どう感じとるべきかを問いかけてくるようでもあり、心に残る。

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sodome

4.0行間を読んで感じる作品

2022年3月30日
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あまり前情報入れずに鑑賞。遠野演じる杉野遥亮さんが舞台挨拶で言っていたように、映像が綺麗なので映画館の大きいスクリーンで見たい。既出のアニメーション部分もしっかり見れた。冒頭からアニメーションが始まり、ラストに繋がる部分もある。
セリフだけではなく、映像や表情から感じとれる事も多いと感じたので、またしっかりと見たいと思わされた。
岸井ゆきのさんは、微妙な感情の機微を演じるのが本当に上手いと今回の作品でも感じた。

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ゆーこ🌙

3.5前半は面白かっんだけど、後半少しダレた感あり。岸井ゆきのさんの演技は好き

2024年8月9日
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鑑賞方法:VOD

萌える

前半は面白かっんだけど、後半少しダレた感あり。岸井ゆきのさんの演技は好き

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旅人ヒデちゃん

3.5置いてけぼり‼️

2024年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

難しい

内気なヒロインと自由奔放でミステリアスな親友‼️親友が突如いなくなって5年、ヒロインは親友が最後に旅した地へと向かう・・・‼️親友探しのロードムービーかと思ったら、中盤あたりでいきなり津波とか、3.11の被害者のインタビュー映像が流れてきたりして、ドキュメンタリーぽくなったり、ちょっと混乱してしまった‼️急な路線変更というか、感情的に置いてけぼりを喰わされた印象です‼️

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活動写真愛好家

3.5喪失感を持ち続けられることは強さだと思う

2023年10月4日
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親友が突然亡くなった。いや,いなくなってしまった、
明確に病気や事故で亡くなって,見送ったわけではない。
震災に巻き込まれた可能性は高いけれど確実なわけじゃない。彼女を取り巻く人たちはもちろんみんな悲しみに浸る。でも,少しずつそのことを受け入れ、彼女は亡くなってしまったと整理して日常に戻っていくのだ。
主人公はそれができない,納得しない。喪失感を持ち続けられることは生きてる時の彼女への思いの深さだけではないだろう。映画の中でもいなくなった親友は主人公に言っている。自分で思ってるよりあなたは強いよと。
そう、この主人公の持つ強さを,岸井ゆきのが見事に演じきった。彼女あっての映画だろう。最後の独白は彼女のアドリブらしい。お見事としか言いようがない。素晴らしかった。

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ニョロ

3.5きっと忘れないだろう

2023年4月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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sasaki

3.5すみれを探す《心の旅》

2023年1月28日
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鑑賞方法:VOD
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琥珀糖

3.5ふんわりと考えれば良いのかな

2022年5月5日
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鑑賞方法:映画館

ふわふわと
人の心は解ったようで解らない。
自分の主観だもの。
でも、そんな関係でも大切だ、
と相手を思う気持ちは本当だから、
続けられる。
そんな相手が突然居なくなったら…どうなる?

その喪失感は人それぞれで、
乗り越え方も千差万別。
明確な答えのない作品ですが、
それはそれで、ふんわりと考えれば良いのかな。

また、震災に関しても、遠くに位置する者ほど、記憶が薄れていく中、
このように映画でもドラマでも小説でも、
何かしらの作品で考える機会を頂けることを有り難く思います。

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hkr21

3.5良質な邦画

2022年4月23日
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私は何でもかんでも言葉で説明する作品が苦手なので、とても満足のいく2時間でした。私なりの解釈の余地があり、今後も折に触れてこの映画を思い出す気がします。映画館で見る価値のある映画でした。

ただ…宣伝文句というか、あ、そういう行方不明なのか…と思って、事前に明かされてた方がよかったような気もするし、かといって事前に明かされてたらたぶん辛いだろうと考えて見なかったな、とグルグル思ったのでマイナス1.5にしました。
映画としてはすごく満足です。ただ、私にとってもその出来事は深く刻まれていて、当事者の人とか、どうなんだろうなと…余計なお世話ではあると思うのですが。

そういうことも含めて様々なことを考えられる映画でした。私は、見てよかったです。

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がも

3.5切なく悲しい【喪失と再生】

2022年4月21日
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鑑賞方法:映画館

この映画もテーマは、切なく悲しい【喪失と再生】。不器用な真奈(岸井ゆきの)は活発な大親友・すみれ(浜辺美波)を突然に失った喪失感で、足搔き、もがき、苦しむ。すみれの姿を追って東北へ、東北の人々も東北大震災での喪失感から再生に取り組んでいた。アニメーションが効果的に挿入されていた。

