BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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恥をかかずに大人になった人はいないのです。
これは、映画館で観る映画だと思う。
音楽が、ホントによくて、臨場感があった。
上映時間の半分以上は泣いていた…この前に観た「エンドロールのつづき」で大分涙腺緩んでいたからかもしれない、ハンカチ持参でよかった。
最近、リズム担当のドラムやベースの音が好きで、今作でもドラムに注目して聴いた。
ドラム未経験の玉田君が、あの短期間でプロのステージに立つことがどんなにすごいことか、素人の私でも分かる。
玉田君にホント拍手を贈りたい。
1年の回り道くらい、この体験のためならなんてことない。
ライブにお母さんを招待してあげればよかったのに~と母目線の私は思った。
沢辺君は、一番ドラマティックな役所。
真っ向から自分の欠点を指摘されるのはキツイ。
でも、伸びしろがある人にしか、他人はそんなことしない。
沢辺君が脱皮していく姿に泣いたよ…。
予定調和的な展開を期待していたら、まさかな展開。
最後までドキドキした。
SO BLUEでのライブは最高だった!
アンコールは、私も観客同様ビックリだった。
エンドロール後にもワンシーンあるので、できれば最後まで席を立たないことをお勧めします。
青い光が駆け抜ける!
炎に揺らぐ、ジャズの音楽でした。
仙台から東京に、世界一のJAZZ
サックス奏者になりたい夢を叶えるべく
上京した大、運命的な出逢いをした幸祈の
ピアノ、東京で一緒に暮らし始めた玉田の
ドラム、仲間との篤い友情が描かれていました。情熱の魂を揺さぶるサックスの響き
幸祈の迸る汗のピアノの旋律、
玉田の熱気の込もったドラムスティックを
持つ姿勢、3人の晴れ舞台を心から喜び
涙するジャズ喫茶の店の女性
あの日のライブはとても青く光っていた。
最後に旅立つ大、3人を応援したいと思いました。ジャズを愛する気持ちが伝わってきました。
原作未読でも楽しめます!もっと観に行ってほしい!
原作自体も一巻読んだぐらいの知識で行きましたが十分に楽しめました。
『ジャズ』というあまり馴染みのない題材で敬遠しがちな人達にもドルビーアトモス&大画面で是非観てほしいです!
個人的にも映画館でこんなに泣いた・衝撃だったのは『君の名は』以来です。
原作を知らないトランペッター
自分は主に吹奏楽、時にビッグバンドをかじる程度のトランペッターです。漫画の存在は知っていましたが、音楽を漫画に出来るのか?との思いから一度も読んだことはありませんでした。映画化されたことを知り気になっていたので観てきたのですが号泣ものの映画でした。
音楽に携わっているからか、感情移入し過ぎて何度も何度も号泣してしまいマスクが濡れてしまう程でした。
ネタバレになるので内容には触れませんが登場人物皆カッコいいです!
ステータスは音楽に全振り
ゲーム脳なタイトルをつけてしまうけれど、もうとにかく音楽に全能力を注ぎ込みました!と言わんばかりの作品という印象だった!
なにせあの上原ひろみが名を連ねている作品。
そりゃそうですよね、観なくたって判る。判ってたけど、見たらそれでも音楽のチカラに圧倒される。
涙したライブシーンが何度あったろうか。。
音を主役にするというのは映像表現も塩梅が難しいのではないかなと思うけれど
1番最後のライブの絵がとにかくよかった。
音を盛り上げるための映像として。
岡山天音はこの、主役をななめ後ろから見てますみたいなポジションの役が本当にハマるように思う。
間宮祥太朗は持ち前の器用さが活かされていたような。
山田裕貴はちょっとイメージ違うかな?と鑑賞前は思っていたけれどこういう役もいけるんだなぁ。
Dolby Atmosで鑑賞
前日にレッチリのドーム公演に参加して興奮冷めやらぬ翌日に新宿のTOHOシネマズで最前列リクライニングシートで鑑賞しました。
大スクリーンにDolby Atmos、リクライニングシートで観劇を遮るもののない環境、凄まじい没入感でテンポの良い展開とJAZZ。
内容は他の方が述べているので割愛しますが、少しでもいい環境の劇場で観るべき傑作、涙が止まりませんでした。
音楽と映像表現から溢れ出る感情にひたすら感動
〇音楽と映像表現から溢れ出る感情にひたすら感動
原作を読んでいると、「漫画で音の表現をここまで読み手に伝えられるものなか」と感動したが、この映画では「音楽とアニメーション効果で、現実のような臨場感とキャラクター達の感情をここまで視聴者に伝えられるものなのか」とひたすら感動しました。
特にこの映画はキャラクター達が直接的に音楽を評する言葉は少ないが、
言葉は不要と言わんばかりに感情が溢れ出ている。
