GLIDEのレビュー・感想・評価
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詩のような映像
淡々としている。
映像も、引きで、かつ、1カットが長い。
しかし、すべてのカットが計算された構図で撮られており、とても詩的。画面から物語や心情が強く流れ出す。
主演の二人は大きく表情を変えないが、そこから瑞々しいほどの感情が伝わってくる。
見る人の心情や映画に求めるものによって評価は分かれるかもしれないが、個人的にはとても好きな作品。
停滞
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渋谷で2人暮らしをする21歳の兄と19歳の妹の価値観の話。
近親なんちゃらではないけれど、1DKのアパートで一つの布団で寝ている、公演のトイレ掃除のバイトをする兄と小さな会社の事務員をする妹で、このままバイトとかして好きな様に2人でサバイブしていけば良くね!?的な思想。
兄妹然り、妹の会社にやって来た男然り、人との距離感とか、自己主張の仕方とか、自分達が若い頃にもこういう人いたけれど苦手な人種です。特にこの兄妹は絡まれたら苛立ちを隠せなくなりそうw
別に必死に生きなくても良いけれど、何でそんなに母親を疎ましがるのかがみえない中で、一人で生きていこうとする様もみえず、ただ、妹の成長とも言える変化に苛立つ様をみせられて、ただひたすらに残念な兄だなと言う様にしかみられないし、特に共感できるところも刺さるところもなかった。…スイマセン、他に何か伝えたいことあったのかも知れないけれど私には読み取れませんでした。
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