BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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ジャズとは何か
――ジャズとは何か。その答えがここにある、のでしょうか? 正直、初心者ですら無い私にはわかりません。原作も知らず、大して予備知識も無かったのですが、圧巻の骨太い演奏、迫力の映像に圧倒されっぱなし。
ストーリーは難しいことも何もありませんでした。壁にぶつかることもあるけど、シンプルに成長していく野心満々の主人公達。先輩に対し「頑張ってください」はちょっと笑ったw
これは劇場で見て良かった。自宅のスピーカー、手持ちのヘッドホンであれほどの迫力のある音響で聴けるものでは無いでしょう。アニメーション技術も劇場版ならでは。実写では不可能な面白さも満載でした。
そして未来のある気持ちの良いエンディング。これでジャズ人口が増えるかもしれませんね。
10代最後の成長物語
レビュータイトル通りの作品。
友情を見たい!という方にはあまり向かないかもしれません。
構成がとても良く、作画も良かったです。
2時間でまとめているので仕方ないと思いますが、少し展開を強引に持って行っている感が否めなかったです。
ただ総合的にはとても良い作品でした。
予想通り・・・
つまらなかった。
主人公だけが得するトントン拍子なサクセスストーリー。
事故に遭った雪祈はもちろん、玉田はこの後どうすんの?いきなり解散とか知らなかったんだよね。
音楽もありきたりだし、俺上手いだろーな大のキャラとプレイスタイル、どんだけ凄いか知らしめようとする炎の演出がウザい。申し訳ないが響きませんでした。
あと、ちょっとジャズジャズうるさいな。ジャンルを強調し過ぎるのってあんまりカッコ良くない。
想像以上のアツさでした!
祖父が初めての孫娘だった妹のために買ってくれたピアノ、妹だけじゃもったいないと親に無理矢理習わされて2年半、また小学校からの親友から高校卒業時にもらったお古のエレキギターはFコードに躓き断念…と私もわずかながら楽器をかじっていた中、いつだったか好きな芸人さんが「キテるマンガ」として紹介してるのを見て興味津々、いずれ読もうとメモしたまま手付かずでしたが、映画化の報で思い出しました。
結局、原作を読む前に鑑賞することになりましたが…心を大きく揺さぶられました。
山田裕貴クン、初めて見た『ゴーカイジャー』の頃はいくらクールな役柄とは言え棒読みが酷いと思っていましたが、本当に良い役者さんになられて本作も見事に主人公大のアツさを見事なまでに表現されていました。
もちろん雪祈役の間宮クン、玉田役の岡山クンもお上手で、俳優さんが声を当てた時感じる違和感は全く無くキャスティングバッチリでした。
やっぱり何かにガムシャラに打ち込んでいる姿を見ると、胸が熱くなり自然と応援したくさせられます。
演奏の時のサックスの反射光や音の振動の視覚的エフェクトの見せ方が斬新だと思うと同時に、逆に音の出せない原作は絵だけで音をどうやって表現しているのか…
また何度か挟まれる出演者の今現在の声と思われるインタビューのVTR風映像、これも原作準拠なのかそれとも映画オリジナルの演出なのか…
やはり読んでみなければと思わされました。
クライマックス直前での雪祈の事故には声を出すくらい度肝を抜かれてしまいましたが、ラストのアンコール、3人での最後のプレイ、たまらんくらい胸が締め付けられました。
18歳のジャズ
アニメで18歳の若い青年たちの
夢を叶えるサクセスストーリー?
宮本大は才能溢れ努力家で世界一になる希望を持つテナーサックス奏者。
雪祈は4歳からのピアノ弾き、プロのミュージシャンとセッションしても引けを取らない。
玉田は宮本と同郷で同居。大学生活に目標を見出せず精神的に悩んでいたところ大に触発されドラマーに活路を見いだす。
そんな3人のチームJass、アキコさんの店で練習させてもらい力をつけていく。
ソーブルー、ってブルーノート?
雪祈が早まって自信無くすくらい鼻をへし折られたが、実力は認められていた。
一人海外からのグループと一夜限りのセッション、見事やり遂げた。
ソーブルーにも出演決まって、
3人喜んでいた時、予感はした。
案の定、雪祈が。
あのバイトやはり危険と隣り合わせ。
ピアニストならこんなバイトしちゃいけない。
手術入院の雪祈以外で穴を空けず二人で演奏。
客を感動させた。
ドラムソロのところ、
絵と音と上手く合わせていたのは見事というか、アニメでここまでできるとは⁉️
病院を抜け出して来た雪祈も入れての
最後のセッション。
カラフルな絵が出て来たけど要らないと
感じた。
3人の演奏する絵だけの方が良かったと思う。
ちょっと長すぎと感じたのは私だけ?