圧巻の音楽とともにサックスのベルから迸る風圧の描写、ロックアイスに佇む演者の表情など、状況に合わせて変化する視覚から訴える表現は秀逸。
視聴者側は言葉で投げかけられるような迷いは無く、ダイレクトにただただ感動する。
〇主要3人以外の脇を固めるキャラクター達の表現も最後まで丁寧。
JAZZ TAKE TWOのアキコ、師匠の由井、So Blue の平、 Seven Spotのドラム好き常連爺さんとチラシもらったリーマン、レコード会社の五十貝、大の兄や妹など。
表情の変化、ちょっとした挙動どれもとても丁寧に表現されている。
その一挙手一投足から感情を読み取ることができて共感してしまう。
●ひとつ残念なのはアニメーション効果は良かったのものの、
3DCGのクオリティは既存のアニメ映画より相対的に劣っている。
演者の動きのリアリティを求めて、
モーションキャプチャから引っ張ってきているのが原因と思われるが違和感は拭えない。
このたった一つのみが残念。
私自身とても感動してアニメ映画で初めて泣きました。
次作さらなる改良を心から楽しみにしています。
音楽に圧倒される
原作漫画を読んでいないので、たぶんあるであろう様々なエピソードは分からないけれど、ジャズの素晴らしさは十二分に伝わってくる、感動さえ覚える演奏と曲の数々だった。
人生で数回程度しかジャズクラブへ行ったことが無い私でも、ジャズのという音楽の持つ魅力を強く感じることができ圧倒された。
物語の最期は、ジャズクラブのママの心境になりウルウルしてしまった。
日本でこんな本格的な音楽映画ができるなんて嬉しい。
作曲&ピアノ演奏の上原ひとみさんの力が凄いんだろうと思うし、サックス奏者の演奏も力強くて素晴らしかった。
アニメーションは正直苦手だけど、この映画はアニメで良かったと思う。
山田君の声も好きだし。
久しぶりに音楽で心震えた気分。
観終わると、ジャズクラブに足を運びたくなる映画だ。
ジャズやるべ!
tohoシネマズ六本木ヒルズ
スクリーン7 ドルビーアトモスで鑑賞
評判通りの素晴らしい作品でした
原作10巻を120分に上手にまとめたなと
ライブ、演奏シーンがいい
声優の3人の俳優がとてもよかった
タレントを起用した成功例だろう
大のエピソードが弱め?
玉田、雪祈のエピソードが強めで、
クライマックスのライブは
もう演奏が始まる前から涙が滲み出てしまう
これは映画館で見るべき!
そしてsupremeの映画化にも期待!!
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2023/10/27
toho日比谷 スクリーン5ドルビーアトモス
アンコールリバイバル上映を鑑賞
ライブシーンで鳥肌。まんまと泣きました。
ジャズやるべ!
はい。良く私のやんちゃレビューにを覗きに来て頂きました。ありがとうごさいます。
まずは映画と関係ない話しをさせて頂きます。つい最近、この映画を観た次の日、近くの椿の木で鳥の声が聞こたんですよ。なんと・・・
ウグイス!
東京23区の大きい緑地は結構行ってますが、初めて目撃したんです。鎌倉とかでは声は聞いたことはあります。しかし警戒心が強いので姿を見る事は出来ない。
ウグイスは居ないと思っていました。ウグイス嬢はいます。選挙の投票日前日に「最後のお願いに参りました」連呼します。
うるさいよ‼️
ただねえ、このウグイスは致命的に下手。一流のウグイスは、ホーーー ホケキョ ためがいい。ちゃんと一拍休符を入れてね。
鳥の呼吸 壱の形 序破急
そんな大層なもんじゃねえ‼️
まだ若いウグイスなんだね。頑張れよ。
さてとジャズの話しです。
もう最初に言っちゃいますが、ジャズは門外漢。なんとなく酒場で「ムーン・ナイト・セレナーデ」が流れてるイメージ。
アームストロングって言ったら、月を歩いた人?
ニールじゃねえ!ルイだよ!
なんか腕相撲が強そうな名前。
直訳かよ‼️
テナーサックスって言っても「テイク・ファイブ」くらいかなあ。それかストリップコントで「タブー」
酒場放浪紀で「エジプシャン・ファンタジー」
良く言われる言説は承知ですが、音楽って音を楽しむって書きます。そんな感覚で良いのかな。
この作品はティーンエイジャープラス音楽。そんな感じかなあと・・沢山観てきましたよ。そんな映画。
「青春デンデケデケデケ」「リンダ リンダ リンダ」「スウィング ガールズ」「くちびるに歌を」「響け!ユーフォニアム」「20歳のソウル」
日本映画のみですが、大体私は最後のシーンで泣いちゃうんですね。ちょろいです。作り手の掌の上ですよ。
私が筋斗雲で世界の果てに行きます。五つの岩が有って行った証拠に真ん中の岩にバッテンを書きます。
帰って三蔵法師様に報告すると三蔵法師様の中指にバッテン!
