「ジャズの自由さ」BLUE GIANT そこらてすさんの映画レビュー(感想・評価)
ジャズの自由さ
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一応ジャズファンであると自負してます。
そんな自分「ブルージャイアント」とても楽しめました。
「ジャズって長年のファンに媚びて維持するだけでいいのか」
「ジャズは感情」
「一緒にジャズをやりたい」
若い、ジャズプレーヤーの門出にいる若者達がそれぞれに思うジャズ。
どれもいい感じです。
そもそもジャズは自由なものだから、どう捉えてもいいと思うので。
一方で、上原ひろみさん達の今回の音楽は意外と間口が広く、
入りやすく美しく、しかも迫力もあって、とても素敵だと思いました。
ジャズも細分化されて名前をつけられがちですが、
それもこんな風に「みんなジャズ」でもいいと思う。
本来ジャズは自由なものだと思うので。
それから、ストーリーに関して、怪我する彼が気の毒すぎ、
こんな展開は実は嫌いです。
ですが、人生は先に何があるか分からないというのは本当。
色々ある人生の局面で、それぞれがどうジャズと向き合うのか。
それもジャズっぽいじゃないかとも同時に思い。
そうした一人一人が自分の足で自分なりに立って、
セッションするのが人生。
ジャズってやっぱり自由で奥深いなあと改めて思いながら見ました。
すごく楽しかった。
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