ここまで息つかせず観入ったのに。
宮本大は羽ばたくけど、雪祈は?
【ネタばれあり!】挑戦し続けて夢を追いかける!
サックスプレーヤーになるためにひたむきに努力し続ける大(だい)の物語。
漫画で掲載されているものが映画化されたようで、映画では上京してくるところから海外へ挑戦するまでの話が描かれてました。
ジャズへの想いが表面から伝わるというよりは、
演奏に取り組む姿勢、そのひたむきさの中に溢れた想いの強さが現れているという印象でした。やるべきことをやり続ける人には胸打たれるものですね!
私も淡々とやるべきことをやり続けてきたおかげで今の起業家としての経歴があります。
努力し続けることの大切さを改めて感じさせられる物語でした!!
漫画は、より詳しく描かれていそうなので読む機会をつくって読んでみます!
”JAZZ”そのもの!を味わえる映画
主人公3人の織りなす人生や人間模様が、まさに”JAZZ”そのもの!
大人気コミックの『BLUE GIANT』の待望のアニメーション化。
友人からおすすめされて、前情報なしで観ました♪
世界一のサックスプレイヤーになる!と大きな志を持って上京する主人公の大、
そしてピアノ奏者の雪祈、そこに初心者からドラマーになることになる俊二の3人が出会い、
トリオを組み、『So Blue』で演奏するまでの過程がまさにジャズのように色んな音色が重なり合って、時にぶつかり合って、共鳴していくまでのストーリー。
ライブ中の、心に響く音色や鳥肌が立つほどの心の唸りを見事に映像で表している作品でした・・・!
耳と目と心、目いっぱいに堪能できます。
こんな人におすすめ。。。!
頑張ったことがある人、
まさに今頑張っている人、
そしてここから何かを頑張りたい人、
みなさんの心に届くこと間違い無しの素敵な映画です♪
Jazzっていい
原作にハマって映画観ました。
頭でイメージしてたが大の力強い音や雪祈の洗練された音はイメージ通りで、体感できてすごく良かった。
オリジナル曲すごく格好いい!
でも仙台編が省力されてたから大のこれまでの努力が全然見えなくて、玉田頑張れ!って思いで見る方が多かったかな。
あともう少し演奏シーンのCGなんとかして欲しかった。
ラストは原作でこのパターンも読みたかったからまぁありかな。
喜ばしい映画化
VODにて観賞しました。
これは劇場で観た方が絶対によかったと後悔しました。
とりわけ音楽分野を任された方がプロ中のプロ。
ゆえに音源にもかなりこだわっていて、楽曲も書き下ろし。
上原ひろみさんが出ていて本当に嬉しい。
ジャズならではの間合いや難しさ、それぞれが持つプレイヤーとしてのこだわり、現場を貸し与える側のこだわり。その全てが入り混じって、絶妙な塩梅。
原作である漫画自体がすごく面白く、その上記のキャラクターが持つこだわりやその都度見せる感情、特に主人公ダイの努力。これはやはり漫画がなくては語れない。
映画でそこは特にすっこ抜けていたので、「ダイは何がすごいんだ?」と感じる人はいて、「タマダとダイは同じくジャズ素人だったのに。ダイはどうしてここまで?」とダイのすごさについては語られていないので、ここは漫画がないとどうしても原作での補完が必要。
しかし原作を知らずとも、ダイのことを知らずとも、「こいつ(ダイ)は何かヤバイやつ」と思えば、楽しめるのではないかと思う。
個人的に、
ダイは素人から並々ならぬ努力をして才能を磨いた人物。タマダは素人なりにジャズドラムを始めて発展途上ゆえのまだ光りきらない宝石の原石。ユキノリは自身の才能を持て余し、才能にあぐらを掻いた天才(とはいえ、ユキノリもかなり苦労している)。
タマダを応援するおじさんがすごく好きで、ジャズはじめ何かを始めた人を陰ながら応援している時は本当にこんな気持ちなんだよな…と感じた。ジャズバーを練習場として貸してくれたマダムの、彼らが成長して夢の大舞台に立った時、演奏した時に号泣したあの場面にもかなり心を動かされると思う。
ストーリーが人間臭くていい。何事も上手くいかない、練習をどんなにしても埋められない才能、甘えた未熟者を一喝する人生の先輩、悲劇は突然もたらされること、それを原作でも映画でも痛烈に描き切っていているのが良い。人によっては胸糞悪いと感じると思う。
ジャズの自由さ