うーん、相当ちょろい。
はい。この映画も泣きましたよ。ちょろいシネフィルですからね。でも演奏シーンは出色の出来なんですね。
過去のフラッシュバックのインサート。オーディエンスのリアクション。かっこいいエフェクト。カメラもグルグル回る。ピアノの指の動きが神。モーションキャプチャーで。鍵盤の上を蝶が舞ってます。音楽も全面的に上原ひろみさんが協力。作曲と演奏もしてね。鳥肌。
もちろん、テナーサックスの馬場智章さんの人を惹きつける音色も最高。鳥肌。
ドラムは素人から入魂の演奏までを音色に込めた石若駿さんも最高。鳥肌。
そりゃあ感動するでしょ。
最後に声優さん。宮本大 (CV 山田裕貴 )bx テナーサックス。沢辺雪祈(CV 間宮翔太朗) by ピアノ玉田俊二(岡山天音)by ドラム
よく見る方々。声優マニアの方は一家言あるかもしれませんが皆様、熱演でございました。
帰りにパンフレットと一緒に原作の一巻買っちゃったもん。仙台編しか描いてなかったけど。
インタビューシーンは何かの伏線なんかなあ?気になって気になって。多分読むな・・・全巻。
あとねジャズ喫茶とかライブとか敷居が高かったんだけど行ってみたくなりました。検索しちゃったよ。市川か錦糸町か。扉が厚くて行きづらかったんだけどね。ジャズって面白いじゃん。熱いじゃん。行くよ。私は。必ず。
観て良かった。とっても。あとね東京の風景が綺麗なんですよ。新宿、銀座、新橋、ベイエリア、隅田川、スカイツリー、東京タワー、柴又、葛飾シンフォニーホール、川の上の高速道路。
なんかね、東京観光をした気分になりましたよ。川の向こうのスカイツリーからして江東区在住かな。
続きが観たい。本作の興行収入によるな。皆様観に行って下さい。お願いします。
最後のお願いに参りました。
うるせえ‼️
ジャズ好きな方
青春映画好きな方
例に出した映画が好きな方
男子3人のわちゃわちゃが好きな方
アニメが好きな方
東京の風景が好きな方
そんな方々へのギフトです。
お付き合い頂きありがとうございました。
アオハル炸裂!酒と女では無い一途な若者にやられた!
こんなにもひとつの思いを熱く語るアニメはあっただろうか。
東京に出る目的が、一途にジャズをやるため。その魂の叫びを聞いた人達はみな宮本大とそのテナーから振り絞るサウンドの虜になってしまう。
漫画の噂は聞いていたが、ちょっとうっちゃっていたことを後悔。
忘れていたなにかに真剣になる気持ちを思い出させてくれた映画でした。
主人公宮本大(山田裕貴)は作画の強い眼差しとよく合っていた。ビアノの沢辺雪祈(間宮祥太朗)はクールでちょっとタカビーな感じとよくあっていた。声優?とおもたよ。玉田俊二(岡山天音)は、天才ふたりに挟まれてどうなのと思ったけど、こちらも一途に短期間で上手くなった。純粋さと熱意では2人に負けてなかった。天音素晴らしい。
ラストの方で起きるある事件は、あまりの衝撃にしばらく空いた口が塞がらなかった。
しかし、思い返せばフラグは立っていた。
そしてあの感動のラストシーンに繋がる。
みなさん見て損のない映画です。映画好きジャズ好きにとどまらず、音楽好きなら、いや誰でもこの映画を見て大いに心を揺さぶられて欲しいと思います。
ただ一つだけ
途中の演奏シーンで3DCGが使われておりそこだけ違和感がありますフルCGにポリゴンが紛れ込んだかのような違和感。恐らくあの効果を出すための選択なのだろうけど、むしろそこだけ実写にして、アニメ的に処理した方がよかったのではないでしょうか?それだけマイナス
音楽は良い。でも映画としては普通。
昔からのジャズファンとしては、ジャズが正面から取り上げられる映画が作られることはうれしい。確かにジャズはほとんどオワコン化していて、おっさんかマニアしか聞かない音楽になっていた。
というか、ジャズ自体が変化していて、ヒップホップやクラブミュージックに取り入れられて多様に変化したというのが正しいと思う。
この映画で初めてジャズに触れて、ジャズの即興演奏の持つグルーブ感のカッコよさを知った人も多いと思う。そういう人はジャズを聴き始めてほしい。
自分のお勧めバンドは、「indigo jam unit」。YouTubeにライブ動画が多数あるからチェックしてみて。カッケーよ。
内臓をひっくり返して月に行く
そういや、宮本大のソロの映像には喉から食道、胃の中へと進むといったイメージのものがあったけど、やっぱり圧巻は終盤の宇宙映像ですね。さすがにピアノだと内臓がひっくり返る映像は無理だったか・・・てなことで5点付けてますけど、不満もあったんです。運指が音楽と合ってなかったり、演奏中がポリゴンのような映像だったり、大がのけぞる前にドジョウすくいのようなポーズになったりと・・・いや、それでもカッコいい!
