「震災絡みとは知らずに観ました!」やがて海へと届く reo13さんの映画レビュー(感想・評価)
震災絡みとは知らずに観ました!
震災について(表現は悪いかもしれませんが)あまり情報を欲張らずに内容絞っているところはいいと思います。ドキュメンタリーな部分では行方不明の方の帰りを願う想う当初から、ときが経った今では偲ぶ想いへの変化が感じ取れ込み上げるものがありました。それを上手に表現できる岸井ゆきのさんの演技も沁みるものがありました。
震災が題材と思ってなかったので冒頭のアニメーションの意味するところがはっきり分からなかったけど、途中で津波というワードが出てきたところで府に落ちました。
途中から同じ画像が繰り返されるのは、なくてもわかる浜辺美波さんのすみれのまなに対する優しさがより深みを増すという一面もありましたが、くどくて映画の時間短いんだから考えないとせっかくの役者の演技がもったいないような気がしました。やりたいことはなんとなくわかるけど、まなとすみれの見え方の違いがほとんどなかったから(本当はその違いを表現したかったのかもしれませんがそうするとそれは全く伝わってこない)二人ともお互いに対する想いは岸井ゆきのさんと浜辺美波さんの演技でしっかり伝わってたので、この監督さんか脚本さんは役者を信頼してないのではないのかな。。。
コメントする