一応ジャズファンであると自負してます。
そんな自分「ブルージャイアント」とても楽しめました。
「ジャズって長年のファンに媚びて維持するだけでいいのか」
「ジャズは感情」
「一緒にジャズをやりたい」
若い、ジャズプレーヤーの門出にいる若者達がそれぞれに思うジャズ。
どれもいい感じです。
そもそもジャズは自由なものだから、どう捉えてもいいと思うので。
一方で、上原ひろみさん達の今回の音楽は意外と間口が広く、
入りやすく美しく、しかも迫力もあって、とても素敵だと思いました。
ジャズも細分化されて名前をつけられがちですが、
それもこんな風に「みんなジャズ」でもいいと思う。
本来ジャズは自由なものだと思うので。
それから、ストーリーに関して、怪我する彼が気の毒すぎ、
こんな展開は実は嫌いです。
ですが、人生は先に何があるか分からないというのは本当。
色々ある人生の局面で、それぞれがどうジャズと向き合うのか。
それもジャズっぽいじゃないかとも同時に思い。
そうした一人一人が自分の足で自分なりに立って、
セッションするのが人生。
ジャズってやっぱり自由で奥深いなあと改めて思いながら見ました。
すごく楽しかった。
違和感しかない
ジャズというのはただの音楽ジャンルで、ジャズにも色々あるのに、ジャズジャズと連呼して、ジャズ最高、とひっくるめてしまっているのが、むしろジャズをよく知らない素人みたいで、違和感しかありませんでした。実際のジャズプレイヤーなら、まず言いません。また、ジャムセッションは初対面でもできるし、色々な人と共演してプレイを磨くことが大事なのに、固定メンバーとつるむことにこだわっていて、なんだかポップス系バンドみたいだなと思いました。某高級店での演奏を目指す?というのも謎です。やはりポップス系バンドがよく言う、目指せ武道館、的なノリでしょうか。原作を読んでいませんが、少なくとも映画に関しては、ジャズに関わっている人が作っているわけではない、というのは明らかです。
世界一のサックスプレーヤーを目指して
世界一のサックスプレーヤーを目指している宮本大が東京でバンドを組み日本最高のステージSO BLUEに立つ話
漫画10巻分を上手く映画にまとめられており、原作と違った展開だが初見でも楽しめる
最後のライブでアンコールから事故にあった雪祈が駆けつけてきて3人で最高のライブをしてからタイトル回収エンディングに入るのが素晴らしい。余韻に浸ることができる。
漫画を映像化するのに難しい音楽の部分をしっかり作っており、ジャズの良さがでている。悪かったのはモーションキャプチャーでドラムの動きが不自然で3Dアニメの悪い部分が出ている。
JAZZに魅力された
映画序盤〜中盤にかけてバンドの息が少しずつ合っていき、終盤にぴったりハマったようなあの感覚。観ていて聴いていてとても最高だった。
原作も好きですが、音があることでJAZZの空気感をより楽しめた。
THE COTTON'Sでフレッド・シルバーと共演した際の沢辺のソロ。あそこの演出が特に好きで、何度も見返す。沢辺が殻を破ったあの時、玉田の成長を見守るお爺さんと一緒の気持ちだっただろう。
120分に原作10巻分が全て練り込まれていたわけではなく、もちろん改変もある。原作ファンとしては残念な部分もあった。
しかし、最後のSo Blueでの改変は『あぁ、夢が叶った…』と胸が熱くなった。
続編が出ること願い、楽しみに待とうと思う。
コミックとつい比べてしまう。
コミックは、全巻読んでます。
僕のイメージで大の演奏の迫力を感じてたので
なんか大人しいなあって思っていた。
この東京編から、ユキノリ、玉田とのチームから
世界へ広がるんだ。
観ているうちに熱くなる僕がいた。
タイトルなし
大迫力の演奏。
後半からずっと泣いてしまった。
感情移入しすぎていて、事故のシーンが本当に辛かったが、映画館で観れて良かった作品。
最後の演奏は自分の感情が入り乱れすぎていて、それを演奏がかき消していくのがしんどかった。何も予備知識がなかったので余計しんどかった。でも見てよかったな〜と思える作品だった。
N.E.W.とFIRST NOTEリピ止まらん。
雪祈のソロのシーンと、玉田とファンのおじさんのシーンが大好き。みんな幸せになって欲しい。JASS最高!