上原ひろみ監修の音楽に圧倒されるばかりで、声優については何も思いつかなかったのですが、サックスとピアノによるソロの掛け合いなんてバトルと同じ。ドラケンとキサキの対決のようです。
そんなトリオ「JASS」を結成した宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二。編成はサックス、ピアノ、ドラムです。普通ならベースも入ってカルテットになる感じですが、サックスとピアノが力強い演奏していればベース音まで聞えてきそうな雰囲気。
この編成の演奏は一度だけコンサートで観たことがあります。山下洋輔、坂田明、ドラム(忘れました)。凄まじかった。いつピアノが壊れるのか、いつミジンコが飛び出すのか・・・山下洋輔凄い!って感じでした。TVで初めて上原ひろみの演奏を観たときも衝撃でした。指の動きが見えないくらい高速だし、全体重を鍵盤にぶつけるような雰囲気。キース・エマーソンガが鍵盤にナイフを突き立てたときと同じような衝撃。
もう、胸アツ、脳みそ崩壊、涙がはらわたを突き抜ける感覚。18歳の小僧たちにこれほどまでやられるとは・・・しかもアニメだし。そして、予想外の展開。ロックバンドと違い、演奏するメンバーは常に一緒ではないなどと言ってたから、ついつい玉田くんがついて行けなくなるかと思いきや・・・面白い!
多分、映画館でしか味わえない感覚。まるでライブハウスの客と一体となったかのような感動。曲が終わるごとに拍手したい気持ちになったのも初めてかも。ラストも感動的だったけど、好きなのはカツシカJAZZフェスティバルかな。あと、最初から玉田くんを追いかけていたオヤジと金田豆腐店。インプロビゼーションという言葉を使わなかったのもわかりやすく良かったかも。モードジャズとかクールジャズって言葉は使ってたのに・・・
ずっと鳥肌の感動作!
漫画を読んで、どんな音が聞こえるのか
期待マックスで観に行きました。
結果、期待以上の感動で、JASS最高!
大、雪祈、玉田役の声優、
山田、間宮、天音くんの3人とも
役柄にピッタリでした!
漫画の原作よりラストが贅沢でさらに涙涙。
映画の可能性
圧倒的なものに触れると終わったときに何も考えられなくなるが、この映画はまさにそれだった。
映画は観るものという概念を覆すほどの音の強さ、音楽の強さ。
生のLIVE以外でもこんなにも熱くなれるものなのか。
こんな作品に出会えるなんて映画の可能性は無限大だ。
音が聞こえる漫画の「音」を現実に聞かせてくれた
原作マンガで描かれた「音」を見事に
現実の「音」にしてみせた上原ひろみさんの
手腕が何よりも素晴らしかった。
CGが追いついてないシーンもあったが
中盤から後半にかけてのソロ演奏パートは圧巻。
最高の映像体験をさせてもらった。
汗と涙まみれの唯一無二のジャズアニメ。
ジャズの本質であるパッションが
実によく表現されていたと思う。
音にゾクゾクした
仙台の高校生・宮本大はジャズにのめり込み、毎日河原でサックスを吹いていた。高校を卒業し上京した大は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込んだ。ある日、ライブハウスで同世代のピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は彼を誘い、ドラムを始めた玉田と3人でバンドJASSを結成した。大と雪祈と玉田は、日本最高のジャズクラブに10代で出演することを目標に練習に励み・・・てな話。
声優が山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音と名の知れた俳優を使ってて違和感なく良かったと思うが、なんといってもサックス、ピアノ、ドラムの演奏が素晴らしい。
上原ひろみが自らピノを弾き、サックスの馬場智章、ドラムスの石若駿と、一流ジャズ奏者の演奏は必見?必聴!
音響の良い映画館でコンサートを聴いているようで凄く得をした気分だった。
ジャズ好きの方は是非。
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