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浪花のしんちゃん

3.5レールは敷かれているものの、このテーマを嫌いにはなれず

2022年4月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

寝られる

エンドロールでふと、何かが吹っ切れたかのように、涙が止まらなくなった。もう、会うことはないかもしれない、自分にとって大切だった人に、自分は何か残せただろうか。

中川龍太郎監督の長編作品は『私は光をにぎっている』以来。割とウトウト夢心地を味わった記憶。

本作も少しウトウトしたものの、一層心に触れてくるというか、優しさが次第に核になって現れる。東日本大震災を1つの分岐として、余白が心を溶かしていき、心の拠り所と変化を悟っていく。喪失と再生の物語くらいに捉えていたが、実際そう簡単に割り切れるものでもない。存在の証明と記憶が薄れ、変わることが世の変わらないことを受け入れる。だからこそ、その一瞬が形に残り、言葉以上の世界が輝き出す。

「私たちには、世界の片面しか見えていないんだと思うんだよね。」全てを知っている様な彼女の言葉。言葉ほど綺麗には生きれず、人は皆脆い。世界の一面でしか見られないのだから、想像で補うしかない。確かに他のレビューで見た、「静かな『佐々木、イン、マイマイン』」との比喩がしっくりくる。上辺を撫で回した様な導入と、必然を装った旅路が入りにくかったが、その心の弱さを突いてくる映画を嫌いになれない。きっとそこに自身の弱さがあるからだろう。

主演は岸井ゆきのさん。すっかり等身大の女性像が似合う、実力派としての起用が増えたように思う。そして、意外な人選だったのが浜辺美波さん。ヒロインのカラーではなく、ミューズとして生きる役に置かれ、それだけで観る価値があると感じた。主演作で培われた繊細さと光、そこに宿る移ろいに、大人びた髪が揺れる。また、若手の注目株、新谷ゆづみさんも凄く色味が繊細。今後も伸びていくのだとしみじみ。駆け込んだ甲斐があった。

自分も誰かの中で生きていたら、それはあまりにも幸せなことだ。多くの人にお世話になったし、たくさん学んだ。しかしながら、こうして書いていて思う。私は大切な人を大切にする生き方なんだと。憧れが憧れではなくなった時、自分が変わったのだと思うのかもしれない。

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たいよーさん。

3.5一部と二部のつもりで観るべきだったか?

2022年4月17日
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泣ける

悲しい

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Uさん

3.5想いは潮風に乗って。

2022年4月15日
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鑑賞方法:映画館

旅に出たまま帰って来ない親友すみれへの想いを抱きながら年を重ねる真奈。すみれを死んだ事とする周囲に抗うように思い出の詰まったビデオカメラの中からその痕跡を見つけようともがく。

岸井ゆきのと浜辺美波の年齢差がどうかなと思ったけど、片方は時間が止まってしまったという点において効果的でした。終始岸井ゆきのの表情がめちゃめちゃ繊細です。

ストーリーは良いはずなのに流れが悪くてプツプツ途切れてしまった印象。ドキュメンタリーみたいな演出は急に何?!ってなるし。アニメーションに童歌にと忙しい。辛い事が起こった海だけど、そこを舞台に選んだ限りはもっと風景で魅せて欲しかったな。

逆にレストランのパートはどのシーンも凄く良かった。「この仕事嫌だったんですかね」ってとこなんかジーンとした。光石研から池田良って最高のキャスティングでしたね。シェフもぶっきらぼうやけど、根は優しくて素敵でした。さぞお料理も美味しいでしょう。

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はるたろう

3.5ドラマと現実が入り混じる

2022年4月13日
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鑑賞方法:映画館

想像していたのと違った(いい意味で)

タイトルが的確に物語と伝えたいことを表している。

浜辺美波が出演していることで非日常感が感じられる一方で、現実な問題とリンクしている、不思議な感覚だった。

過去と現実が入り混じり、事実が徐々にわかっていくのはさながらミステリーのよう。

中川監督の作品は一貫して静かな雰囲気で、一見退屈だが、最後の方でつながり、それが昇華される。
今回も、途中までは苦悩している主人公がメインシーンだが、いまいち感情移入できず、もやもやはした。

ただ、最後はスッキリしつつ、鑑賞者にも考える余地を残され、映画の両面を感じた。

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ひでぼー