原作も読んだけど、映画の方が好き。
原作の泥臭さが映画ではかなりカットされてて、それが見やすかった。
(泥臭さを端的に言うと、まぁ飲酒とか、女とか)
やっちまった
気になっていたのだが、劇場で観れなかった作品。漫画も未見。素晴らしい作品。音楽にかける青春。アニメはまあ、家で見ても、、とおもったが、、、。これは大音量、大画面で集中して観れる映画館で見るべき作品だった。あーやっちまった。映画館で見るべき作品ってあるよね。大画面もそうだが、大音量、高音質で。年取ったからか、輝く若者観ると泣いちゃうね。。素晴らしい作品でした。
映画だけ観ると、脇役を使い捨てるペッピーノ
原作未読ではありますが、良い評判をよく聞くので映画を鑑賞しました。劇伴好きでJazz曲もライブラリには多数含まれえうものの、Jazz通ではありません。Nat King Coleをヘビロテした時期や、上原ひろみの会場を巻き込むピアノに圧倒された経験が幾度もある程度です。大方の反応と同様に、音楽面で文句はありません。ストーリーも中盤までは愉しめました。ですが、終盤の悲劇的展開は受け入れがたい違和感がありました。
🎶
沢辺雪祈は経験に裏付けされた技術はあるが、周囲への敬意に欠けたり、アドリブで冒険できない欠点がある。その部分で彼がしっぺ返しをくらう展開は、若者の成長譚として重要だし、So Blue支配人の酷評にも納得。それでも苦しみながら努力を続け、代役として立ったSo Blueの舞台で雪祈が殻を破る展開は感動的!!
にも関わらず!! にも関わらず、雪祈は交通事故で右手を失う。母が手術等で回復し得ると励ましこそするが、左手でしかプレイできないまま映画は終わる。JASSはピアノを欠いたサックスとドラムという変則編成でも観客を湧かせ、後に世界的に成功する宮本大の武勇伝にすらなる。雪祈の負傷にも関わらず、JASSが出演を諦めなかった事は非難しない。The show must go. サックスとドラムだけでも演奏が成り立つなら挑戦すべき。ただ、韓国ドラマで有りがちな、主要人物の交通事故でお涙を頂戴する演出には吐き気すら憶えた。
この展開で想い出したのが「母をたずねて三千里」。出稼ぎから帰らない母を探す旅に出たマルコは、ペッピーノ率いる人形劇一座と暫く旅を共にする。ペッピーノは、マルコの度をネタにする。マルコが苦労した末、母と再会する人形劇を公演するが、必ず再会の直後に暴漢が放つ矢(槍?)で母が死ぬ展開を加える。マルコは酷すぎると抗議するが、ペッピーノは悲劇で観客は泣くし、泣かせた方が投げ銭が増えると自慢気で、マルコの抗議に取り合わない。
原作では雪祈にも後日譚があるようだが、この映画だけ観た感想としては雪祈の使い捨て感が酷い。検索すると東京編終了後の2017年頃に、同様の感想が散見される。今後の展開を知っている原作ファンは映画を楽しめたのかもしれないが、映画だけ観た自分にはペッピーノに対するのと同じ嫌悪感が残った。
演奏シーンがヤバい
さまざなな思いをジャズにぶつける青春映画
音楽詳しくないんですが、サックスから火花が散ったり、カメラを回しまくったり、アニメーションを最大限活用した演奏シーンの演出がカッコよく、熱量がヤバい映画でした
それぞれのキャラクターの造形も素晴らしく、本当にいそうな感があって、特に昔からやってたくせに才能がどうとか言ってるピアニストが挫折して成長していくのは感動しました また、嫌なやつを作らずに爽やかに青年たちがジャズにのめり込む様子を描いているのも気持ちよく、あ爺さんがドラムに君の成長を私は見にきているんだ、というシーンは涙なしには見れませんでした
その他にも、声優さんの真に迫った演技は素敵だし、「10代まん」みたいなワードセンスも光ってるしで、最高でした
ただ、唐突な事故展開は無理やり感があって許せなかったです
映画の世界に引き込まれた!!
あまりジャズに興味がない観客を、映画の世界にグイグイ引き込んでいくのが上手かったです。有り触れたロックバンドの話ではなく、ジャズバンドなのが良かったです。ドラムの子が初心者なのも良かったです。「君の成長するドラムを観に来ている」で泣きました。雪祈がクラブの早期出演に拘り、またオーナーがダメ出ししたり出演させたりを繰り返さなければ、偶々の事故にも遭遇しなかった気がするので、こういった因果律というか、人生の抗えざる力を表すのが上手かったです。夜な夜なステージに立つ高揚感がありました。原作にあるのかは分かりませんが、色恋沙汰を排除し、また安易に実写にしなかったのは英断だと思いました。後日談カットの挿入は、何か気取った印象でした。
演奏シーンが良い
原作を読んでないけど、楽しめるんじゃないだろうか
映画館の音響で観たかった
やっぱりジャズってかっこいい
ドラムも初心者からだんだん上手くなっていって、お爺さんから応援してると声をかけられた時、ドラムソロの時は感動した
ピアニストの事故はなんとなか予感がしたけど、まさか復活して一緒に演奏するなんて想像できなかった
人生、のめり込むモノを見つけた人が幸せだ
だから、うらやましくなるし、悔しくなって、惨めになる
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