BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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さあ、お前はどうする?
演奏シーンのエフェクトが素晴らしい
ライブシーンの没入感がハンパないジャズバンドのアニメ。 本年度ベスト!!
バンド系の映画が好きなので気楽な感じで鑑賞。
メッチャ熱いストーリーで大満足。
この作品にはやられました!
仙台から上京し一流のサックスプレイヤーを目指す宮本大。
ピアノの先生を親に持ち4才からピアノを弾く沢辺雪祈(サワベユキノリ)。
東京で大の居候先の住人の玉田。
この3人がバンドを組んで日本の最高峰のジャズクラブでの演奏する事を目指すストーリー。
サックスを始めて3年目の大。
かなりの努力家って感じのシーンが熱い。
大に影響されジャズに目覚めドラマーを試みる玉田。
音楽教室に通ったり電子ドラムを買い本気度はマックス(笑)
出だしから順風満帆に進む展開が怪しい(笑)
案の定、ピアノの沢辺が自分の才能に挫折する展開。
さらにそれを上回る衝撃的な事件が起こりスクリーンに釘付け。
大が東京で最初に訪れたジャズクラブのママ。
彼女が彼らを支える感じでポイントが高め。
終盤のライブシーンの表情がとても良い!
そのライブシーンの没入感が凄い!生のライブを観ている感じで、アンコールの演奏は圧巻!
ラストの展開は悲しいけど続編が出来る事を祈るばかり。
音響の良いスクリーンで観たからなのか?
低音がお腹にズンズンと響いたのも良かったです( ´∀`)
映画館でこそ"音"を楽しめる映画
評判以上の作品だと思うし、十分楽しませてもらいましたが……
原作未読で、評判以上の作品で十分楽しませてもらった上でですが、あえて下記2点は指摘したいです。
・彼らの未来の予期させるようなインタビュー映像風の演出
・クライマックスでの交通事故起因によるメンバーの離脱
前者はある程度のボリュームの原作を2時間にまとめる上で、効果的と思って映画版スタッフが付け加えたものでしょう。彼らの成功が物語の延長線上に見えていることは十分承知ですが、その証言を早めに入れすぎていてシラけます。さらに、玉田が早々に後のトリオから離脱することをあのタイミングで知らせる必要はないはずです。
後者は原作がそうであったのでしょう……、それを予期させる展開や演出もありましたが……、一本の作品としてすっきり見れないです。
作品のクライマックスの盛り上げとJASS解散のために、作中の人間とはいえ、一つの才能を都合よく潰したようにしか見えないため、最悪の展開です。
左手でピアノを弾いていたユキノリと出会い、左手でピアノを弾いていたユキノリと別れる、という意味で美しく物語的にも一致しますが、演出の手段としては非常に安易と指摘せざるを得ません。
後、ダイジェスト的展開のせいか、大のことがあまり好きになれませんでしたね。これは原作を読めばいいのでしょうが、上記のような展開を知っていて読む気は起きません。
好きを極めるワクワク
胸熱なジャズの世界
原作未読。スッと物語が入ってくる構成で、原作未読でも分かりやすかった。
何より音楽!!!
アニメーションとは思えない滑らかさと、ジャズの音楽が素晴らしかった!演奏時、登場人物がなぜこの楽器をやっているのか何を表現したいかなど構想してるシーンがあって、現実ではただの演奏シーンだけど、登場人物の思い入れが分かってアニメーションならではの表現が好きだと思った。
個人的に好きだったところ
・主人公の大が真っ直ぐにジャズを愛していて打ち込んでいる。ひたむきに努力できることも才能。
・沢辺くんがソーブルーの方に叱られて自分の至らない部分に気づき、直す謙虚さ。豆腐屋さんにサインを渡すところは、心の中で拍手を送った。
・たった3ヶ月でめっちゃドラム上手くなってる玉田くんそりゃ大学の単位落とすよね〜とは思った。
演奏時に聞こえるブレス音が違和感なく、俳優さんたちはたくさん研究されたんだろうなって思った。
何かにひたむきに努力できる人は、素敵だと思った。
人、音楽、映像、声、全てに拍手を送りたくなる作品。
原作既読未読関係なく、3DCGがショボくても見ておくべき映画
原作未読、映画情報一切入れずに見てきました。
見てすぐ原作全部読んで
2回目見てきました。
まず3人の声が俳優さんだというのを
後で知って驚きました。よかったです。
ストーリーは2時間の中に収めることを考えたら
かなりパッチワークされてますが妥当なように思います。
ただ師匠とのやり取りがなく、「半年レッスン受けた」という大のセリフと
インタビューでしか出てこないので、どうしても大の演奏の裏付けが
乏しくなってしまい、初見はちょっと違和感ありました
(そもそも師匠なんだって、ちゃんとわかってなかった)。
あと、沢辺の So Blue のライブが Cotton's に変更されてたのは
よくよく考えてみると、沢辺が先に So Blue に出て、JASSとして出ないと
上原さんのJASSとしての演奏が So blue で流せないし、
原作とは違って、最後のライブが映画の見せ場なので、
音源的には別撮りでしょうから、多分2人の演奏として流すこともできるんでしょうけど、
最後のライブのシーンが盛り上がらないから演出上しかたなく
変更されたんでしょうね。
ただ、車に正面から直撃されて数時間手術で生死をさまよった翌日に
病院脱走して演奏っていうのは、流石に無茶が過ぎて違和感ありますがw
まあ実は弾けます、弾きますの方が盛り上がりますからね。
しゃーないのかなーって思います。
音楽は素晴らしいですね。
普通にライブ感覚で音楽聴くためだけに
見に行っても良い、というか行きたいクオリティだと思いました。
So Blue は、ロビーとかフロアの様子とかかなり実際の雰囲気出てましたね。
ライブシーンでは1曲目終わりに普通に拍手しそうになりました。
映像は誰もが感じるんじゃ無いかと思いますが、
演奏シーンの3DCGは違和感ありすぎで、いらなかったように思います。
THE FIRST SLAM DUNK 見た後でというのを差し引いてもひどい。
リアリティを上げるために入れてるCGの方が
手書きより違和感あって、むしろリアリティを損ねているってのは
シャレにならない。。。
THE FIRST SLAM DUNK の井上監督は
3DCGしか選択肢が無いけど違和感出たら意味がないということで
徹底的にリアルを追求されたようですが
映画見た感じ、引きで演者を同時に動かさないとってシーンもそんなになかったし。
シンバルのアップとか、客席からステージ上がるところとか、
そこCG必要なの?って正直思いました。。。
大はまだマシだったように思いますが、
沢辺とか首ふり人形みたいだったし、玉田も顔がへんてこでしたね。
そもそも原作は音無しでも読めるんだから
映像だって、というか映像こそ素晴らしい音楽があるのだから
運指とか演奏をきっちりかっきり動かそうとしなくても成立した気がします。
もしかしたら、動きの再現の為というよりも
アニメーターの負担軽減や納期、予算の問題なのかも知れませんが。
全体的にとても素晴らしいだけに
あの違和感は、本当にもったいなさ過ぎるように思いました。
残念。
まるで、悟空とベジータの究極の闘い‼️
原作未読、全然OK!!
ジャズの魅力は少数精鋭なところがクラシック音楽と違うところ。こじんまりとした環境で音を鳴らす個性豊かな三人の男たちによる青春と情熱をジャズを通して見事に描き切っていました。
テナーサックスに絶対の自信を持つ宮本、冷静で現実主義のピアニスト沢辺、宮本に影響を受けてドラムを叩くことを決意した玉田。この三人が十代の節目としてジャズの大舞台「SO BLUE」を目指す青春アニメ。
演奏ばかりだけではなく、泥臭いバイトをしている様子がさらにジャズに対する情熱に拍車がかかっていて「キャラクーの意外性」の多い描写があって楽しめました。また、ドラム未経験の玉田がどのように二人の後を追いかけるシーンも面白かった。
リアリストの沢辺が高級ジャズクラブ「SO BLUE」の支配人・平の「JASS」に対する批評のシーンが個人的にお気に入り。プライドの高い間宮が酷評されたシーンは自分の胸に突き刺さる場面でもあった。技術云々よりも人に対する態度や音楽に対する姿勢を平さんに指摘された瞬間は今作のターニングポイントだと感じました。そこから間宮の奮闘振りは感情移入せずにはいられませんでした。
実写俳優が声を当てているとは思えないほどクオリティが高い作品で、期待を大きく上回る映画でした。
青く光り輝く音楽に酔いしれる。
悪くは無いが解釈違い
ジャズが好きだと公言しているジャズにわかとしてぜひ見なければ行けないと思い、見に行ってみました。
正直もっと渋いものを期待していたので、自分の予想と大ハズレだったことにまずびっくり。そして演奏がぬるぬるCGだったことにまたびっくり。
主人公がなぜジャズが好きなのか、玉田がなぜジャズを続けているのか、なぜSo Blueに来た観客たちは泣いているのか。
ジャズに高い敷居を感じる大衆たちにジャズとは何なのか、という答えをくれる映画ではありませんでした。
強いて言うなら「ジャズって、なんかいいな」が答えだったのかもしれません。
宮本のテナーサックスというエネルギーの塊をひたすらただ塊のままに観客にぶつけていた、というのが終わってみての感想です。
それがジャズなのかもしれませんが、私にとってのジャズではなかった。それが映画終わりに感じた空虚の原因なのかもしれません。
これ以上言ってしまったら、大衆の目に触れさせるものではありませんのでネガキャンような表現はこれにて失礼します。
演奏時の演出はとても面白かったです。
先程述べたエネルギーの塊をとても感覚的に、情緒的に、ダイナミックに表現していました。泣きはしませんでしたが、観客が思わず聞き入ってしまうものだと思います。
またその演出が、上原ひろみの音楽をより視覚的に表現し、わかりやすさを産んでいたと思います。
あのダイナミックかつ唯一無二な演奏は、「わからなーい」の一言で済まされてしまいがちだと思います。それを一言で済まさせない、上原ひろみを私たち一般人の分かるところまで翻訳してくれる演出だったと感じました。
音楽に関して素人の私が言うことはありません。ピアノソロ覚醒後の演奏時は、まさに今そこで上原ひろみが弾いているような幻覚に陥りました。
見に行っておいて良かったな、と帰り道に感じられる映画でした。
エンターテインメントは非日常空間を作りその空間を支配する
120分間のジャズの世界への片道切符。ジャズは歌詞がないようなオーケストラの演奏というイメージを持っていましたが、それは大間違いでした。エンターテイナーが自身の魂を売り出す音楽です。負けるのを恐れずに、恥ずかしがらずに自分の最大限をさらけ出す自己表現が音楽です。たった10%の可能性をポジティブに捉え、自分とチームに誇りを持っている主人公。自分が本当にやりたいことは何か?一生後悔しない決断をしたときの力と成長は恐れしく。ファンとして追いかけ何回も足を運んだ際に追いかけてよかったと思う彼らの成長を体感した際は涙が出てきます。選択肢には正解がない。しかし、色んなマイナスな他の要素が邪魔して来ます。一区切りの際に自分たちが最強だったな、やってよかったなと思う選択とその選択を信じ続ける自分とそれを応援する仲間を大切に今を後悔しないように思いついたことは行動できるといいですね。
4.3カッコ良かった♪
JAZZのライブに行ったような高揚感
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